To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:291(2009.04.27)

蔚山、進歩陣営候補の一本化に成功、当選確率向上


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
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 Calendar
カレンダー 

 

04月20日(月)

 ソマリア沖派遣韓国部隊、外国商船を海賊から守る活動へ参加

04月21日(火)

 韓米FTA牛肉・車の迅速解決を、上院議員が米政府へ

04月22日(水)

 開城工業団地の特恵を全面再検討、北朝鮮が通報

04月23日(木)

 韓国とスロバキア、経済・産業協力MOUを締結

04月24日(金)

 北朝鮮、拘束の米国記者2人を裁判に

04月25日(土)

 ノ前大統領、検察質問書に回答、来週事情聴取へ

 


Government
政府、政党

「ノムヒョン前大統領、30日召還」の政治権反応



ノ・ムヒョン前大統領の検察召還が30日に確定されると、与・野党政治権はお互いに異なる反応を見せ、この事件が 4·29補欠選に及ぼす影響を慎重に分析した。

ハンナラ党のゾユンソン・ポークスマンは、 26日「国民が願うことはノ・ムヒョン前大統領に対する捐毀ではなく真実だ。検察とノ前大統領は品位を失わずに原則を守って真実糾明に最善をつくすべきだ」と論評した。朴ヒテ代表も「召還は処分ではないので何だと言うことは難しい」と直接言及を避けた。ホンズンピョ院内代表は「前職大統領と係わった不幸な事はこれで最後になってほしい」と言った。選挙を直前において、ハンナラ党は補欠選に不利な要因ではないと思いながらも、危機感を感じた民主党支持の人々が結集されるのではないか、緊張する雰囲気だ。

民主党はノ前大統領召還問題より検察の偏った捜査を批判した。キムユジョン代弁人は「ノ前大統領が検察で真実をすべて明らかにすると話しただけ、今度の調査でありのままの真実を話すはず」「検察は前職大統領も召還するなら、与圏の実勢に対しても速く捜査しなければならない。与党庇護を中断してすべての疑惑を解消しなさい」と言った。

チョン・セギュン代表は、この日記者会見を開き、「検察と与党が真実を隠そうとしたら、国民が絶対受け入れないこと」と言った。民主党はもうノ前大統領に対する批判世論が充分に出たい上、補欠選の民心に大きいな影響はないと分析しながらも、民主党支持者たちが投票に参加しないか憂慮する雰囲気だ。

自由先進党の朴ションヨン代弁人は「徹底的に捜査するが、恥ずかしい歴史を繰り返さないために非拘束捜査が望ましい」と論評した。民主労動党は「地位関係なく、罪があったら当然する対価を支払わなければならない」と明らかにした。
 




Mass■世論、市民運動


蔚山、進歩陣営候補の一本化に成功、当選確率向上
 



ジョ・スンス進歩新党の候補が 4·29蔚山北欧国会議員再選挙進歩陣営の単一候補として26日確定された民主労動党と進歩新党は世論調査結果、ジョ候補を最終的に選択した世論調査ではジョ候補が金チャンヒョン民主労動党候補をわずかな差で上だったと知られた。その先立って進歩新党と民主労動党は去る23日、候補一本化に関する協議案を妥結した事がある

ジョ候補は、26日午後選挙事務室で記者会見を開いて、「候補一本化はジョスンスの勝利ではなく、キムチャンヒョン候補と民主労動党
·進歩新党の勝利であり、ひいては蔚山北欧住民全体の勝利だ」と明らかにした。また「金持ちと財閥だけ特恵を与えて、土地持ちの富裕層の総合不動産税を削減しながらも、非正規職労動者は勝手に解雇するハンナラ党と李明博政権を必ず審判する」といった。

進歩新党は候補一本化をきっかけに、民主労動党とともに終盤の追い風をつくるという計画だ。イジアン進歩新党の副代弁人は 「投票用紙には金候補の名前がそのまま書かれているので、今としてはジョ候補が単一候補であるのを広く知らせて、死票を防止するのが必要だ」と言った。

民主労動党は落ち込んだ雰囲気だったが、候補一本化の原則を再確認しながら結果に承服する事にした。姜キガプ民主労動党代表は、この日の夜、ジョ候補の選挙事務室を尋ねて励ました。民主労動党は 27日、最高委員会を開いて、具体的な選挙戦略と対応方向を論議する予定だ。


