To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:246(2008.06.16)

6・10 100万キャンドル行進イベント
「ソウル40万、全国60万参加」


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
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 Calendar
カレンダー 

 

06月09日(月)

 青瓦台外交安保首席、牛肉問題協議で訪米

06月10日(火)

 韓国、牛肉問題で10日にも全閣僚辞意表明

06月11日(水)

 韓国で大規模反政府集会、牛肉めぐる抗議運動が拡大

06月12日(木)

 米国産牛肉輸入の再交渉は困難、農林水産食品部長官

06月13日(金)

 貨物連帯がスト突入、港湾まひ・物流大乱が現実に

06月14日(土)

 日中韓外相会議 9月の首脳会談開催を確認

 


Government
政府、政党

米国産牛肉:李大統領「支持者は戻ってくる」


生 後30カ月以上の米国産牛肉の輸入制限問題について、韓国政府が米国と協議を行うために代表団を派遣した。交渉に臨むのは大統領府(青瓦台)の金炳局(キム・ビョングク)外交安保首席や農林水産部の朴徳培(パク・トクベ)第2次官など。代表団は9日午後、米国に向けて出国した。

今月7日に米国のブッシュ大統領と李明博(イ・ミョンバク)大統領は電話で協議を行い、韓国に生後30カ月以上の牛肉が輸出されないよう、具体的な措置を取ることで合意した。今回の訪米は、この合意内容に伴う措置について具体的な話し合いを行うためだ。

李大統領はこの日代表団に対し、「生後30カ月以上の牛肉はどのようなことがあっても輸入してはならず、国民の要求どおりの結果を引き出す必要がある」と述べた。大統領府の李東官(イ・ドングァン)報道官が明らかにした。

また今回の韓国政府代表団とは別に、黄震夏(ファン・ジンハ)議員を団長とするハンナラ党訪米団も同日午前に出国した。




Mass■世論、市民運動


6・10 100万キャンドル行進イベント
「ソウル40万、全国60万参加」



6·10抗争 211周年である10日、怒った民心を証明した大規模キャンドル波がソウルを含めた釜山・大田・大邱・光州など全国118ヶ所から開かれた。こののキャンドル集会にはソウル40万名(主催の側の推算70万名)を含めて全国的に50万名(主催の側推算100万名)の超える人々が参加した21年前の87年6・10抗争以後最大規模で、2004年 3月ノ・ムヒョン大統領弾劾糾弾キャンドル集会(20万名)に比べ、2倍が超える人波だ。集会を主観した狂牛病国民対策会議は「今日参加した人々を見れば、李明博政府が事実上国民の審判を受けたことと等しい」と主張した。

釜山でも 2万名余がソメンデパートの前でキャンドル文化祭を開いてデモを起こし、大邱では大邱デパートの前で大学生たちと労動者、 農民など6千名余がキャンドル文化祭を開いた後、都心 3.3qを回って行進をした。大田市民たちは 5千名余が大田駅広場でキャンドル文化祭を開いて、忠南道庁まで1.8qの通り行進をした。光州ではクムナム路書店の前で 5万名余が集まって再交渉を促した。

 

 

 


 

13日、ヒョソン・ミソンの6周期追悼式開催


6·10 100万蝋燭オンパレード」以降、初の大規模集中キャンドル集会が13日夕方ソウル市役所の前ソウル広場と全国主要都市で一斉に開かれた。

ソウルキャンドル集会は 2002年米軍装甲車に敷かれて死んだヒョスン・ミソンさんの6週期追悼行事とともに行われた。この日からゼネストに入った民主労総公共運輸連盟貨物連帯労動者たちと全国露店商連合会会員らは行事を終えた後、ソウル広場に行進してキャンドル集会に合流した。

狂牛病国民対策会議はこの日ブリーフィングで「今後キャンドル集会のテーマを米国産牛肉問題だけではなく、大運河・教育・健康医療保険・公企業・水道水民営化など李明博政府の政策全般に拡大して行く計画だ」と明らかにした。パク・ウォソク対策会議共同状況室長は「キャンドルに表出された国民の抗議と怒りがただ牛肉問題に止まるのではないという事実が確認されただけ、これから米国産牛肉問題を中心にするが他のイシューも同時に扱う『1+5 戦略』でキャンドル集会を進行する予定」だと言った。

  



 

14日、「米牛肉反対、李明博政権打倒」 叫んで焚身したイビョンヨル烈士葬儀


今日(14日)、、「美牛肉反対、李明博政権打倒」 叫んで焚身したイビョンヨル烈士葬儀が開かれた。葬儀は午前 9時ソウル大病院の前で出棺した。李ビョンヨル烈士の葬儀行列は最後にキャンドルでいっぱいになった鐘路と世宗路ロータリーを通ってソウル市役所まで行進をした。

