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Government■政府、政党
与野党「100日間論議後『票決』」で合意
与・野党の政治権は、2日午後 3時頃、2次立法戦争の「核心雷管」である言論関連法処理原則として、「100日論議後、票決処理」に劇的に妥協した。ゴフンギル文化体育観光放送通信委員長が、先月 25日、言論関連法を奇襲上程した後、「強行処理」と「決死阻止」で対峙してきた与・野党は、一息つく時間を儲けた。
与・野党はこの日夜明け、ギムヒョンオ議長の仲裁で、放送法改正案内容と処理時限、方式を除いたほとんどの争点には暫定合議した状態だった。
「言論関連法決死阻止」を主張して来たチョン・セギュン代表など民主党指導部も金議長の職権上程を阻む物理力を確保することができないうえ、職権上程以後の対応手段もなく悩んで来た。結局与・野党は、自分の主張だけ固執した結果による政治失踪と国民的非難世論、破局状況による政治的費用を計算して政治的折衷に到逹したわけである。
とにかく一応妥協はしたが、言論関連法の立法の方向を予断することは難しい。与・野党が同数で推薦して文化放送委の傘下に設置する「社会的論議機構」の構成と運営を取りめぐっても論難がおこるように見える。「社会的論議」を通じて合意を形成して行く文化が社会にあんまり定着してないことと、これまで与党が一方的なやり方を行ってきたからである。
今後100日間の論議期間には、様々な政治状況の変化、世論など多様な変数にとって、最終結果が決まるだろう。
まず、4·29の補欠選結果が言論関係法処理に影響を及ぼすしかない。ハンナラ党が補欠選で勝利する場合、6月処理を強行する動力を確保することができる。一方,野党が勝利すれば状況は複雑になる。民主党と民主労動党などの野党は「李明博政府とハンナラ党の一方主義的国政運営が審判を受けた」として、合意内容自体を変えようとする可能性も排除することができない。
実際、与・野党指導部の合意案が知られた後、ハンナラ党の一政策調整委員長は「結局は野党の時間稼ぎ戦術にはめられ、言論関連法を処理することができない状況になる可能性もある」と憂慮した。
法案内容をめぐる世論戦もこれからいっそう熾烈に展開されるように見える。社会的論議機構が稼動されれば、何より大企業·新聞社の地上派進出の許容問題が最大争点になると予想される。ハンナラ党は今回の交渉過程で、放送法改正案の2月処理を前提に、大企業の地上派進出を基本的に封鎖する案を提案した。しかし新聞社の所有持分を20%まで許容した既存条項は手をつけなかった。ここに民主党などは「朝鮮・中央・東亜などの大手新聞社の地上派進出は、結局世論の多様性を害する」と新聞·放送の兼営条項の修正を強く要求している。
Mass■世論、市民運動
ストライキの
言論労組
「放送改悪案、廃止まで闘う」
与党ハンナラ党と野党民主党が 2日午後4時頃、新聞法、放送法などメディア関連法を国会の文化放送部の中に社会論議機構で「100日間論議した後『表決処理』」に合意したという知らせが、汝矣島産業銀行の前の言論労組決議大会場にも伝わった。
しかし言論労組は「この合意案を収容することができない。メディア関連法が完全廃棄されるまで闘い続ける」と明らかにした。
崔サンゼ言論労組委員長は「ハンナラ党が議長を圧迫して出た不当な結果」「時限を稼ぎながらハンナラ党は原案を固守して行く可能性が高い」と言った。
崔委員長は「製作拒否と集会、対国民宣伝戦などを通じて、放送法が完全廃棄されるまで闘いを続ける」「ストライキ状態を維持するか可否など詳しい闘争計画は集会が終わってから非常対策委会議を開催して定める」と言った。
社会的合意機構への参加可否'に対して崔委員長は「社会的合意機構の決定されたことを、どう反映していくのか、なにもかいてない。そんな機構に今の段階で、あえて入る必要はない」と言った。
パク・ソンジェ MBC本部長が舞台に上がって「一応本会議での職権上程を受け止めた」と叫ぶと、組合員たちは強い歓声を上げた。朴本部長は「今夜解体されなければならないハンナラ党が自分の寿命を100日延ばしたことに過ぎない」「100日であり、200日であり、倒れないで争わなければならない」と言った。
