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政府が北朝鮮に追加説明と謝罪要求、臨津江増水事故 |
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臨津江増水事故、水資源公社職員ら3人司法処理へ |
09月12日(土) |
北朝鮮、工業団地の労働者賃金5%引き上げを韓国側に提示 |
Government■政府、政党
「世宗市」建設をめぐって沈黙している大統領府
「現在までは世宗市を原案どおり推進するという方針に変わりがない」(10日、朴ゼウアン国政企画首席)
「青瓦台では世宗市に対する論議をしていないし、立場を明らかにする計画もない」(9日、朴ソンキュ代弁人)
去る3日、ジョンウンチャン国務総理候補者が「修正不可避」云々したあと、最大政治懸案として浮び上がった世宗市問題に対して青瓦台は「沈黙」で一貫している。
与党では親李派閥が修正論を提案、野党では「李明博大統領が立場を明らかにしなさい」と声を高めているが、青瓦台は沈黙のままだ。政治界では、政府が世宗市への移転対象機関(9部2処2庁)の変更告示を棚上げにし、青瓦台が黙っているのを、世宗市の縮小意図として解釈している。
議論が拡散するなか、青瓦台が世宗市問題に堂堂と立場を明らかにしないことには世宗市に対する李明博大統領の「所信」と「大統領選挙公約」の不一致があるからだ。李大統領はソウル市長のとき、ノ・ムヒョン大統領が忠清圏に行政首都を建設することを先に立って反対した。青瓦台関係者は「今も李大統領は現在の世宗市の原案どおりでは忠清圏や国土均衡発展に役に立たないと思っている」と言った。
しかし、李大統領は大統領選挙候補の2007年
11月28日、忠南燕岐郡行政都市建設庁を訪問した席で、「大統領になれば行政都市建設は政策の一貫性側面で予定通り推進することを約束する。『李明博表世宗市』、名品先端都市になるように努力をつくす」と約束した事がある。当時、「世宗市の自足能力の強化のために世界的国際科学企業都市機能を加えてまともにできた都市を作る」と言って、「行政都市原案推進
+ アルファ(α)」構想を公約した。
内心では世宗市計画を修正したいが、「予定通り推進する」と言った大統領選挙公約を李大統領が直接出て手を出すこともできない境遇であるわけだ。与党のある関係者は「政府出帆後に世宗市計画の修正に対するコンセプトを持って事前調整作業をしなければならなかったのに、それを延ばしてついに問題が起こった」と言った。
このために青瓦台は「元老らも世宗市の計画を修正しなければならないといっているので、しばらく世論の推移を見守ってから、青瓦台が出る段階と判断されれば出る」と言った。忠清圏の民心が大きく揺れているのは確かである。
Mass■世論、市民運動
林ソンキュ民主労総委員長
「進歩政党、統合しなければ新しい政党建設」
林ソンキュ民主労総委員長が次期選挙への不出馬を宣言をした。また進歩政党らが統合を約束しなければ、現国会議員と地方自治体議員の脱党を勧めて新しい政党を作るとも明らかにした。
500余名の代議員と単位代表者らが集まった中、10日から進行された民主労総代議員の修練会でイムソンキュ委員長は「残った任期の間、民主労総を革新して下半期闘争への最善をつくすために不出馬を公式的に宣言する」と明らかにした。11日
47次臨時代議員大会で直選制が留保されない限り、林委員長の任期は来る11月 30日までだ。
林ソンキュ委員長は「2009年の最大目標は進歩政党勢力の統合だ」と強調した。臨時代議員大会では「進歩政党勢力の団結と統合を促求するための宣言文」を採択する予定だ。
