To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:164(2006.11.20)

平沢大秋里運動会、
「そう、最後まで一緒に行こう」



東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calendarカレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1
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 Calendarカレンダー 

 

11月13日()

 北朝鮮サイト「6カ国協議再開は北朝鮮の勝利」

11月14日()

米国の北朝鮮人権団体、国連韓国代表部前でデモ

11月15日()

 韓日米6カ国協議首席代表が会合、対応策を協議

11月16日()

 日米韓 6カ国協議の首席会談 北朝鮮核で共同声明を確認

11月17日()

 韓国、北朝鮮の人権侵害非難決議賛成へ

11月18日()

 日米韓首脳会談、北朝鮮核問題緊密協力で一致 

 


Government
政府、政党

 
「ザイトゥーン部隊、撤退させるべき」59%



最近、韓国の国会で、イラクに派遣された韓国軍・ザイトゥーン部隊に関連、撤退と派兵期間の延長をめぐる議論が広がっているなか、「撤退させるべき」という世論が高まっていることが、調査により分かった。ジョインス風向計が15日「イラク駐留軍の撤退問題」について尋ねたところ「軍を撤退させるべき」との回答が58.6%だった。

「撤退させてはダメ」との回答は29.8%にとどまった。「撤退させるべき」との意見は、ブルーカラー(70.6%)、進歩政党・民主労働党の支持者(77.0%)でとくに多く、「軍を撤退させてはダメ」との意見は男性(33.5%)、19〜29歳(37.1%)、大学在学以上(34.4%)、野党ハンナラ党の支持者(33.9%)で相対的に多かった。





Mass■世論、市民運動

平沢大秋里運動会、 「そう、最後まで一緒に行こう」



2006年 11月の最後の日曜日の26日。.秋の終りを知らせる曇った天気の中で廃墟になった大秋里小学校運動場では毎年開かれた運動会が間違いなく開かれた。

運動会は例年と違って、人は減った。しかし、笑いと平和な田舍村の豊かな生はそのまま盛られていた。運動会には、平和団体の人々、学生、そして住民たちが集まり、楽しいばかりだった。この日の大秋里運動会には競争よりは平和を、強靭なスポーツ精神よりはともに生きていく姿そのものだった。

住民たちは小学校運動場を整理し、押し堅めた。学校建物があった場所には去る 5月4日警察の強制撤去によるコンクリートダミーと鉄筋固まりが廃墟のそのまま残っていたが、運動会には全然違った風景で、活気に満ちていた。大秋里に入って来る入口に警察の不審検問はそのまま続き、遠くから警察バスも見えたが、運動場は平穏だった。

住民たちがこの日午前にはキムチの漬け込みをしたために、午前にはあらかじめ集まった人々のサッカー競技で盛んでいた。特別にチームを割る基準もなしに、誰も競技に参加することができる。11時頃、豚肉とイカを運動場の一角で焼き始めた。マクコリが回って、空腹だった彼らはすぐその周辺に集まる。

 

本格的な運動会は昼1時から始まった。簡単な開会辞と体操。体操は大秋里住民たちの生を形象化した御健康踊りだ。住民たちはお互いのぎこちない身振りに笑い花を噴き出した。プンムルは大秋里村の空に響いた。平和を祈って、いつまでもいつまでも大秋里に住むことを決意する運動会はこれで始まった。


















<記事提供チャムセサン>


NorthKorea朝鮮の動向

「北核放棄時は韓国戦争終了宣言」米ホワイトハウス


米国ホワイトハウスのトニー・スノースポークスマンは18日「北朝鮮が核プログラムを撤廃し、どんな核の野望も放棄すれば、我々は韓国戦公式終了宣言(a declaration of the end of the Korean War)をして、経済協力のほか文化、教育などの分野で協力関係を結ぶなど一連の措置を喜んで取る」と言った。

スノースポークスマンは盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とブッシュ米国大統領がベトナムハノイでこの日、両国首脳会談をした結果を説明するブリーフィングの席でこのように明らかにした。

そして「ブッシュ大統領はこんな立場を盧大統領に説明したし、盧大統領はその話を聞いて満足した」と伝え、同時に「北朝鮮が核をあきらめる場合、我々が取る措置は北朝鮮当局と住民には良いことになる」とし「米国は北朝鮮に対するムチではなくニンジンに重きを置いている」と強調した。

1950年6月25日、北朝鮮の南侵で勃発した朝鮮戦争は53年7月27日、国連軍と北朝鮮、中共軍間の停戦協定で戦闘行為が中止されて休戦状態に至った。しかし終戦、または平和協定は行われておらず記述的に朝鮮半島はまだ戦争状態だ。したがってスノースポークスマンが「朝鮮戦争終了宣言」と言ったのは現在の米国と北朝鮮間の停戦状態を終戦、平和体制に切り替えるという意味だ。北朝鮮は70年代から交戦当事国である韓国を排除して米国とだけ平和協定を結ぶことに固執したが、米国と韓国がこれに反対したことから終戦協定が結ばれていない。





