To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:256(2008.08.25)

政治圏から労動社会まで警察長官罷兔要求


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

08月18日(月)

 在韓米軍の追加削減はない、フィル第8軍司令官

08月19日(火)

 水原地検、20日に市民派出身文国現氏の逮捕令状請求へ

08月20日(水)

 北朝鮮の核検証体制構築、韓国首席代表金塾氏「忍耐力が必要」

08月21日(木)

 韓国法務部がアムネスティのキャンドル集会発表に異見表明

08月22日(金)

 支援食糧は「米国のプレゼント」、米朝が明記に同意

08月23日(土)

 日・韓・露・朝との自由貿易区設立へ―吉林省

 


Government
政府、政党

在韓米軍の追加削減はない、フィル第8軍司令官


ジョセフ・フィル在韓米軍第8軍司令官が、韓米首脳が4月に合意した在韓米軍追加削減の中断方針を改めて確認した。

「在韓米軍の削減はない」としながら、米国はむしろ戦力を少し補強する予定だと明らかにした。

韓国に赴任する米国防総省所属教師らと15日に行った懇談会で述べたもので、米軍準機関紙「スターズ・アンド・ストライプス(星条旗新聞)」が17日に報じた。

フィル司令官は続けて、将兵の循環勤務期間が3年に延長されれば韓国での生活スタイルが完全に変わるとし、米軍の同伴家族に向けさらに多くの学校や託児施設が要求されるだろうと述べた。

また、「北朝鮮が問題を起こせばどんな結果になるかは明らかだ」と述べ、北朝鮮の韓国侵略は結局北朝鮮の崩壊と南北統一につながるとの見方を示した。




Mass■世論、市民運動


政治圏から労動社会まで警察長官罷兔要求
 


警察の過度な公権力行事に対するオチョンス警察庁長官の罷兔要求が政治圏から労動人権社会団体に至るまで広がっている。

これまで警察はキャンドル集会を不許して、色素をまぜった水大砲を振り撤いた後、強引に市民たちを連行してきた。

それに、今回、キャンドル集会で連行された女性にブラジャー脱衣を強要、青少年に対する事前拘束令状を申し込むなど、警察が市民たちの人権を無視して集会デモの自由を過度に侵害している。

昨日(20日)は、米国産牛肉収入開放に反対しゼネストをしたソンカップトク金属労組委員長を緊急連行した。

民主党女性委員会は今日(21日) 午前、国会で記者会見を持ち「女性連行者たちに下着を脱ぐようにしたことは、侮蔑感と性的羞恥心を与えた行為で、明白な人権侵害」としながら、李明博大統領にオチョンス警察庁長官を直ちに罷兔することを要求した。

そして、同委員会はオチョンス警察庁長官との面談を要請したが、拒否された。

警察が、キャンドル集会で連行された女性に、ブラジャー脱衣を要求したことは最初マッポ署だけでのことと知られたが、江南署を含めむソウル市内の数ヶ所の警察署で恣行されたことがあきらかになった。

狂牛病国民対策会議によれば、6月25日から 8月15事まで起ったブラジャー脱衣強要行動は、マッポ署1件、江南で5件、中部で 3件、西部で6件など、計15件が発生したとのことである。

 



 

NorthKorea朝鮮の動向

米国、北のテロ支援国家指定解除を無期限延期


11日から適用されることが予想されていた、米国の北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除が「無期限」で延期となった。

ワシントンの外交消息筋は、北朝鮮が寧辺の核施設についての申告はしたものの、それに対する検証の手続きに合意していないため、ブッシュ米大統領がテロ支援国家の指定解除を延期することを決めた、と語った。

一方、コンドリーザ・ライス米国務長官はこの日、日本の高村正彦外相と電話で会談し、こうした方針を伝えた。

北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除は、6月26日に米国議会へ通告された後、法的な期限である45日が過ぎた今月11日から適用が可能だったが、北朝鮮が核施設に対する検証の手続きに合意しなかったため、適用が延期された。

米国と北朝鮮は最近、外交ルートを通じ、核開発計画の中でも中心的な懸案であった寧辺の核施設に対する抜き打ち調査、サンプルの採取、国際原子力機関(IAEA)の役割などについて協議したものの、合意に至らなかった。
 

 

コリアン情報ウィークリー(2008年)

第256号 2008年08月25日 政治圏から労動社会まで警察長官罷兔要求
第255号 2008年08月18日 キリュン電子前のキャンドル集会、交渉は進展なし
第254号 2008年08月11日 北朝鮮のテロ支援国指定解除、延期の可能性も
第253号 2008年08月04日 WFP、北朝鮮の食糧危機、90年代以降最悪
第252号 2008年07月28日 李大統領、デモ参加団体への補助金回収へ
第251号 2008年07月21日 コスコム非正規支部、漢江の橋あちこちで高空デモ
第250号 2008年07月14日 公務員労組代議員大会、警察封鎖で延期
第249号 2008年07月07日 7月5日、市民、聖職者、労動者が一つなったキャンドル集会
第248号 2008年06月30日 29日、「反民主政権審判の日」 52次キャンドル集会進行
第247号 2008年06月23日 ニューコア-イーランドストライキ、23日で1年
第246号 2008年06月16日 6・10 100万キャンドル行進イベント「ソウル40万、全国60万参加」
第245号 2008年06月09日 72時間リレー国民行動「ソウル広場は市民博覧場」
第244号 2008年06月02日 週末キャンドル全国10万人 「独裁打倒 告示撤回」
第243号 2008年05月26日 「市民焚身事態、李明博政府が責任を負いなさい」
第242号 2008年05月19日 第28周年5.18光州民主化運動記念式 開催
第241号 2008年05月12日 米国産の牛肉輸入反対の3万キャンドル,清渓川にいっぱい
第240号 2008年05月05日 2日、米国牛肉輸入反対大規模キャンドル集会
第239号 2008年04月28日 教育自律化措置に反対する教員、PTA座り込み開始

第238号 2008年04月21日 米韓首脳の「新安保宣言」
第237号 2008年04月14日 民主労働党、カン氏・クォン氏当選、進歩新党、ノ氏・シム氏落選
第236号 2008年04月07日 第60周年済州4.3慰霊祭開催、「真実の櫓を漕いで平和の海へ」
第235号 2008年03月31日 済州 4・3抗争精神継承 、「労動者大会、民衆大会」開催
第234号 2008年03月24日 民主労総・移住労組、UN人権理事会7次総会に参席
第233号 2008年03月17日 金属労働組合、8泊9日間の長期闘争現場を全国巡回
第232号 2008年03月10日 教授労働組合、学費後払制度の立法請願運動
第231号 2008年03月03日 李大統領就任、「新しい神話へ向かって進もう」
第230号 2008年02月25日 進歩新党推進のためのシンポジウム開催
第229号 2008年02月18日 ポスコは「インドでの人権侵害の真相を明らかにせよ」
第228号 2008年02月11日 韓国労総、来る4月総選挙でハンナラ党「総力支持」決定に労働界反発
第227号 2008年02月04日 民主労働党臨時大会、「北朝鮮追従主義」問題めぐって破局危機
第226号 2008年01月28日 国家人権委員会の大統領直属機構化反対座り込みの解団式
第225号 2008年01月21日 源由被害、3人目の自殺発生、住民の怒り爆発
第224号 2008年01月14日 民主労働党「シム非常対策委」陣痛の出帆、不安な始まり
第223号 2008年01月07日 労動界・経営係、「2008年労使関係もっと不安」




コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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