李明博(イ・ミョンバク)大統領就任100日目を迎え、朝鮮日報と韓国ギャラップ社は5月31日、共同で世論調査を行った。この結果、李大統領が国政運営を「よくやっている」という回答が21.2%だったのに対し、「うまくできていない」は68.9%、「普通」は3.8%、「分からない・無応答」は6.1%だった。
李大統領の支持率は21.2%で、就任直後の支持率52.0%(3月2日、韓国ギャラップ社調べ)を大きく下回った。「李大統領は今後、職務をうまくやっていくと思うか」という設問に対しては、「よくやるだろう」が51.0%で、「うまくできないだろう」の41.1%を上回った。李大統領の現在の国政運営について、「支持しない理由を一つ挙げてほしい」という問いに、「国民の意見を取り入れない」(21.3%)や「物価が上がりすぎて生活が苦しい」(16.2%)という回答が多かった。
さらに、「李大統領は国民の意思を国政運営にどれだけ反映していると思うか」との設問では、「あまり反映していない」(40.5%)と「全く反映していない」(35.0%)を合わせたマイナス評価が75.5%だった一方、「よく反映している」(4.8%)と「ある程度反映している」(14.9%)を合わせたプラス評価は19.7%だった。
この調査は全国19才以上の1015人を対象に、5月31日に電話で行われた。最大許容サンプル誤差は95%信頼水準で±3.1%。回答率は17.6%。