To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:56(2004.10.25)

「行政政首都移転違憲審判」抗議、住民の抗議集会続く

北東アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
北東アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
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 Calender
カレンダー 

 

10月18日(月)

 北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長が18日、北京到着

10月19日(火)

 ウリ党、「四大改革法案」提出

10月20日(水)

 検事総長、ウリ党の国家保安法廃止及び刑法補完案に異論

10月21日(木)

 パウエル米国務長官が今週末から日本、中国、韓国を訪問

10月22日(金)

 韓国憲法裁判所、首都移転計画は違法判決

10月23日(土)

 北朝鮮、支援食糧を国内市場で販売

 


Government
政府、政党

 
パウエル長官、25日に訪韓、26日に外交長官会談



日本、中国に続き、パウエル・米国務長官が25日に韓国を公式訪問する。


パウエル長官は訪韓期間である26日に 盧武鉉大統領を表敬訪問、ブッシュ大統領の安否を伝える。それ以降、外交通商部で外交部長官と会談を持つと外交部が24日に明らかにした。


両者会談で両国の外交長官は、米大統領選挙以後、早い時期に北核6者会談の開催推進、国内一部科学者等の核物質 実験問題、米の北朝鮮人権法案発表等の主要懸案に対して幅広く意見を交わす予定だ。


両長官は特に、駐韓米軍のイラク抽出 及び韓国軍のイラク追加派兵、龍山基地移転合意、駐韓米軍の縮小及び再配置など今年の主要韓米同盟懸案に対して協議するものと見られる。

しかし、分担防衛費で駐韓米軍のC4I(指揮、統制、通信、コンピュータ)現代化費用に対する米国の要求と関連し、両国長官がどのような立場をするのかが注目される。

 

 

Mass■世論、市民運動


「行政首都移転違憲審判」抗議、住民の集会続く



24日午後忠南燕岐郡南面で開かれた「憲法裁判所及びハンナラ党糾弾大会」では、400余命の住民は憲法裁判所とハンナラ党を象徴するカカシを燃やした。

この地域の農民らが集まったことは憲裁の「新行政首都建設特別法」の違憲 決定以後初めてだ。違憲決定以後、絶望に陥った農民が徐々に集団的に憤怒を表出する様相を見せ始めたのである。


農民らは自分らの意志とは関係なしに この地域が政治圏により新行政首都に決定されたが、またその決定が反復され、その被害をそのままかぶった。農民らはカカシ火あぶり式、落髪式、血書書き取りなどを通し、生存権まで 揺れる状況を訴えて、行政水道を移転してくれることを要求した。

農民らは声明書を通し、「憲裁の違憲 決定はソウル中心主義とソウル利己主義を正当化するためのソウル居住憲法裁判官等の法論理的遊戯にすぎない」としながら、「憲裁の決定を絶対受け入れることができない」と明らかにした。


彼らはハンナラ党に対しても「自身が 産んだ子供(特別法)を否定する父母が 国民の尊敬を受けることができるだろうか」とし、「必ずハンナラ党は審判する」と話した。


集会に参加した50代の農民李某氏も、「元来特別法はハンナラ党が第一党である時、通過させたことではないか」としながら憤慨した。

集会現場で会った農民の相当数は、首都移転以後にも農作業を続けるために 補償を受ける土地を担保に他の地域に 土地を買った人々だった。


林某(50)氏は今年初に私財と借金を 合せて1億6千余万ウォンで2500坪あまりの田を買っておいた。坪当たり3万ウォンだった地価が6万ウォンに2倍以上も上がった時であった。

しかし、今回の違憲決定で彼は莫大な借金の上に居座る境遇に陥った。林氏は「お互い話をしないからわからないけど、大部分の人々が私のように 借金を得て土地を買っておいた」とし、「だれにも訴えいることができなくて、ただ気苦しい」とため息をついた。


徐某(64)氏も、「今回の決定で心がちぎれちぎれ裂けた」としながら、「死にたい」と伝えた。安某氏は「首都移転の話が出てくる前にここは皆が兄弟のようにすごし、真に平温で人情が厚い所だったが、いまはあたかも廃虚のように変わった」と 声を揚げた。


