To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:257(2008.09.01)

27日、「宗教差別するな」大規模仏教徒大会


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

08月25日(月)

 李大統領「法治無力化はこれ以上容認しない」

08月26日(火)

 KBS理事会、新社長候補に李炳淳氏を決定

08月27日(水)

 韓国、北朝鮮の核無能力化中断を批判、再開求める

08月28日(木)

 「現政権が仏教を差別」 僧侶ら6万人が抗議デモ

08月29日(金)

 現代峨山の尹社長が「射殺事件」で辞任、新社長に元統一部次官

08月30日(土)

 韓米防衛費分担めぐる第2回交渉、結論出ず終了

 


Government
政府、政党

KBS理事会、新社長候補に李炳淳氏を決定


KBS(韓国放送公社)理事会25日、KBS本館で臨時理事会を開き社長候補4人を対象に面接審査を実施した後、大統領に任命要請する社長候補に李炳淳(イ・ビョンスン)KBSミニシリーズ社長を決定したと発表した。

理事会は、社長候補任命の過程をめぐり外部で多くの議論を呼んだが、候補者の選定は外部からの関与や干渉を一切排除し独立的に行われるべきとの原則の下、民主的かつ透明に作業が進められたと説明した。また、同日中に李候補に対する任命要請とその事由を行政安全部に提出する予定だと明らかにした。

臨時理事会は午前10時に開会されたが、一部の理事らが午後12時ごろ社長任命要請手続きの中断と再公募を求めながら中途退場するなど混乱の中で進められた。当初は候補者5人に対する面接が行われる予定だったが、安東秀(アン・ドンス)前KBS副社長が候補辞退を表明したため面接対象が4人に減った。

李候補は大統領の最終任命手続きを経て、鄭淵珠(チョン・ヨンジュ)前社長の後任として残りの任期(1年4か月)を務めることになる。

一方、青瓦台(大統領府)関係者によると、李明博(イ・ミョンバク)大統領は早ければ26日に李候補をKBS社長に正式任命する見通しだ。
 




Mass■世論、市民運動


KTXセマウル号高空デモに突入


整理解雇撤回と鉄道公社の直接雇用を求めて長期間闘いをして来たKTX-セマウル号の乗務員たちが、今日(27日)の朝5時を期し高空座り込みに入った。

呉美善KTX乗務支部支部長を含めむ5名は、ソウル駅付近40余メートル高さの照明鉄塔に上がって座り込み中であり、直接雇用要求が受け入れられるまで無期限座り込みを続くという立場だ。

彼らは高空座り込みの前に「KTX-セマウル号乗務員たちはもう行く場はない。

3年近く闘争してきた非正規職労動者として別の道はない」という立場書を出した。

高空座り込み場所である照明鉄塔の下に設置された天幕座りこみ場の前では、午前 10時30分に連帯集会が開かれた。

夕方7時にはソウル駅で不正規職労動者とともにするキャンドル集会が開催される予定だ。




 

27日、「宗教差別するな」大規模仏教徒大会


27仏教宗団・仏教徒20万がソウル広場へ

李明博政府の「宗教偏向」を糾弾すると飛び出た仏教徒たちが、ソウル広場を踏み場のないくらいにいっぱい埋めた。

全国仏教27個仏教宗団は27日の午後2時から全国の仏子20余万人が参加した中、ソウル市役所前ソウル広場で「'憲法破壊、宗教差別の李明博政府糾弾汎仏教徒大会」を開いた。

この日、大会を開催した汎仏教徒奉行委員会の常任奉行委員長であるウォンハクお坊さんは「李明博政府で起きている非常識な公職者たちの宗教差別事件に対して大統領が責任ある措置を取っていない。

これ以上、黙ってはいられない状況」と大会開催の背景を語った。

 

 



 

NorthKorea朝鮮の動向

北朝鮮、核施設の無能力化作業を中断


米国が北朝鮮をテロ支援国家リストから削除していないことから、北朝鮮外務省は10・3合意(北朝鮮の核の無能力化とテロ支援国家解除)に違反しているとし、対抗措置として寧辺の核施設の無能力化措置を中断、原状回復も考慮していることが分かった。