一方に与党のハンナラ党は候補単一化の影響に緊張する姿だ。シムギュチォル・ハンナラ党の第2事務副総長は、「表心が経済をいかすことへの反応になると思うが、進歩陣営の候補一本化は波及力があるだろう」と言った。ただハンナラ党は投票日が切迫した状況での単一候補なので、その效果はそれほど大きくないと内心期待している。


候補一本化に成功した民主労動党と進歩新党に残された課題は、その間深くなった感情の溝をどうやって早く克服し、反李政権戦線を構築するかだ。これに成功して選挙勝利につながる場合、来年地方選挙での連帯だけではなく、両党の再結合論も高くなるように見える。一方敗れる場合、お互いに責任論を提起するなど、深刻な後遺症に苦しむ可能性も排除することができない。


 




 

NorthKorea朝鮮の動向

北の通知文公開、
「6·15宣言精神毀損、開城工団収益の再調整」論理


北朝鮮が去る21日の「開城接触」で朗読した通知文内容が 23日公開された。この通知文で開城工団事業に対する北朝鮮の見方と論理を読むことが出来る。この通知文には △南側政府の反北朝鮮対決政策による開城工団事業の破綻 △実利的でも北に損害である事業の現実を指摘した後、これによる契約見直しの当為性を強調した。

また、今回の北朝鮮の通知は、開城工団事業を正常化するためのことだといい、最後にこのような措置を南側が受け入れない場合、追加措置をとることを明らかにした。

北朝鮮は、まず、南側政府が北の長距離ロケット打ち上げに対して「国際的な『制裁』に率先して立っているし、北がすでに「戦争宣布」として見做した「大量破壊武器拡散防止構想(PSI)」の全面参加を推進するのが「我が民族どうしの理念に対する容納できない染躪行為」と主張した。

北は南側のこんな行為が「6.15 共同宣言の象徴であり、『我が民族どうし』の理念の大事な産物」である開城工団を「破綻させる行為に違いない」、「断固たる対応として取り扱うしかない」と主張した。

また通知文は「南側企業らは開城工業地球で一年、数億ドルの利益を得るが、私たちは 3千万ドルに過ぎない」と主張した。通知文は 「こんな条件で私たちだけが損害を被りながらいつまでも既存の契約に拘束されていることができないので、地価もあげて労動力の値ももっとあげなければならないと思う」と言及した。

北は今回の通知文を伝達しながら「委任によって」という表現を使った。今回の措置が中央特区開発指導総局の次元ではなく、国防委員会など上級機関の政策判断によるものであることを明らかにしたのである。開城かPSI参与か、韓国政府に再び答えを要求している。



 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第291号 2009年04月27日 蔚山、進歩陣営候補の一本化に成功、当選確率向上
第290号 2009年04月20日 18日、「グローバル的な家父長体制」 に対抗する新しい運動の設立
第289号 2009年04月13日 金正日3期体制スタート「社会主義憲法修正」
第288号 2009年04月06日 北朝鮮のロケット発射、市民団体の意見分かれる
第287号 2009年03月30日 民主労総、国際共同の日、「G20首脳会談への代表団派遣」
第286号 2009年03月23日 現職の言論人拘束事態、言論労組「10年前の言論弾圧へ回帰」
第285号 2009年03月16日 民主労総、「非正規職期間延長は対国民詐欺劇」
第284号 2009年03月09日 「戦争と女性人権博物館」着工式開催
第283号 2009年03月02日 ストライキの言論労組「放送改悪案、廃止まで闘う」
第282号 2009年02月23日 20日、故金スファン樞機卿の葬礼ミサ、1万名参加
第281号 2009年02月16日 大統領府、「行政官個人による広報指針」認定、波紋拡散
第280号 2009年02月09日 竜山追悼集会、氾国民対策委「大規模闘いは続く」
第279号 2009年02月02日 1日、竜山惨事の国民追悼大会、「責任者処罰」
第278号 2009年01月26日  竜山惨事、「火炎瓶が原因」VS「撤去民に責任押し付け」
第277号 2009年01月19日 KBS放送局、新任社長反対の「社員行動」関係者らの罷免、解任で波紋
第276号 2009年01月12日 野党民主党「ミネルバの拘束はネット民主主義の死亡宣告」
第275号 2009年01月05日 4日、金ヒョンオ国会議長「与野党の対話と妥協案」要求、直権上程拒否


コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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