To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:299 (2009.06.22)

ノ・ムヒョン前大統領の追慕公演、聖公会大学で実施


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
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 Calendar
カレンダー 

 

06月15日(月)

 韓国・米国、北朝鮮の11核施設を集中監視

06月16日(火)

 韓国李大統領、北対応で5カ国連携を米に提案

06月17日(水)

 米韓首脳会談 「核の傘」、北朝鮮包囲網強化を確認

06月18日(木)

 李大統領が米大で演説「北朝鮮の脅威に屈服しない」

06月19日(金)

 イエメンで拉致・殺害されたオムさん、無言の帰国

06月20日(土)

 日中韓と対北協議、米国防次官23日から歴訪

 


Government
政府、政党

検察・国税庁長、親李人事で野党強く批判


青瓦台が21日発表した検察総長と国税庁長候補者は、今まで言論と政治権で挙論されてない人物という点で与党圏内部でも「意外」と思われている。

李ドンクァン青瓦台スポークスマンは二庁の候補者の人選背景について「組職変化と外部の人起用に最大の主眼点を置いた」と説明した。検察総長候補者のセンさんの場合、22回司法試験出身であり、騎手破壊をして抜擢することで検察内部の果敢な世代交代ができたという。

また国税庁長候補者に対しては「3名の前庁長が内部出身だったが、皆不名誉に退陣したことを考慮し、外部の人を起用することで国税庁改革に刀を突き付けようとした」。

そして、セン候補者とペク候補者が忠南出身である点について「出身地域は顧慮事項ではなかったが、忠清圏出身が検察総長に起用されることは異例的」とした。

しかし組職刷新や地域和合などの包装を開けてみれば、今回の人事は李大統領の国政掌握力を高めるためであると解釈される。セン候補者の場合、検察の中でも代表的公安通の人である。

彼は李大統領の側近で、今年初ソウル地検長に任命された後、竜山惨事や最近の文化放送「PD手帳」捜査など公安政局を主導した。検察関係者は「竜山惨事とPD手帳処理で良い点数を取ったようだ」と言っている。7月位に予想される改閣で金キョンハン法務長官(慶北安東出身)が留任される場合、「法と原則」を立てた李大統領の公安統治式法治がもっと強化されるだろうと憂慮されている。

ペク候補者の抜擢も代表的な「大統領側近人事」とされている。彼は李大統領のソウル市長時代、是正開発研究院長だった。大統領選挙キャンプでも政策補佐をした。

野党は国会聴聞会で二庁の候補者に対する徹底的な検証を意気ごんでいる。特にセン候補者の場合、竜山惨事捜査記録の公開を命じた法院の命令を、ソウル地検が拒否した点等をおいて論難が予想される。また、PD手帳作家の私的電子メールを公開したことを取り囲んで「人権侵害」問題も争点になる見込みである。
 




Mass■世論、市民運動


ノ・ムヒョン前大統領の追慕公演、聖公会大学で実施
 


21日午後7時30分。ソウル市クロ区にある聖公会大学にて俳優グォンヘヒョ氏司会でノ・ムヒョン前大統領の追慕公演が始まった。追慕公演のタイトルは「再び風が吹く」。

この公演は延世大学の露天劇場で開かれる予定だったが、学校側が、司法2次試験(22〜25日)を理由に許可をしなかったので、場所を変えて行うことにした。

公園当日の午後6時頃、聖公会大の前には長い行列だできた。主催の方の話によると列は潟谷駅まで続いて5Kmにも及んだそうだ。学校の中も人波であふれていて、大学の内外は公演前から黄色い波でいっぱいになった。公演参加者は主催側による推算1万以上。警察はこの日午後8時現在6千人がが集まったと発表した。

 




 

NorthKorea朝鮮の動向

北、「核実験は、徹底的な自力更生の産物」


北朝鮮は2回の地下核実験を「成功的」に実施した結果、「朝鮮民族の力は百倍以上もっと強まったし、「我が民族の統一を勢いよく推進できる丈夫な担保が用意された」と北朝鮮の週刊誌「統一新報」が主張した。

北朝鮮のオンラインメディア「我が民族どうし」によれば、「統一新報」は20日最新号で、「南韓の保守勢力がいくら騷いでも、この厳然な現実は絶対に隠すことはできない」と付け加えた。

この新聞は、6.15南北共同宣言9周年を前後して、ハンナラ党朴ヒテ代表の「6.15宣言は忘却の中に消えた合意」と言ったことなど、ハンナラ党を含めた保守陣営が6.15宣言を無視したことに対して、「全同胞の統一志向と念願に対する容納出来ない挑戦行為」と責めた。

新聞はまた「南北共同宣言を共和国の自衛的な核抑制力強化措置と無理やりに連結させて重傷していること」も責めながら、自分たちの核実験は「その誰の助けによることでもなく、徹底的に自力更正の産物」であり、「悪戦苦闘の末にとうとうやりこなしたこと」と主張した。



 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第299号 2009年06月22日 ノ・ムヒョン前大統領の追慕公演、聖公会大学で実施
第298号 2009年06月15日 6・15南北共同宣言9周年行進、警察阻止
第297号 2009年06月08日 五体闘志団、時局宣言「李政権、自ら退陣」要求
第296号 2009年06月01日 ノ・ムヒョン前大統領、50万の追悼式
第295号 2009年05月25日 ノ・ムヒョン前大統領の追悼行列、全国で続く
第294号 2009年05月18日 組合員死亡で貨物連帯ストライキ決議、大会で警察と衝突、376名連行
第293号 2009年05月11日 汎民連押収捜索糾弾するー拘束公安弾圧中断しろ!
第292号 2009年05月04日 「キャンドル集会1周年文化祭」、警察封鎖、200名連行
第291号 2009年04月27日 蔚山、進歩陣営候補の一本化に成功、当選確率向上
第290号 2009年04月20日 18日、「グローバル的な家父長体制」 に対抗する新しい運動の設立
第289号 2009年04月13日 金正日3期体制スタート「社会主義憲法修正」
第288号 2009年04月06日 北朝鮮のロケット発射、市民団体の意見分かれる
第287号 2009年03月30日 民主労総、国際共同の日、「G20首脳会談への代表団派遣」
第286号 2009年03月23日 現職の言論人拘束事態、言論労組「10年前の言論弾圧へ回帰」
第285号 2009年03月16日 民主労総、「非正規職期間延長は対国民詐欺劇」
第284号 2009年03月09日 「戦争と女性人権博物館」着工式開催
第283号 2009年03月02日 ストライキの言論労組「放送改悪案、廃止まで闘う」
第282号 2009年02月23日 20日、故金スファン樞機卿の葬礼ミサ、1万名参加
第281号 2009年02月16日 大統領府、「行政官個人による広報指針」認定、波紋拡散
第280号 2009年02月09日 竜山追悼集会、氾国民対策委「大規模闘いは続く」
第279号 2009年02月02日 1日、竜山惨事の国民追悼大会、「責任者処罰」
第278号 2009年01月26日  竜山惨事、「火炎瓶が原因」VS「撤去民に責任押し付け」
第277号 2009年01月19日 KBS放送局、新任社長反対の「社員行動」関係者らの罷免、解任で波紋
第276号 2009年01月12日 野党民主党「ミネルバの拘束はネット民主主義の死亡宣告」
第275号 2009年01月05日 4日、金ヒョンオ国会議長「与野党の対話と妥協案」要求、直権上程拒否


コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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