燕岐郡地域の農民らが被った被害は、正確に集計されてないが、農民らが銀行で借りたお金だけでも、数百億ウォンに達するという予測も出てきている。


燕岐郡の農民らは近いうちに、「被害対策委員会」を設けて、首都移転違憲 決定に反対する集会などの活動を本格的に繰り広げる計画だ。


これと関連し、25日には、ノサモ、市民団体により、憲法裁判所の違憲決定に対する抗議集会が予定されている。

 





NorthKorea
朝鮮の動向


北 「隠れている英雄を見習おう」



北朝鮮の労働新聞は、23日に「隠れている英雄・隠れている功労者」を見習うことを全社会的な大衆運動として繰り広げることを促した。


労働新聞は「先軍時代の隠れている英雄・隠れている功労者」を「革命と建設に対する主人らしい態度、革命任務に対する責任性を完全に体質化した人々」だと明らかにした。


労働新聞はこの日の社説を通し、「先軍時代の隠れている英雄・隠れている 功労者を見習うことは、強大国建設の あらゆる分野ですべての高調を引き起こすための事業」とし、「あらゆる部門、単位では隠れている英雄・隠れている功労者を見習う事業を展開、事業で根本的な革新を起こさなければならない。」と強調した。


新聞はまた、「皆、先軍時代の隠れている英雄・隠れている功労者のように 祖国と人民のために献身する真の愛国者になろう!」というスローガンを提示した。


特に文学芸術、出版報道の部門に対して、「隠れている英雄・隠れている功労者等の思想精神世界と闘争気風を反映した文学芸術作品等と宣伝教養資料をたくさん生産し、国全体が英雄的闘争精神と愛国的熱意で沸き立つようにしなければならない」と話した。


労働新聞は党組織に対しても「先軍時代の隠れている英雄・隠れている功労者等の思想精神世界を党員と勤労者の 胸に植え付けるのに宣伝扇動事業の火力を集中しなければならない」としながら、「誰でも『隠れている英雄・隠れている功労者と私」という問いを提起して、時代の典型(隠れている英雄・功労者)を鏡として生活化・習性化しなければならない」と付け加えた。

北朝鮮は「隠れている英雄・隠れている功労者」を選定して、「努力英雄」 称号を授けた。(平壌 朝鮮中央通信/連合ニュース)






