To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:259(2008.09.15)

金ソヨン・キリュン分会長、
周りの説得で94日間のハンストを中断


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

09月08日(月)

 米軍偵察機E8C、韓国メディア初公開

09月09日(火)

 李大統領「緑地を減らしてでも安い住宅を」

09月10日(水)

 韓国、公教育費の民間負担率、OECD26カ国で最も高く

09月11日(木)

 韓米SPI会議ソウルで開催、同盟懸案を調整

09月12日(金)

 北朝鮮、中朝国境に新たな「大陸間弾道ミサイル基地」、8年前から建設

09月13日(土)

 韓国国会議員、有事状態で中国軍が北朝鮮に介入を主張

 


Government
政府、政党

韓米SPI会議ソウルで開催


第19回韓米安保政策構想(SPI)会議が10日、ソウル・竜山の国防部で行われた。韓米双方は戦時作戦統制権の韓国移譲、在韓米軍基地移転、国連軍司令部の休戦管理責任調整など同盟懸案の推進状況を点検、評価した。

国防部高官当局者は、会議終了後に記者懇談会を行い「今回の会議はプレ韓米安保協議会(SCM)のようなものだった」とし、来月17日のSCM開催に暫定合意し、案件は実務レベルで調整することにしたと伝えた。双方はこの会議で、作戦統制権移譲の進展状況を点検し、初めて韓国軍が主導し米国が支援する形で進行された韓米合同軍事演習「乙支フリーダム・ガーディアン」で表出した補完・発展が必要な課題を確認したと説明した。また、在韓米軍基地移転事業の進ちょく状況と国連軍司令部権限の移譲事項も点検したが、防衛費分担問題は論じられなかったと伝えた。

この日の会議で、韓国側首席代表を務めた全済国(チョン・ジェグク)国防政策室長は冒頭発言を通じ、これまでの成果をすべて整理し、両国首脳間で形成された信頼をさらに深める契機となることを望むと述べた。また、両国首脳がことし、4か月間で3回の会談を行ったことは、両国関係を堅固にし韓米同盟を肯定的に発展させる動力となっていると評価した。
 




Mass■世論、市民運動


金ソヨン・キリュン分会長、
周りの説得で94日間のハンストを中断


金ソヨン金属労働組合キリュン電子分会会長が、12日午前8時、病院に後送された。組合員たちによって半強制的に救急車に乗せられた。そして、組合員の懇切な説得でハンストを中断することにした。旧盆(秋夕)を二日前に控えた、断食座り込みが始まってから94日ぶりのことである。.

後送の決定的なきっかけは、金分会長の血管が取れず、点滴針をさすことができなくなったからだ。点滴の投与が中断された後は予測できない状況であった。

金分会長のハンスト中断と共にキリュン分会闘争も新しい局面に入るように思える。9月始め頃に交渉が決裂されて以来、使用側の前向きな姿勢を要求してきた金分会長のハンストも終ったからだ。

キリュン分会は、「今まで使用側の態度変化を待ちながら闘いのレベルを調整してきたが、これからは積極的な打撃闘争に突入する」と宣言した。その方法として、キリュン電子の最大納品先であるシリウス社を直接的に圧迫する戦術を考えている。

今までキリュン電子は、「シリウス社が生産基地を中国に移さなければならないと言っているから国内生産が難しい」との理由でキリュン分科組合員の就業について難色を示して来たのである。

一方、宗教界の代表者たちは、金ソヨン会長の断食の後を継いで旧盆休み中にもキリュン分会の座りこみ場を守ると「リレーハンスト」を宣言した。




 



 

NorthKorea朝鮮の動向

金総書記重病説:国情院「北に権力の空白はなし」


北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の健康異常は確実と推定されているが、北朝鮮国内では現時点で特別変わった状況は感知されていない。国家情報院は10日に国会情報委員会で、「(北朝鮮の)権力の空白は起こっていない。金総書記の権力基盤はしっかりしており、この程度で大きな混乱が起こることはない」という趣旨の報告を行った、と複数の国会議員が伝えた。

