To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:31(2004.05.3)

114周年メーデー行事、非正規的差別の撤廃声高い

北東アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
北東アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calenderカレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館5
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 Calenderカレンダー 

 

4月26日()

 <北朝鮮列車爆発>北朝鮮 韓国のNGOに直接に支援要請

4月27日()

 <北朝鮮列車爆発>被害額は390〜510億円

4月28日()

 <6カ国協議>中国大使が日米韓訪問 作業部会の日程を調整

4月29日()

 北朝鮮の核問題めぐる作業部会、5月12日から開催=韓国外交通商省

4月30日()

 韓国憲法裁、来週にも暫定合意の可能性=大統領弾劾訴追審理の結果

5月 1日()

 金大中氏が10日から退任後初の海外歴訪

 


Government
政府、政党

 
ハンナラ党、「暖かい対北朝鮮政策推進」 決議


ハンナラ党は4月30日、「改革的な先進化の道を行く」という当選者決議文を 採択して、二日間の当選者研究会をしめくくった。

ハンナラ党は、決議文で、「暖かい対北朝鮮政策を推進し、軟らかくて柔軟な姿勢をとる」と変化された対北朝鮮観を明らかにした。

しかし、「自由民主主義と市場経済体制を確固たる土台の上で、南北韓の平和定着、共同繁栄を追求する」という 但し書を付けて、対北朝鮮政策柔軟化を主張する少壮派と対北朝鮮強硬路線を相変らず主に主張する重鎮ら間の葛藤をそのままあらわした。

決議文はこの他に、▲経済再生 ▲無政争指向 ▲財産信託制度率先垂範などを約束した。

一方、ハンナラ党のこの日の決議文で、「保守」という表現はさがすことができなかった。

党の正体性論議を提起した少壮派は、「改革的中途保守」にハンナラ党を規定して、これ以上論議を継続しないという方針を明らかにし、正体性と実体性論議は一応棚上げされた。

しかし、国家保安法改正をめぐる葛藤が続く等、正体性と実体性の論議は今後も続く展望である。

 


Mass
世論、市民運動

114周年メーデー行事、非正規的差別の撤廃声高い


4月30日、メーデー前夜祭の光景


▲第114周年世界メーデー大会が、1日 午後ソウル大学路で1万余名の労働者、大学生などが参加した中で開いた。
17代国会議員で当選された10名の民主労働党議員らが壇上で、民主労総組合員らがプレゼントしたのは、「全テイル評伝」と「焼肉鉄板」である。

行事を主管した民主労総はこの日メーデー 行事で、来る6月国会に入城する 「労働者国会議員」10人に「2種類の贈り物」を伝達した。

一つは「腐敗政治を変え、新しい政治を実現するという意味で、新しい焼肉鉄板」と、71年焼身自殺で労働悪法に抵抗したジョン=テイルの伝記 <全テイル評伝>である。

参席者らは当選者らが「鉄板」を見せる時には、爆笑をさく烈し、大きい拍手を送ったのに反し、<全テイル 評伝>に対しては笑いを止めたまま、「厳粛な拍手」を送ったのである。

この日の大会では、非正規職撤廃など 6の問題が提起された。主な問題は ▲非正規職差別撤廃 ▲イラク派兵撤回 ▲WTOとFTA反対 ▲労働健康権争奪 ▲労働3権強化 ▲社会公共性強化などである。

特に、メーデー本行史が開かれる前、「最低賃金実践団」も演説をし、非正規職差別撤廃と最低賃金制改善を主張し、民主労働党と正規職労働者の賛同を訴えた。

開会が宣言され、各団体等の旗が登場した後、李スホ民主労総委員長は祝辞で、「114年前、闘いで勝ち取った私たちの権利を勝ち取って、特に非正規職に対する不当な処遇を防ぐべきである」と声を揚げた。

李委員長に続き、演壇にのぼった権ヨンギル・民主労働党代表は、「いよいよ民主労働党がこの国家で名実共に第3党にあがった」と「進歩野党時代」を宣言した。

権代表は「多い国でメーデーは祝祭になっているが、我が国ではいまだに弾圧受けて搾取受ける労働者の闘争の場」であるといい、「60%の非正規職問題を解かないと経済を生かすことができない」と非正規職 差別撤廃を繰り返し主張した。

