To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:321 (2009.11.23)

非正規職学習誌「才能教育」組合、座り込み闘争700日目


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

11月16日(月)

 「北朝鮮関連報道はやや行き過ぎ」李大統領が苦言

11月17日(火)

 19日に韓米首脳会談、北朝鮮核・FTA問題を調整

11月18日(水)

 韓国と国連平和軍縮センター、CTBT早期発効促す

11月19日(木)

 米韓首脳会談、北の核放棄 一括妥結方式必要との認識一致

11月20日(金)

 米大統領、ボスワース特使を北朝鮮に12月8日に派遣

11月21日(土)

 現代通じて、北朝鮮が開城・金剛山観光再開会談を提議

 


Government
政府、政党

米韓首脳会談、「戦略同盟」具体化


李明博大統領とオバマ・アメリカ大統領との19日の首脳会談は、両国間の最大懸案である北朝鮮核問題の解決と韓米FTA(自由貿易協定)批准に対する基本認識を共有したことに大きい意味がある。

北朝鮮の核保有を容認しないという基本認識を土台で二国の首脳は、両国間の緊密な共助を通じて6者会談参加国が北核を廃棄させるための方案を模索しようという意見を一緒にしたと知られた。

特に、李大統領が最近国際社会に提案した「グランドバーゲン(一括妥結)」に対して、二人の首脳が「全的共感」を公式的に表明したにつれて、朝鮮半島における平和と安定のための堅固な韓米共助を再確認するきっかけとなった。但し、韓米FTA批准については「進展のための努力」という宣言的合意に留まった。

李大統領は、首脳会談後、共同記者会見を通じて「北朝鮮の核問題の解決のために本人がグランドバーゲンで提示した一括妥結が必要だということに(両国は)全面的に共感した」、「その具体内容と推進方案について緊密に協議して行く事にした」と明らかにした。

オバマ大統領も「万一、北朝鮮が義務を守って核兵器プログラムを諦めたら、アメリカは経済的支援を提供して北朝鮮が国際社会と完全に統合されることができるように助ける」と言いながら、「グランドバーゲン」に対して李大統領と共感していることを確認した。

オバマ大統領が「グランドバーゲン」についての支持を公式的にしたのはこれが初めてである。





Mass■世論、市民運動


非正規職学習誌「才能教育」組合、座り込み闘争700日目
 


2007年 5月17日から始めた「才能教育」労動者の闘いがもう700日になった。しかし、集会は会社の前ではできない。警察が集会許可をしてないからだ。

座り込みの労働者は夜になれば、会社の後門に止まって、ワゴン車で寝る。天幕を張ることができないからだ。雨や雪が降れば傘を差して座って路宿座り込みをした。

天幕を張れば鐘路区役所で人を動員して撤去してしまった。撤去された天幕座り込みだけで14回。天幕でもないサンバイザーや敷板も撤去された。そのうち、九回は「才能教育」会社内の社員らが直接撤去した。事前通報も全然なかった。

全国学習誌産業労組「才能教育」支部が闘いを始めてから701日になる19日。
組合は700日間求めてきた「団体協約原状回復」と「不当解雇撤回」を才能本社の近くで要求した。

この日の「700日集会」は才能支部闘争勝利のための共同闘争本部が主催し、非正規職と学生たち、解雇者など50人余りが集まった。

姜ジョンスク全国学習誌産業労組委員長は「700日は無意味に過ぎたのではない。答えのない闘いはない。組合の闘争は論述式答えを出すべきの闘いである。座り込みしていると通り過ぎる市民たちが飲み物とパンを与えてくる。その真心と小さな心が闘いを続かせている」と話した。









 

NorthKorea朝鮮の動向

北朝鮮、金鋼山−開城観光再開のため会談を提案


北朝鮮が最近、ヒョン・ジョンウンは現代グループ会長を通じて、韓国政府に金鋼山、開城観光再開のための政府間会談の開催を申し入れたことが20日知られた。しかし、韓国政府はこれを公式的な会談提議としては受け入れない態度を取っていて、現実的に会談につながるかについては不透明である。

ある北朝鮮の消息筋は「ヒョン会長が金鋼山観光11周年記念行事参加のため18日金鋼山へ行った時、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会・李副委員長から「金鋼山、開城観光再開のための政府間会談をする容疑がある」ので、南側政府に伝えてくれと言われたと話している。

李副委員長は自分の発言を公式会談提議として受け入れても良いとしながら、会談では金鋼山、開城観光客の身元安全保障のための制度的方案について会議をしたいという意思も明らかにしたと知られている。

これについてチョンへソン統一省代弁人は「現代の方からまだ詳細な訪北報告を受けていない」としながら、「今まで政府が北朝鮮から公式的な会談提議を受けたことはない」と明らかにした。

チョン代弁人は「現代の報告を受けて決める問題」と付け加えた。しかし、政府の核心当局者は「李副委員長の提議は政府の間に交わされた話でもないし、気にしなくても良い」と言い、政府次元の提議のみを公式提議で認めるという意味を暗示した。