韓国軍の消息筋は「大規模な軍の移動や兵器の配備など、北朝鮮軍による特別な動きは今のところない。そのため韓国軍も通常レベルの情報監視体制を維持している」と述べた。

また、中国の丹東でも瀋陽でも、北朝鮮政権内部に特別な動きがあるという確実な証拠はない、明らかにした。

国境警備を担当する丹東のある軍関係者は「北朝鮮側の国境警備はこれまでと変わらない」と証言しているという。政権内部に「緊急事態」が発生すれば、警備やボディーチェックも強化されるなどの変化が現れるが、今はそのようなことはないという。


 

 

コリアン情報ウィークリー(2008年)

第259号 2008年09月15日 金ソヨン・キリュン分会長、周りの説得で94日間のハンストを中断
第258号 2008年09月08日 李大統領、太陽政策の批判的受容の原則を表明
第257号 2008年09月01日 27日、「宗教差別するな」大規模仏教徒大会
第256号 2008年08月25日 政治圏から労動社会まで警察長官罷兔要求
第255号 2008年08月18日 キリュン電子前のキャンドル集会、交渉は進展なし
第254号 2008年08月11日 北朝鮮のテロ支援国指定解除、延期の可能性も
第253号 2008年08月04日 WFP、北朝鮮の食糧危機、90年代以降最悪
第252号 2008年07月28日 李大統領、デモ参加団体への補助金回収へ
第251号 2008年07月21日 コスコム非正規支部、漢江の橋あちこちで高空デモ
第250号 2008年07月14日 公務員労組代議員大会、警察封鎖で延期
第249号 2008年07月07日 7月5日、市民、聖職者、労動者が一つなったキャンドル集会
第248号 2008年06月30日 29日、「反民主政権審判の日」 52次キャンドル集会進行
第247号 2008年06月23日 ニューコア-イーランドストライキ、23日で1年
第246号 2008年06月16日 6・10 100万キャンドル行進イベント「ソウル40万、全国60万参加」
第245号 2008年06月09日 72時間リレー国民行動「ソウル広場は市民博覧場」
第244号 2008年06月02日 週末キャンドル全国10万人 「独裁打倒 告示撤回」
第243号 2008年05月26日 「市民焚身事態、李明博政府が責任を負いなさい」
第242号 2008年05月19日 第28周年5.18光州民主化運動記念式 開催
第241号 2008年05月12日 米国産の牛肉輸入反対の3万キャンドル,清渓川にいっぱい
第240号 2008年05月05日 2日、米国牛肉輸入反対大規模キャンドル集会
第239号 2008年04月28日 教育自律化措置に反対する教員、PTA座り込み開始

第238号 2008年04月21日 米韓首脳の「新安保宣言」
第237号 2008年04月14日 民主労働党、カン氏・クォン氏当選、進歩新党、ノ氏・シム氏落選
第236号 2008年04月07日 第60周年済州4.3慰霊祭開催、「真実の櫓を漕いで平和の海へ」
第235号 2008年03月31日 済州 4・3抗争精神継承 、「労動者大会、民衆大会」開催
第234号 2008年03月24日 民主労総・移住労組、UN人権理事会7次総会に参席
第233号 2008年03月17日 金属労働組合、8泊9日間の長期闘争現場を全国巡回
第232号 2008年03月10日 教授労働組合、学費後払制度の立法請願運動
第231号 2008年03月03日 李大統領就任、「新しい神話へ向かって進もう」
第230号 2008年02月25日 進歩新党推進のためのシンポジウム開催
第229号 2008年02月18日 ポスコは「インドでの人権侵害の真相を明らかにせよ」
第228号 2008年02月11日 韓国労総、来る4月総選挙でハンナラ党「総力支持」決定に労働界反発
第227号 2008年02月04日 民主労働党臨時大会、「北朝鮮追従主義」問題めぐって破局危機
第226号 2008年01月28日 国家人権委員会の大統領直属機構化反対座り込みの解団式
第225号 2008年01月21日 源由被害、3人目の自殺発生、住民の怒り爆発
第224号 2008年01月14日 民主労働党「シム非常対策委」陣痛の出帆、不安な始まり
第223号 2008年01月07日 労動界・経営係、「2008年労使関係もっと不安」




コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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