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Calendar■カレンダー
12月31日(月) |
北朝鮮の核関連申告の不履行、米国務省が遺憾表明 |
01月01日(火) |
早期の核申告期待、米、北に働き掛け継続 |
01月02日(水) |
朝鮮半島大運河めぐる論争、大統領就任前から過熱 |
01月03日(木) |
李明博次期大統領、10日にもヒル次官補と会談へ |
01月03日(金) |
「核解決には米朝の緊密な協調必要」李次期大統領 |
01月04日(土) |
「政府が大学から手を引くのが最善」李次期大統領 |
Government■政府、政党
李次期大統領、朴槿恵氏を中国特使団長に
李明博(イ・ミョンバク)次期大統領のスポークスマン朱豪英(チュ・ホヨン)氏が4日に明らかにしたところによると、李次期大統領は、今月中旬から米国および日本・中国・ロシアなど4カ国に特使団を派遣することにしたという。
李次期大統領は、朴槿恵(パク・クンへ)ハンナラ党元代表に中国特使団長を務めて欲しい旨を要請し、朴元代表はこれを受諾したという。李次期大統領のある側近は、「朴元代表は総選挙の候補者推薦時期について問題を提起していたが、外交は候補者推薦とは異なる次元の国政課題という点から、協力すると決心したようだ」と語った。
米国特使団長には鄭夢準(チョン・モンジュン)議員が内定、日本特使団長には李次期大統領の実の兄である李相得(イ・サンドク)国会副議長が有力視されている一方、パク・ヒテ議員の名も挙がっていることが分かった。日本は対中関係に劣らず対韓関係を増進させるため、森喜朗元首相をまず韓国に派遣することにしている。韓国側に対しても、特に経済に明るい新政府の重量級メンバーを送ってもらいたい、という意図を示したものと見られる。またロシア特使団長には李在五(イ・ジェオ)議員が内定した。
Mass■世論、市民運動
労動界・経営係、「2008年労使関係もっと不安」
労動界と経営界も2008年の労使関係がもっと不安定になると見通した。
民主労総は昨年26日開かれた22次中央執行委員会の「2008年事業計画
」を通じて、「李明博政権は根本的には保守的新自由主義政権として労動者、民衆との対立が激化される」と見込んだ。韓国経営者総協会(経総)
も当日発表した「2008年労使関係の調査結果」を通じて、「2007年に比べてもっと不安になる」と見通した。
特に、労動界、経営界も、新しい政府出帆とともに労社関係において誰が「主導権」を握るかの葛藤が現われるだろうと予想した。民主労総は1月
の政権引継ぎ委員会の時から、面談交渉及び集会で非正規職、社会公共性、労動基本権などの問題を争点化させるという計画を明らかに
した。
一方、経総は「労動界が新しい政府との関係において主導権確保のための戦術を駆使することが予想されるので、新政府の初期に労使関係の不安の可能性がある
」と指摘した。
経総は「法と原則に基礎した労使関係の形成が必要だ」と言いながら、「政府初期から『合理的な人選』と『原則的対応』を見せないと、ら労動界の期待心理が上昇し、闘争が憂慮される」といい、李明博政府の強硬対応を注文した。
また、今年の核心イシューでは「非正規職」 問題と「産別交渉」が提起された。非正規職問題と関連しては、今年7月から100人以上の中小事業場まで差別是正制度が適用される予定で、使用者側の多様な便法活用によって
、労使間の葛藤が増幅されると見られる。これに対して経総は「非正規職及び社内下請のイシュー化と労動界の闘争組織化に進行されて
、非正規職勤労者の処遇改善ではない、闘いの道具化に転落するだろう」と主張した。
一方、民主労総は「多くの企業が差別是正制度を回避するために
非正規職を『類似正規職』に転換するか。外注用役化を推進して非正規職労動者たちの集団解雇及び雇用不安をもたらす」と予想し、今年
を非不正規職の正規職化と働き口確保を核心課題として提示して闘争するという計画だ。
民主労総は総選挙の時期、非正規法の全面再改訂問題を世論化し、6月国会には間接雇用関連法制の改善方案及び特殊雇用労動者の労動基本権争取のための立法推進など法制
の用意と差別申告センター建設、中小零細事業場の非正規職労動者の組織化のための全国ネットワークを構成する予定だ。
NorthKorea■朝鮮の動向
南北経済協力を拡大すべき=北朝鮮3紙共同社説
北朝鮮は1日、「労働新聞」「朝鮮人民軍」「青年前衛」の新聞3紙に2008年の政策路線を示す共同社説(新年の辞)を発表したが、懸案である北朝鮮の核問題や李明博(イ・ミョンバク)韓国次期大統領については一言も言及しなかった。昨年12月19日の大統領選挙以降2週間が経過したが、北朝鮮は「李明博氏当選」を報道していない。
北朝鮮は1995年以来、毎年1月1日に党・軍・青年を代表する3紙に共同社説の形で金正日(キム・ジョンイル)総書記の新年の政策方針を掲載している。
北朝鮮は同日、「共和国建国60周年を迎える今年を、祖国青史(歴史の記録)に刻まれる歴史的転換の年として輝かせよう」という題の共同社説を掲載した。この社説は昨年の南北首脳宣言の「徹底的な履行」と南北経済協力の拡大を強く主張している。そして「南北経済協力を多方面的に推進していくことを奨励すべき」と述べている。首脳宣言についても「(2000年の)南北共同宣言を全面的に具現するための実戦綱領」としている。
また、「親米事大や売国・民族を裏切るような行為を許してはならない。南北の各界各層は民族の大義の下、固く団合しなければならない」と書いている。
社説は南北関係について「米国の対朝鮮敵視政策を終わらせ、(6・15戦争〈朝鮮戦争〉の)休戦協定を平和協定に変えるべき」としている。韓米合同軍事演習の中止や、在韓米軍基地の廃止も主張している。
■コリアン情報ウィークリー(2008年)
第223号 2008年01月07日 労動界・経営係、「2008年労使関係もっと不安」
■コリアン情報ウィークリー(2007年)
第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党
■コリアン情報ウィークリー(2006年)
第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過
■コリアン情報ウィークリー(2005年)
第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定
■コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)
第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」
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