林委員長は「分裂された進歩政党勢力が統合しないと、大衆組職である民主労総は団結することができず、崩れるしかない」、「これを無視すると新しい政党を作るしかない」と明らかにした。引き継いで「両党(進歩新党、民主労動党)の指導部が統合を決意して、来年の地方自治体選挙を一つの政党として向かえることを約束すれば民主労総は組合員30%を加入させるなど身を投げる」と付け加えた。
林委員長の第3政党建設発言は初めではない。林委員長は去る
6月の釜山で開かれた民主労動党政策党大会で「新しい進歩政党はすべての進歩政治勢力が一緒にする進歩政党」「単純な統合ではなく民主労総組合員 30%
以上が参加してすべての進歩政治勢力を一緒にさせること」と言った事がある。
林委員長の引続いた発言は、進歩政党勢力の統合を強力に要求するためのことと解釈される。
しかし林ソンキュ委員長の願いはそれほど易しくない状況だ。臨時代議員大会で採択予定である宣言文に進歩新党、社会党などが反対の立場を表明したし、民主労動党も分裂の理由を明確に分析しなければならないと愼重な姿勢を取っているからだ。進歩新党など
3団体は「各政党勢力と論議、同意過程を経ない状態で無条件統合を決意することは主体が排除された暴力にすぎない」という立場を 10日発表した。
一方、民主労総は去る1日から4日まで、ハンギルリサーチに依頼して進行した「進歩政党勢力の団結と統合に対する民主労総幹部世論調査」結果を発表した。結果
69.3%が進歩政党勢力の分裂のため労組活動に影響を受けていると答えた。また、89.1%が必ず統合しなければならないと言ったが、60%以上が難しいと統合の可能性を低く見た。
竜山遺族、検察記録公開と検察総長との面談要求
11日、竜山惨事遺家族と汎国民対策委員会が金準規検察総長に面談を要求した。面談を推進した理由は竜山惨事捜査記録3千ページの公開要求である。
ノスヒ汎民連南側本部共同議長は「竜山現場に特攻隊がどんやって投入されたのか、
3千方に盛られているとみられる」「竜山問題を解決することは、憲法、民主、法治、人権を守護し、公権力を生かすことである」と主張した。
記者会見に参加したチョンジョンベ民主党議員もこの日午前 8時から捜査記録 3千ページを公開しろという
1人デモを最高検察庁の前で行った。チョンジョンベ議員は「1月
20日、警察と公権力は生存権を叫ぶ国民を踏みつぶして、死に追いこんだ」「8ヶ月間、事態を放置することは非人道的な措置で、遺族たちを見るたび、自身の良心のため耐えることができない」と明らかにした。千議員は「検察捜査記録
3千ページは、個人が作ったのではなく、国民の税金で給料を受けた検察が正式に捜査して自ら作った記録で、その真実を公開して竜山惨事解決の出発点にさせるべきだ」と公開を促した。
竜山惨事遺族の権ミョンスク氏は、「検察は何を恐れて、捜査記録を隠すか知らない」「真相が糾明されないまま、3千方が隠蔽される限り、遺家族たちは屈せずに最後まで闘う」と糾弾した。
NorthKorea■朝鮮の動向
北「開城工団賃金 5%だけあげよう」
北朝鮮が今年 8月1日から来年 7月末まで適用される開城工団北労動者賃金に対して、例年水準である5%
引き上げの合意案を提示した。これは去る6月の開城工団実務会談で出した「300ドルの一ヶ月賃金引上げ」案は事実上撤回したことと見られる。
李ゾンジュ統一省副報道担当者は 11日の定例ブリーフィングで「北朝鮮中央特区開発指導総局は、10日開城工団の北勤労者の今年度賃金引上げ率を以前のような
5%にしようという合意書案を開城工団管理委員会に提示した」と明らかにした。
李副報道担当者は「この案によると、開城工団の北勤労者の最低賃金は現在の55.125ドルから 57.881ドルに上がるようになる」、「引き上がった賃金は今年の
8月1日から来年度7月31日まで適用される」と言った。
北朝鮮の態度は最近南北関係を融和局面でつくって行こうとする動きの一つとして見える。.