葬儀委員たちを代表してジョングァンフン委員長は「数日生きていたらソウル広場・光化門・鐘路・清渓川・西大門・釜山・光州・大邱・海南・鉄原でキャンドルを持った大勢の民衆の波と夢、希望を見て、お前は死ななかったでしょうに」、「これから同志が望む祖国を統一して民衆たちの災い新自由主義をこなごなに壊そうとした課業は若い人々に任せて気楽にいらっしゃりなさい」と李ビョンヨル烈士を追慕した。
  



 

NorthKorea朝鮮の動向

北朝鮮、反対集会に支持表明


朝鮮民主女性同盟は13日、中央委員会委員長の談話を発表し、「各階層が参加している政権反対闘争は単に牛肉市場開放だけに反対する生存権闘争ではなく、反人民的、反民族的政策全般に対するのろいと憤怒の爆発だ。南朝鮮(韓国)政府は北南関係を対米関係の従属物に転落させ破局に追い込んでいる」と非難した。

これに先立ち、朝鮮農業勤労者同盟中央委員会は「南朝鮮の各階層人民の大衆的闘争に全面的な支持と声援を送り、連帯を表明する」とした。朝鮮職業総同盟も「キャンドル集会は民族の自主権と尊厳、権利を守るための愛国闘争だ」と指摘した。このほか、金日成(キム・イルソン)社会主義青年同盟中央委員会は「最後の降伏を勝ち取るまで全民闘争の炎を力強く燃やし続けなければならない」との談話を発表した。

また、北朝鮮のメディアもキャンドル集会の模様を連日速報している。朝鮮中央通信と朝鮮中央放送は11日、前日の大規模キャンドル集会の模様を伝え、警察が光化門一帯に設置したコンテナのバリケードについて詳しく報じた。また、「南朝鮮かいらい内閣総退陣」と題した報道では、「(今回のキャンドル集会は)南朝鮮の歴史上なかったことだ」と伝えた。

一方、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙、朝鮮新報は、キャンドル集会について、「(李明博新政権)が就任100日にして捨てられる危機に陥ったのは、政権史上初めてだ。これは米国産牛肉輸入反対闘争であると同時に親米事大、同族対決策動に対する怒りの噴出だ」と主張した。
 

 

コリアン情報ウィークリー(2008年)

第246号 2008年06月16日 6・10 100万キャンドル行進イベント「ソウル40万、全国60万参加」
第245号 2008年06月09日 72時間リレー国民行動「ソウル広場は市民博覧場」
第244号 2008年06月02日 週末キャンドル全国10万人 「独裁打倒 告示撤回」
第243号 2008年05月26日 「市民焚身事態、李明博政府が責任を負いなさい」
第242号 2008年05月19日 第28周年5.18光州民主化運動記念式 開催
第241号 2008年05月12日 米国産の牛肉輸入反対の3万キャンドル,清渓川にいっぱい
第240号 2008年05月05日 2日、米国牛肉輸入反対大規模キャンドル集会
第239号 2008年04月28日 教育自律化措置に反対する教員、PTA座り込み開始

第238号 2008年04月21日 米韓首脳の「新安保宣言」
第237号 2008年04月14日 民主労働党、カン氏・クォン氏当選、進歩新党、ノ氏・シム氏落選
第236号 2008年04月07日 第60周年済州4.3慰霊祭開催、「真実の櫓を漕いで平和の海へ」
第235号 2008年03月31日 済州 4・3抗争精神継承 、「労動者大会、民衆大会」開催
第234号 2008年03月24日 民主労総・移住労組、UN人権理事会7次総会に参席
第233号 2008年03月17日 金属労働組合、8泊9日間の長期闘争現場を全国巡回
第232号 2008年03月10日 教授労働組合、学費後払制度の立法請願運動
第231号 2008年03月03日 李大統領就任、「新しい神話へ向かって進もう」
第230号 2008年02月25日 進歩新党推進のためのシンポジウム開催
第229号 2008年02月18日 ポスコは「インドでの人権侵害の真相を明らかにせよ」
第228号 2008年02月11日 韓国労総、来る4月総選挙でハンナラ党「総力支持」決定に労働界反発
第227号 2008年02月04日 民主労働党臨時大会、「北朝鮮追従主義」問題めぐって破局危機
第226号 2008年01月28日 国家人権委員会の大統領直属機構化反対座り込みの解団式
第225号 2008年01月21日 源由被害、3人目の自殺発生、住民の怒り爆発
第224号 2008年01月14日 民主労働党「シム非常対策委」陣痛の出帆、不安な始まり
第223号 2008年01月07日 労動界・経営係、「2008年労使関係もっと不安」




コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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