外務省のスポークスマンはこの日発表した声明で「米国が6カ国協議10・3合意の履行を拒否しているため、朝鮮半島における核問題の解決に支障をきたしている。米国が合意事項を守らないため、われわれは『目には目を、歯には歯を』の原則に従い、これに対応する措置を取らざるを得なくなった」と主張した。

声明では特に「10・3合意により進められていた核施設の無能力化作業を直ちに中断することとした。この措置は今月14日に効力が発生、すでに関係機関に通知した」とされている。

また、「わが国の該当機関の強力な要請により、寧辺の核施設について直ちに原状回復の措置を取ることも考慮する」と主張した。


 

 

コリアン情報ウィークリー(2008年)

第257号 2008年09月01日 27日、「宗教差別するな」大規模仏教徒大会
第256号 2008年08月25日 政治圏から労動社会まで警察長官罷兔要求
第255号 2008年08月18日 キリュン電子前のキャンドル集会、交渉は進展なし
第254号 2008年08月11日 北朝鮮のテロ支援国指定解除、延期の可能性も
第253号 2008年08月04日 WFP、北朝鮮の食糧危機、90年代以降最悪
第252号 2008年07月28日 李大統領、デモ参加団体への補助金回収へ
第251号 2008年07月21日 コスコム非正規支部、漢江の橋あちこちで高空デモ
第250号 2008年07月14日 公務員労組代議員大会、警察封鎖で延期
第249号 2008年07月07日 7月5日、市民、聖職者、労動者が一つなったキャンドル集会
第248号 2008年06月30日 29日、「反民主政権審判の日」 52次キャンドル集会進行
第247号 2008年06月23日 ニューコア-イーランドストライキ、23日で1年
第246号 2008年06月16日 6・10 100万キャンドル行進イベント「ソウル40万、全国60万参加」
第245号 2008年06月09日 72時間リレー国民行動「ソウル広場は市民博覧場」
第244号 2008年06月02日 週末キャンドル全国10万人 「独裁打倒 告示撤回」
第243号 2008年05月26日 「市民焚身事態、李明博政府が責任を負いなさい」
第242号 2008年05月19日 第28周年5.18光州民主化運動記念式 開催
第241号 2008年05月12日 米国産の牛肉輸入反対の3万キャンドル,清渓川にいっぱい
第240号 2008年05月05日 2日、米国牛肉輸入反対大規模キャンドル集会
第239号 2008年04月28日 教育自律化措置に反対する教員、PTA座り込み開始

第238号 2008年04月21日 米韓首脳の「新安保宣言」
第237号 2008年04月14日 民主労働党、カン氏・クォン氏当選、進歩新党、ノ氏・シム氏落選
第236号 2008年04月07日 第60周年済州4.3慰霊祭開催、「真実の櫓を漕いで平和の海へ」
第235号 2008年03月31日 済州 4・3抗争精神継承 、「労動者大会、民衆大会」開催
第234号 2008年03月24日 民主労総・移住労組、UN人権理事会7次総会に参席
第233号 2008年03月17日 金属労働組合、8泊9日間の長期闘争現場を全国巡回
第232号 2008年03月10日 教授労働組合、学費後払制度の立法請願運動
第231号 2008年03月03日 李大統領就任、「新しい神話へ向かって進もう」
第230号 2008年02月25日 進歩新党推進のためのシンポジウム開催
第229号 2008年02月18日 ポスコは「インドでの人権侵害の真相を明らかにせよ」
第228号 2008年02月11日 韓国労総、来る4月総選挙でハンナラ党「総力支持」決定に労働界反発
第227号 2008年02月04日 民主労働党臨時大会、「北朝鮮追従主義」問題めぐって破局危機
第226号 2008年01月28日 国家人権委員会の大統領直属機構化反対座り込みの解団式
第225号 2008年01月21日 源由被害、3人目の自殺発生、住民の怒り爆発
第224号 2008年01月14日 民主労働党「シム非常対策委」陣痛の出帆、不安な始まり
第223号 2008年01月07日 労動界・経営係、「2008年労使関係もっと不安」




コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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