一方、李副報道担当者は、北が開城工団の労動者賃金を月 300ドルへ引き上げる要求と土地貸賃料金を
5億ドルへ引き上げる要求などを撤回したと断定することは難しいと言った。これは「問い合わせに対して、北は『一応現在の方案どおり調整しよう』と言う程度の返事があった」と伝えた。
南北が合議した開城工団の北労動者の最低賃金基準賃金引き上げの上限線は、年間
5%であり、具体的な賃金引上げ率は北の中央特区開発指導総局と開城工団管理委員会が合議しなければならない。現在社会保険料を含んだ開城工団の北労動者の賃金は平均
75ドル水準だ。
■コリアン情報ウィークリー(2009年)
第311号 2009年09月14日 林ソンキュ民主労総委員長「進歩政党、統合しなければ新しい政党建設」
第310号 2009年09月07日 南北協力を求める最大組織「韓半島平和フォーラム」立ち上げ
第309号 2009年08月24日 南北、9月26日-10月1日、離散家族再会合意
第308号 2009年08月24日 金大中前大統領の告別式「行動する良心を実践」
第307号 2009年08月17日 北、米韓乙支軍事演習に「我々方式で対応」
第306号 2009年08月10日 再び闘いの岐路に立っているYTN放送労組
第305号 2009年08月03日 民弁、「史上最大規模の言論法対応弁護団構成
第304号 2009年07月27日 民主党チョン代表議員辞職「メディア法無効闘争」突入
第303号 2009年07月20日 放送3社、初の同時ストライキ実施
第302号 2009年07月13日 ノ前大統領国民葬49祭、終了後も参拜客続く
第301号 2009年07月06日 野党民主党、「民主勢力統合を推進」
第300号 2009年06月29日 全教組、「第2次時局宣言」着手、3万ー5万参加予想
第299号 2009年06月22日 ノ・ムヒョン前大統領の追慕公演、聖公会大学で実施
第298号 2009年06月15日 6・15南北共同宣言9周年行進、警察阻止
第297号 2009年06月08日 五体闘志団、時局宣言「李政権、自ら退陣」要求
第296号 2009年06月01日 ノ・ムヒョン前大統領、50万の追悼式
第295号 2009年05月25日 ノ・ムヒョン前大統領の追悼行列、全国で続く
第294号 2009年05月18日 組合員死亡で貨物連帯ストライキ決議、大会で警察と衝突、376名連行
第293号 2009年05月11日 汎民連押収捜索糾弾するー拘束公安弾圧中断しろ!
第292号 2009年05月04日 「キャンドル集会1周年文化祭」、警察封鎖、200名連行
第291号 2009年04月27日 蔚山、進歩陣営候補の一本化に成功、当選確率向上
第290号 2009年04月20日 18日、「グローバル的な家父長体制」 に対抗する新しい運動の設立
第289号 2009年04月13日 金正日3期体制スタート「社会主義憲法修正」
第288号 2009年04月06日 北朝鮮のロケット発射、市民団体の意見分かれる
第287号 2009年03月30日 民主労総、国際共同の日、「G20首脳会談への代表団派遣」
第286号 2009年03月23日 現職の言論人拘束事態、言論労組「10年前の言論弾圧へ回帰」
第285号 2009年03月16日 民主労総、「非正規職期間延長は対国民詐欺劇」
第284号 2009年03月09日 「戦争と女性人権博物館」着工式開催
第283号 2009年03月02日 ストライキの言論労組「放送改悪案、廃止まで闘う」
第282号 2009年02月23日 20日、故金スファン樞機卿の葬礼ミサ、1万名参加
第281号 2009年02月16日 大統領府、「行政官個人による広報指針」認定、波紋拡散
第280号 2009年02月09日 竜山追悼集会、氾国民対策委「大規模闘いは続く」
第279号 2009年02月02日 1日、竜山惨事の国民追悼大会、「責任者処罰」
第278号 2009年01月26日
竜山惨事、「火炎瓶が原因」VS「撤去民に責任押し付け」
第277号 2009年01月19日 KBS放送局、新任社長反対の「社員行動」関係者らの罷免、解任で波紋
第276号 2009年01月12日 野党民主党「ミネルバの拘束はネット民主主義の死亡宣告」
第275号 2009年01月05日 4日、金ヒョンオ国会議長「与野党の対話と妥協案」要求、直権上程拒否
■コリアン情報ウィークリー(2008年)
第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入
■コリアン情報ウィークリー(2007年)
第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党
■コリアン情報ウィークリー(2006年)
第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過
■コリアン情報ウィークリー(2005年)
第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定
■コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)
第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」
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