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弾劾案可決、野党には逆風=有権者の批判高まる |
Government■政府、政党
「弾劾案通過は間違い」70%内外
各言論社の世論調査結果「野党に 責任”54〜64% 絶対多数 “憲裁 拒否してこそ” 主要 新聞・放送社が 去る 12日
盧武鉉 大統領 弾劾訴追案の 国会 可決 直後 一斉に 実施した 世論調査で 国会の 弾劾案 通過に 否定的な 世論が 66.7%~76.2%に達することと
調査になった.
言論九社の世論調査結果を総合すれば、弾劾案通過に対する否定的世論は70% 内外に高かった。
ハンギョレ新聞の調査では、国会の弾劾案通過に対して「間違った」という 反応が71.1%であり、〈東亜日報〉と 〈中央日報〉調査でも否定的反応が70.3%と76%であった。〈韓国日報〉と〈文化日報〉調査でも72.8%と76.2%であった。〈KBS〉も
69.6%、〈MBC〉は 70.0%、〈SBS〉は 69.3%に現れた.
「今回の弾劾政局責任がだれにあるか」という質問に対して、 ハンナラ党と民主党など野党に責任があるという返答は〈KBS〉調査 56.8%(盧大統領
33.4%)、〈SBS〉調査 54.3%(盧大統領と与党 35.1%)であった。
「弾劾無効-民主守護」デモ、三日目
全国で「ろうそく示威」行進
国会の盧武鉉大統領弾劾訴追案可決に抗議する憤怒した国民10万余人の集会が、主要都市の中心部で、三日目続けられた。
14日、ソウル光化門など全国主要都市には前日に続き、10万名以上の市民らが道に溢れ出て、憲政史上初めての大統領弾劾案可決を糾弾した。
ソウル光化門ではこの日、夕方7時から、参加連帯と緑色連合、民主労総など550ケ市民・社会団体で構成された「弾劾無効、腐敗政治清算のための汎国民行動」(国民行動)
主催で大規模ろうそくデモを開いた。
国民行動は、この日発表した宣言文で「国会の多数を占めているという理由だけで国民の手で選んだ大統領を何らの名分もなしに、国民的同意も無いまま、引き下ろすということは民主主義を全面否定する古い政治勢力の政治的
暴挙」とし、「憲法裁判所は弾劾案の 無効を迅速に決定しろ」と促した。
国民行動は、14日ソウル鍾路警察署に、16日から次月3日まで「弾劾無効と 腐敗政治清算のための汎国民大会」を開くと、集会申告書を出したし、総選挙直前まで集会申告を延長することを
検討していると明らかにした。
国民行動はまた、15日から大統領弾劾案可決時間に合せて、毎日午前11時56分、自動車前照燈デモを繰り広げると発表した。
この日の午後6時、ソウル光化門集会現場に集まった市民らは、光化門〜鐘閣 道をぎっしり埋めて、「弾劾無効」と 「民主守護」と書かれた赤い紙とろうそくを持って、大統領弾劾案の可決に
抗議した。
釜山では市民1万5千余名が集まり、100余個市民・社会団体で構成された「民主主義守護のための釜山非常時局会議」主催の弾劾糾弾ろうそく集会に参加して、盧大統領の故郷である金海をはじめとし馬山と昌原など慶尚南道地域でも弾劾糾弾集会が開いた。
光州・全羅・全羅北道地域市民団体と 大学生、市民など2千余名も、14日午後、あちこちで集会を開いて、弾劾可決を糾弾して、大邱ではこの日夕方7時に、大邱参加連帯など50余個市民・社会団体会員と市民2千余名が、大邱デパート前に集まり、糾弾大会を開いた。
大田と忠南北でも、この日午後5時「弾劾無効、腐敗政治清算汎国民行動」主催で、「大田駅と忠南天安、公州、忠北清州で、6千余名の市民が参加した中で、弾劾糾弾及び民主主義守護のためのろうそく集会を開いた。
先日の13日にも、光化門に10万名(警察 推算 5万名)、釜山に1万5千余名の市民が集まる等、全国主要都市ごとに大規模ろうそく集会が開いた。
サイバー空間にも、弾劾可決抗議と撤回要求で熱かった。
<DAUM>と <ネイバー>などポータルに 開設された同じ名前のカフェ「国民を 脅迫するな」には、この日午後8時30分まで、加入者がDAUMに7万5千名、ネイバー3600人で各々増えた。
「朴一手(ボクイルス)烈士精神継承!」「非正規職撤廃しろ!!」
弾劾政局にも揺れることなし、13日午後2時蔚山では 「非正規職労働者大会」と「全国労働者大会」が相次いで開いた。
この日集会には、5千余名の全国労働者らが集結し、「非正規職撤廃」「朴一手烈士精神継承」を叫んだ。
全国労働者大会の蔚山開催は、去る2月14日、蔚山現代重工業社内の下請け労働者朴一手氏の焼身で、全体労働者の半分を上回る非正規労働者等の不当な処遇が衝撃的にあらわれたのである。