第56号 2004年10月25 「行政首都移転違憲審判」抗議、住民の集会続く
第55号 2004年10月18 龍山基地移転、強行するのか
第54号 2004年10月11 市民会議、原子力発電の新規建設の中止を要求
第53号 2004年10月04 保守勢力、 「国家保安法廃止反対」集会に10万結集
第52号 2004年09月27 福祉-国防費増額で来年予算2百兆ウォン突破
第51号 2004年09月20 国家保安法廃止をめぐる左右の対立激化
第50号 2004年09月13 イキョンへ追悼1周期、井邑(ジョンウプ)でコメ開放反対農民の激烈デモ
第49号 2004年09月06 現職大統領としては始めての'国家保安法廃止論'主張
第48号 2004年08月30 米国、中国とのコメ交渉、関税化か関税猶予化か
第47号 2004年08月23 韓-米、龍山基地移転合意、駐韓米軍縮小問題は難航
第46号 2004年08月16 「祖国統一から派兵撤回」まで、 8.15大規模反戦集会、警察と激しい衝突
第45号 2004年08月09 <中韓関係>高句麗めぐる歴史論争再燃
第44号 2004年08月02 ウリ党、「真実・和解・未来委員会」(仮)構成を推進
第43号 2004年07月26 大法院、「宋斗律ベルリン大学教授、無罪」宣告
第42号 2004年07月19 盧大統領「北応答の報告欠落」再調査指示で波紋
第41号 2004年07月12 派兵反対国民行動,ライス訪韓反対集会、「ライスは戦争狂であり戦犯」
第40号 2004年07月05 「非転向長期囚『疑問死-民主要人認定」論議沸騰
第39号 2004年06月28日 金鮮一(キムソンイル)氏追慕反国民キャンドル集会、1万5000余名参加
第38号 2004年06月21日 行政首都移転をめぐって与・野党攻防
第37号 2004年06月14日 反世界経済フォーラム(WEF)アジア会議抗議、日本市民など1万余名参加
第36号 2004年06月07日 駐韓米軍縮小交渉公式開始
第35号 2004年05月31 移住労働者集会、強圧的な取締りと強制追放に抗議
第34号 2004年05月24 良心的兵役拒否「無罪宣告」、国防部・検察反発
第33号 2004年05月17 盧武鉉大統領弾劾棄却…職務復帰
第32号 2004年05月10 「弾劾審判」宣告切迫…憲裁「激論中」
第31号 2004年05月03 114周年メーデー行事、非正規的差別の撤廃声高い
第30号 2004年04月26 政府、まず北朝鮮に百万ドルの生必品と医薬品支援
第29号 2004年04月19 民主労働党、「イラク派兵撤回推進」、17代国会の初の争点として浮上
第28号 2004年04月12日 揺れるウリ党支持「一日1.5%ずつ下落、ソウル-嶺南接戦」
第27号 2004年04月05 追い風民主労働党… 社会団体関係者相次いだ支持表明
第26号 2004年03月29 「弾劾無効」 最後の光化門ろうそく集会、8万人参加
第25号 2004年03月22 「書き直した韓国民主主義の歴史」
第24号 2004年03月15 「弾劾無効-民主守護」デモ、全国で「ろうそく示威」行進
第23号 2004年03月08 2野党、大統領の弾劾推進
第22号 2004年03月01 首都圏で総選挙勝負
第21号 2004年02月23 盧大統領就任1周年世論調査、「間違った」 42.2%、「良くやった」13%
第20号 2004年02月16 扶安(ブアン)、核廃棄場の住民投票「反対 91.8%」
第19号 2004年02月09 総選挙連帯、非推薦名簿66人発表
第18号 2004年02月02 「働き口を創出するために社会的大妥協、2月中旬まで推進」
第17号 2004年01月26 国連、北への食糧救護2〜3月中に中断危機
第16号 2004年01月19 民主労総、新任委員長にイスホ氏選出
第15号 2004年01月12 民主労総次期委員長選挙、終盤の接戦
第14号 2004年01月05日 15日、「2004総選挙ムルガリ国民連帯発足」、落選運動から当選運動に発展
第13号 2003年12月29日 市民団体、政治改革案改悪非難
第12号 2003年12月22日 19日、汝矣島で「民間人虐殺真相糾明 統合特別法争奪大会」
第11号 2003年12月15日 盧大統領、「不法資金、ハンナラ党の10%を越えれば辞退」
第10号 2003年12月08日 緑色連合、「盧武鉉政府の環境点数はF点」(環境専門家2百20人の調査結果発表)
第09号 2003年12月01日 「イラクで韓国人2人被殺、2人負傷」、NSC緊急対策会議招集
第08号 2003年11月24日 「全国の関心が扶安郡の反核ろうそくに集中している」
第07号 2003年11月17日 ラムスペルド・米国防長官、「駐韓米軍、韓半島以外の地域投入も可能」
第06号 2003年11月10日 5万人、全国労働者大会後、火炎瓶デモ 『損害賠償訴訟、仮差押さえ等の撤回要求』
第05号 2003年11月03日 『胸には '謹弔' リボン、 手には「仮差押さえ禁止」』
第04号 2003年10月27日 『派兵反対 7大国民行動計画、5大行動指針発表』
第03号 2003年10月20日 『イラクに対する侵略宣言で、アメリカに対する屈従の告白』
第02号 2003年10月13日 盧武鉉大統領、「再信任の国民投票は12月15日前後実施」

第01号 2003年10月06日 ソウルの竜山米軍基地、来年初から本格的な移転推進

 

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