コリアン情報ウィークリー(2006年)


第164号 2006年11月20日 平沢大秋里運動会、「そう、最後まで一緒に行こう」
第163号 2006年11月13日 36週期全国労動者大会開催「民主労総、ゼネスト宣言」
第162号 2006年11月06日  「11.22民衆総決起」、全国非常時局座り込み
第161号 2006年10月30日 全教祖、教育部の早退闘争懲戒方針に反論
第160号 2006年10月23日
 韓米FTA 4次交渉阻止、デモ暴力鎭圧糾弾記者会見
第159号 2006年10月16日
 韓国社会運動陣営、北核実験に対する微妙な視覚の差
第158号 2006年10月09日
 北朝鮮国連大使「米国の脅威が核抑止力保有を強要」
第157号 2006年10月02日
 労働部「不法派遣ではない」発表、KTX支部「悲痛...最後まで闘争」
第156号 2006年09月25日
 保健医療入1174人、「米国産牛肉安全性」 警告
第155号 2006年09月18日
 民主労総「政権退陣闘争」宣布、11月15日ゼネスト決議
第154号 2006年09月11日
 民主労総除いた労使政、「複数労組禁止などの3年猶予」に合意
第153号 2006年09月04日
 13日、平沢空き家強制撤去予定
第152号 2006年08月28日
 国際労動調社団,「韓国労動者の悽惨な現実確認」
第151号 2006年08月21日
 公共部門不正規職労動者、政府の非正規対策批判
第150号 2006年08月14日
 小泉首相の8・15靖国参拝に市民団体猛反発
第149号 2006年08月07日
 4日、建設労働者死亡糾弾大会、「今は、追悼辞をするときではない」
第148号 2006年07月31日
 韓国大統領府、「韓米FTAは『親米自主』経済部門の決定版」
第147号 2006年07月24日
 李統一相「北のミサイル問題、最も失敗したのは米国」
第146号 2006年07月17日
 建設労動者ポスコ占拠座り込み,9日ぶりに終了
第145号 2006年07月10日
 10日、汎国民本部、米韓FTA交渉阻止闘争指針一号発表
第144号 2006年07月03日
 民主労総、 12日,30万参加、韓米FTA 阻止一日ゼネスト決定
第143号 2006年06月26日
 6.24 反戦行動、「ノ・ムヒョン政府,撤兵計画を明らかにしろ!!」
第142号 2006年06月19日
 平沢 デチュウ里、インターネット放送開始
第141号 2006年06月12日
 女子中学生死亡4周期追悼キャンドル集会
第140号 2006年06月05日
  7日、金ジテ平沢住民対策委員長、拘束
第139号 2006年05月29日
  「朝鮮戦争は北による統一戦争」 カンジョング教授に有罪判決
第138号 2006年05月22日
  ウリ党「選挙は絶望を過ぎ、パニック状態だ」
第137号 2006年05月15日
 14日、警察完全封鎖で、平沢大推里での汎国民大会霧散
第136号 2006年05月08日
 平沢に軍・警察投入、米軍基地拡張・移転反対施設を占領
第135号 2006年05月01日
 盧大統領、対日特別談話要旨
第134号 2006年04月24日
 「現代ハイコス非正規光州全南労働者大会」
第133号 2006年04月17日
 14日、米韓FTA阻止、第1次国民大会開かれ
第132号 2006年04月10日 韓米FTA阻止汎国民運動本部が、12日、緊急記者会見
第131号 2006年04月03日 民主労総、「非正規職法案廃棄、全面再議論」要求
第130号 2006年03月27日
 民主労総、「4月のゼネストで勝利をかちとろう!!」
第129号 2006年03月20日
 日本大使館前で元慰安婦らの水曜デモ、700回目
第128号 2006年03月13日
 「強制土地受容阻止-国際平和都市計画撤回」平沢市民決議大会
第127号 2006年03月06日
 141ケ市民社会団体、米韓同盟再編合意の全面無效化を要求
第126号 2006年02月27日
 非正規職法案通過、民主労総ゼネスト2日目、20万名参加
第125号 2006年02月20日
 コメと映画の連帯による韓米FTA交渉阻止闘争
第124号 2006年02月13日
 住民登録証を返却、燃やした平沢住民ら、「独立を宣言」
第123号 2006年02月06日
 街に出た映画人の集会「スクリーンクォーター死守」
第122号 2006年01月30日
 「スクリーンクォーター縮小」反発、映画関係者ら徹夜座り込み闘争突入
第121号 2006年01月23日
 投機資本監視センター, CITY Groupを告発し、監視活動を宣言
第120号 2006年01月16日
 盧武鉉大統領新年演説に二大労総強い批判の論評
第119号 2006年01月09日
 韓流映画俳優ら、香港闘争団の釈放を促す嘆願書を提出
第118号 2006年01月02日
 香港闘争団、5日から「WTO反対と即刻釈放」を要求する無期限「ハンガスト」を決定



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定



コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27
 金正日「南侵威嚇はない」

 

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