また、ジョン=カンフン民衆連帯常任議長は、「今日は笑う日」であると話し始めた後、「韓国に政治的地殻変動がおきた」としながら、「労働者・農民・貧民などの合法的支持を受けて進歩政党が国会に進出した」と民主労働党の院内進出に政治史的意味を附与した。

鄭議長は、「私たちの武器は言葉とろうそくであり、これからわれらはより大きい光をつけなければならない」と 強調した。

大会の後、1万人の参加者は、市街行進に出た。

 

メーデー反戦集会、「イラク人の抵抗 を支持する」
共同行動、「イラク占領・派兵反対メーデー行動」


反転平和共同行動(準)は 5月1日 メーデー(Mayday)を迎えて、午後1時 ソウル大学路でイラク派兵に反対する 反戦集会を持った。

共同行動は声明を通じて「今日、5月1日はジョージ W.ブッシュが事実上の 勝利を宣言して1年になる日だが、最近パルザを封鎖した米国はF-16と戦闘ヘリコプターを動員し、少なくとも6百名以上のイラク人を虐殺した」としながら、「イラク人等の激烈な抵抗の前で、韓国軍の派兵は彼らを抑圧する占領軍の一部になることが明らかだ」と話した。

共同行動は「韓国政府はそれでもイラクの『平和と再建』を名分に重火器で 武装した特戦司令部、海兵隊を送ろうという計画を推進している」としながら、「われらは今日114周年メーデーに、ジョージ・ブッシュは既に敗北し、 韓国軍派兵計画は撤回になるべきだということを宣布する」と明かした。


民主労総と韓国労総、「2004南北労働者5.1節統一大会」参加


民主労総と韓国労総の組合員3百20余名が、「2004南北労働者5.1節統一大会(以下 5.1節統一大会)」に参加するために30日、仁川空港を通し平壌へ出発した。

二大労総は、30日声明を通じて、「不意の竜川駅爆発事故以後、初めて行われる5.1節統一大会は、どんな苦難と試練の中でも一つになった、南北労働者等の熱い同胞愛と民族的統一意志を対内外に誇示する意味深い行事になること」と展望した。

その間、二大労総は去る2000年6.15共同宣言以後、北朝鮮労働者組織と何回も南北共同行事を開催したことがある。

去る2000年冬、金剛山で開かれた南北労働者統一大討論会と2001年5月1日、 金剛山で南北民間団体でははじめに開いた「南北労働者5.1節統一大会」が それだ。

また、昨年3月には、「南北労働者代表者会議」を成功させて、南北労働者等の統一の里程標になる「労働者統一宣言文」を採択することもあった。

二大労総は、今年5.1節統一大会を平壌で南北が共同開催することに対して、「労働者の自主的統一運動が本軌道で より一層アクティブになっているという明確な証拠」だと主張した。


ブアン郡民、2ヶ月ぶりに「核廃棄場 反対」集会再開


さる2月、自体住民投票を契機で大規模集会を自制してきたブアン住民たちの集会が、2ヶ月ぶりにまた開始した。

扶安郡と賛成側が来る9月に予定された政府が推進する住民投票に対応し、「賛成雰囲気」を拡散するため水面下で動きを進行していることに対する対応だ。富安事態はまだ「進行形」である。

29日、ブアン住民たちはブアン水産協同組合前で住民1千余名が参加した中で、「核廃棄場完全白紙及び金ゾンギュ扶安郡数退陣大会」を開いた。

特にこの集会には、高唱・ブアン地域区であるウリ党と民主労働党の当選者が参加した。

ブアン対策委は、毎週木曜日午後、ブアン水産協同組合前で集会を開いて、 扶安郡と政府の再推進動きを遮断し、て, 9月に予定された政府が推進する 住民投票拒否運動を推進する予定である。


NorthKorea朝鮮の動向

北総理、「南の支援に感謝」


北朝鮮の朴ボンジュ内閣総理は、1日 平壌人民文化宮殿で開かれた南北労働者5・1節統一大会の歓迎晩餐で、竜川 惨事に対する南の方の支援と関連し、「(南の)各界に有難い気持ちを伝えてください」と感謝の気持ちを明らかにした。