「非正規職撤廃は民主労総組織の死活の問題」全国労働者大会に先立って開いた「非正規職労働者大会」では、非正規職労働者等の強い発言が出た。
現代重工業労組の反労働者的な行動に対する直撃弾を投げる発言もあった。
ホンヨンギョ全国非正規職労組連帯会議議長は、大会辞で、「現代重労組の除名運動を広げること」とし「労組の 名前で烈士の死を歪曲している」としながら、現代重労組に対してより強い
批判を加えた。
また洪議長は「これ以上人間以下の生活をせず、これ以上お金で人生を売るのをやめよう」「これ以上死なないで 闘いましょう」としながら、非正規職 労働者等の積極的な行動を促した。民主労総は来る4月10日にも、2次全国労働者大会を蔚山で開催する方針である。
これは総選挙と弾劾政局にもかかわらず、非正規職問題は労働界が意志を持って臨むという意志を反映している。
NorthKorea■朝鮮の動向
北祖平統、「弾劾案通過は政治反乱」
北朝鮮祖国平和統一委員会(祖平統)は、14日、韓国国会の大統領弾劾案の通過と関連し、「民心に刀を刺す政治反乱」と規定し、「われらは現南朝鮮事態を見守ること」だと明かした。
これは北朝鮮が弾劾案通過以後、初めての公式反応である。
祖平統スポークスマンはこの日の朝鮮中央通信記者の質問に答える形式で、「弾劾騒動は決して南朝鮮内部問題だけではない」と話した後、「南朝鮮で 今回の事態を引き起こしたのは米国だ」と主張した。
スポークスマンは、また弾劾案通過は 「世界政治史にない議会クーデターであり、政治の後進性をそのままあらわした」と言及しながら、「南朝鮮政局は予測出来ない局面に処するようになって、南朝鮮人民らは耐えられない侮辱に犯された」と話した。
スポークスマンは「南朝鮮各界各層の 人民らは、米国とハンナラ党をはじめとする、保守野党等の不法、非法行為を排撃して、闘争で、新しい政治・制度・生活の道を開拓するための正しい
選択と断固とした決断を下すべき」として付け加えた。
第24号 2004年03月15日 「弾劾無効-民主守護」デモ、全国で「ろうそく示威」行進
第23号 2004年03月08日 2野党、大統領の弾劾推進
第22号 2004年03月01日 首都圏で総選挙勝負
第21号 2004年02月23日 盧大統領就任1周年世論調査、「間違った」 42.2%、「良くやった」13%
第20号 2004年02月16日 扶安(ブアン)、核廃棄場の住民投票「反対 91.8%」
第19号 2004年02月09日 総選挙連帯、非推薦名簿66人発表
第18号 2004年02月02日 「働き口を創出するために社会的大妥協、2月中旬まで推進」
第17号 2004年01月26日 国連、北への食糧救護2〜3月中に中断危機
第16号 2004年01月19日 民主労総、新任委員長にイスホ氏選出
第15号 2004年01月12日 民主労総次期委員長選挙、終盤の接戦
第14号 2004年01月05日 15日、「2004総選挙ムルガリ国民連帯発足」、落選運動から当選運動に発展
第13号 2003年12月29日 市民団体、政治改革案改悪非難
第12号 2003年12月22日 19日、汝矣島で「民間人虐殺真相糾明 統合特別法争奪大会」
第11号 2003年12月15日 盧大統領、「不法資金、ハンナラ党の10%を越えれば辞退」
第10号 2003年12月08日 緑色連合、「盧武鉉政府の環境点数はF点」(環境専門家2百20人の調査結果発表)
第09号 2003年12月01日 「イラクで韓国人2人被殺、2人負傷」、NSC緊急対策会議招集
第08号 2003年11月24日 「全国の関心が扶安郡の反核ろうそくに集中している」
第07号 2003年11月17日 ラムスペルド・米国防長官、「駐韓米軍、韓半島以外の地域投入も可能」
第06号 2003年11月10日 5万人、全国労働者大会後、火炎瓶デモ
『損害賠償訴訟、仮差押さえ等の撤回要求』
第05号 2003年11月03日 『胸には '謹弔' リボン、
手には「仮差押さえ禁止」』
第04号 2003年10月27日 『派兵反対 7大国民行動計画、5大行動指針発表』
第03号 2003年10月20日 『イラクに対する侵略宣言で、アメリカに対する屈従の告白』
第02号 2003年10月13日 盧武鉉大統領、「再信任の国民投票は12月15日前後実施」
第01号 2003年10月06日 ソウルの竜山米軍基地、来年初から本格的な移転推進
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