ノジョンミョンYTN
支部長も「政権がキャンドル一つは消すことができたかもしれないが、一つになったキャンドルを消すことはできない」「言論労組は今まで一つのキャンドルを作って来た」と言った。野党の民主党にも「民主党は私たちに帰りなさいと言う。一所懸命したかもしれない。しかし残った100日間、責任をもって法案を止めるか、100日後に私たちの怒りの対象になるか、二つの中の一つである。言論労働者は言論自由のために最後まで闘争する」と言った。
一方この日の集会には多くの有名アナウンサーの参加も目立った。
NorthKorea■朝鮮の動向
国連軍司令部と北朝鮮軍の会談「成果なし」
国連軍司令部と北朝鮮軍が 2日、6年6ヶ月ぶりに第15次将軍級会談を開いたが、32分ばかりにお互いの立場だけ確認して成果なし終わった。
この日板門店で開かれた会談で、北朝鮮は9−20日予定された韓-米連合演習である「キーリゾルブ」に対して「朝鮮半島の情勢を悪化状況につくる」と言いながら中断を要求した。北朝鮮はまた「軍事分界線一帯での米軍の挑発が予測できない軍事的衝突を呼ぶ可能性がある」「こんなことが続けば断固たる対応をする」と主張した。
これに対してUN司令部は「キーリゾルブ演習は年例的な防御訓練であり、UN司令部所属の米軍の軍事分界線以南での活動は停戦協定維持のための任務を遂行すること」で対立した。
今回の会談は南北軍事的緊張が高まる中、北朝鮮が先に会談を提案して注目を引いたが、両方の主張だけ確認したまま終わった。UN司令部は報道資料を出して「両方の緊張を緩和して、透明性を保障するための方案を論議した」と明らかにしたが、次の会談日程を決めることができなかった。
北朝鮮は先月
28日、韓国の国防省に「南北管理区域の米軍挑発」を批判する電話通知文を送り、同日UN司令部に「緊張緩和を論議しよう」と会談を申し入れた。北朝鮮が事実上米軍で構成されたUN司令部に会談を先に提案したことは、2002年
9月以後、南北の軍関係者で対話解いて来た朝鮮半島の軍事問題を、アメリカと直接協議して、韓国側を排除するという意図があると見られる。
■コリアン情報ウィークリー(2009年)
第283号 2009年03月02日 ストライキの言論労組「放送改悪案、廃止まで闘う」
第282号 2009年02月23日 20日、故金スファン樞機卿の葬礼ミサ、1万名参加
第281号 2009年02月16日 大統領府、「行政官個人による広報指針」認定、波紋拡散
第280号 2009年02月09日 竜山追悼集会、氾国民対策委「大規模闘いは続く」
第279号 2009年02月02日 1日、竜山惨事の国民追悼大会、「責任者処罰」
第278号 2009年01月26日
竜山惨事、「火炎瓶が原因」VS「撤去民に責任押し付け」
第277号 2009年01月19日 KBS放送局、新任社長反対の「社員行動」関係者らの罷免、解任で波紋
第276号 2009年01月12日 野党民主党「ミネルバの拘束はネット民主主義の死亡宣告」
第275号 2009年01月05日 4日、金ヒョンオ国会議長「与野党の対話と妥協案」要求、直権上程拒否
■コリアン情報ウィークリー(2008年)
第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入
■コリアン情報ウィークリー(2007年)
第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党
■コリアン情報ウィークリー(2006年)
第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過
■コリアン情報ウィークリー(2005年)
第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定
■コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)
第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」
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