朴総理は「竜川と名前が同じ南のある 小学校学生達が募金をすると聞いた」としながら、「こういう支援に助けられて、2〜3ケ月中に復旧を終わらせること」と話した。

彼は平壌市民等も南の支援事実を報道を通し知っていると付け加えた。

また、北側の民族経済協力連合会(民経連)は、先月30日救護物資を支援した 南側の民間団体に手紙を送り、竜川現地の学校と住宅復旧に対する意志を表明した。

現地事情に詳しい中国丹東の消息筋は、この日「今週からは本格的に復旧作業に突入すると聞いた」と話した。

一方、政府は北側が公式要請した、竜川被害復旧用ダンプトラックなど資材・装備を今週以前に京義線臨時道路(ムンサン〜開城)を通し北に送る計画である。

北側が要請した椅子・黒板・テレビなどはダンプトラックに載せて、共に伝達する。

政府と大韓赤十字社はまた竜川惨事復旧・支援の主要窓口として浮び上がった中国丹東に、5日に支援団を送り、南側の対北朝鮮支援がもっと効率的で体系的にできるように調律する計画である。




31
号 200405月03 114周年メーデー行事、非正規的差別の撤廃声高い
30号 200404月26
 政府、まず北朝鮮に百万ドルの生必品と医薬品支援
29号 200404月19
 民主労働党、「イラク派兵撤回推進」、17代国会の初の争点として浮上
28号 200404月12日
 揺れるウリ党支持「一日1.5%ずつ下落、ソウル-嶺南接戦」
27号 200404月05
 追い風民主労働党… 社会団体関係者相次いだ支持表明
26号 200403月29
 「弾劾無効」 最後の光化門ろうそく集会、8万人参加
25号 200403月22
 「書き直した韓国民主主義の歴史」
24号 200403月15
 「弾劾無効-民主守護」デモ、全国で「ろうそく示威」行進
23号 200403月08
 2野党、大統領の弾劾推進
22号 200403月01
 首都圏で総選挙勝負
21号 200402月23
 盧大統領就任1周年世論調査、「間違った」 42.2%、「良くやった」13%
20号 200402月16
 扶安(ブアン)、核廃棄場の住民投票「反対 91.8%」
19号 200402月09
 総選挙連帯、非推薦名簿66人発表
18号 200402月02
 「働き口を創出するために社会的大妥協、2月中旬まで推進」
17号 200401月26
 国連、北への食糧救護2〜3月中に中断危機
16号 200401月19
 民主労総、新任委員長にイスホ氏選出
15号 200401月12
 民主労総次期委員長選挙、終盤の接戦
14号 20040105
 15日、「2004総選挙ムルガリ国民連帯発足」、落選運動から当選運動に発展
13号 20031229
 市民団体、政治改革案改悪非難
第12号 20031222
 19日、汝矣島で「民間人虐殺真相糾明 統合特別法争奪大会」
第11号 20031215
 盧大統領、「不法資金、ハンナラ党の10%を越えれば辞退」
第10号 20031208
 緑色連合、「盧武鉉政府の環境点数はF点」(環境専門家220人の調査結果発表)
第09号 20031201
 「イラクで韓国人2人被殺、2人負傷」、NSC緊急対策会議招集
第08号 20031124
 「全国の関心が扶安郡の反核ろうそくに集中している」
第07号 20031117
 ラムスペルド・米国防長官、「駐韓米軍、韓半島以外の地域投入も可能」
第06号 20031110
 5万人、全国労働者大会後、火炎瓶デモ 『損害賠償訴訟、仮差押さえ等の撤回要求』
第05号 20031103
 『胸には '謹弔' リボン、 手には「仮差押さえ禁止」』
第04号 20031027
 『派兵反対 7大国民行動計画、5大行動指針発表』
第03号 20031020
 『イラクに対する侵略宣言で、アメリカに対する屈従の告白』
第02号 20031013
 盧武鉉大統領、「再信任の国民投票は1215日前後実施」
第01号 20031006 ソウルの竜山米軍基地、来年初から本格的な移転推進

 

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