韓国政府は9月初、現代牙山と開城観光の再開について協議したいという北の要請を受けてからも政府間協議が先に開かれなければならないとこれを黙殺した事がある。

韓国政府は去年の7月に金鋼山観光客被撃死亡事件後、政府協議を通じて真相糾明と再発防止及び観光客身元保障などを観光再改議の「3大条件」として提示して来た。





 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第321号 2009年11月23日 非正規職学習誌「才能教育」組合、座り込み闘争700日目
第320号 2009年11月16日 韓国政府、「アフガン再派兵方針不変」
第319号 2009年11月09日 韓国労総・民主労総20万集会「共同ゼネストへ向けて闘おう」
第318号 2009年11月02日 弁護団「竜山、多くの無罪証拠を無視した政治裁判」
第317号 2009年10月26日 ネパールのミヌさん強制追放、使い捨ての多文化社会
第316号 2009年10月19日 18日、竜山国民法廷「李大統領、殺人及び傷害教唆罪」判決
第315号 2009年10月12日 政府関連部処、「公務員の民主労総加入禁止法」の改正推
第314号 2009年10月05日 行政安全部、集会参加公務員に重懲戒
第313号 2009年09月28日 憲法裁判所「夜間集会禁止は憲法違反」
第312号 2009年09月21日 民主労総、公務員労組「公務員労組の統合投票 への政府の介入は不当」
第311号 2009年09月14日 林ソンキュ民主労総委員長「進歩政党、統合しなければ新しい政党建設」
第310号 2009年09月07日 南北協力を求める最大組織「韓半島平和フォーラム」立ち上げ
第309号 2009年08月24日 南北、9月26日-10月1日、離散家族再会合意
第308号 2009年08月24日 金大中前大統領の告別式「行動する良心を実践」
第307号 2009年08月17日 北、米韓乙支軍事演習に「我々方式で対応」
第306号 2009年08月10日 再び闘いの岐路に立っているYTN放送労組
第305号 2009年08月03日 民弁、「史上最大規模の言論法対応弁護団構成
第304号 2009年07月27日 民主党チョン代表議員辞職「メディア法無効闘争」突入
第303号 2009年07月20日 放送3社、初の同時ストライキ実施
第302号 2009年07月13日 ノ前大統領国民葬49祭、終了後も参拜客続く
第301号 2009年07月06日 野党民主党、「民主勢力統合を推進」
第300号 2009年06月29日 全教組、「第2次時局宣言」着手、3万ー5万参加予想
第299号 2009年06月22日 ノ・ムヒョン前大統領の追慕公演、聖公会大学で実施
第298号 2009年06月15日 6・15南北共同宣言9周年行進、警察阻止
第297号 2009年06月08日 五体闘志団、時局宣言「李政権、自ら退陣」要求
第296号 2009年06月01日 ノ・ムヒョン前大統領、50万の追悼式
第295号 2009年05月25日 ノ・ムヒョン前大統領の追悼行列、全国で続く
第294号 2009年05月18日 組合員死亡で貨物連帯ストライキ決議、大会で警察と衝突、376名連行
第293号 2009年05月11日 汎民連押収捜索糾弾するー拘束公安弾圧中断しろ!
第292号 2009年05月04日 「キャンドル集会1周年文化祭」、警察封鎖、200名連行
第291号 2009年04月27日 蔚山、進歩陣営候補の一本化に成功、当選確率向上
第290号 2009年04月20日 18日、「グローバル的な家父長体制」 に対抗する新しい運動の設立
第289号 2009年04月13日 金正日3期体制スタート「社会主義憲法修正」
第288号 2009年04月06日 北朝鮮のロケット発射、市民団体の意見分かれる
第287号 2009年03月30日 民主労総、国際共同の日、「G20首脳会談への代表団派遣」
第286号 2009年03月23日 現職の言論人拘束事態、言論労組「10年前の言論弾圧へ回帰」
第285号 2009年03月16日 民主労総、「非正規職期間延長は対国民詐欺劇」
第284号 2009年03月09日 「戦争と女性人権博物館」着工式開催
第283号 2009年03月02日 ストライキの言論労組「放送改悪案、廃止まで闘う」
第282号 2009年02月23日 20日、故金スファン樞機卿の葬礼ミサ、1万名参加
第281号 2009年02月16日 大統領府、「行政官個人による広報指針」認定、波紋拡散
第280号 2009年02月09日 竜山追悼集会、氾国民対策委「大規模闘いは続く」
第279号 2009年02月02日 1日、竜山惨事の国民追悼大会、「責任者処罰」
第278号 2009年01月26日  竜山惨事、「火炎瓶が原因」VS「撤去民に責任押し付け」
第277号 2009年01月19日 KBS放送局、新任社長反対の「社員行動」関係者らの罷免、解任で波紋
第276号 2009年01月12日 野党民主党「ミネルバの拘束はネット民主主義の死亡宣告」
第275号 2009年01月05日 4日、金ヒョンオ国会議長「与野党の対話と妥協案」要求、直権上程拒否


コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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