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米国務次官が訪韓 韓米FTA・北朝鮮問題など協議 |
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国連総会、北朝鮮人権決議案を採択、韓国は賛成票 |
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韓国与党、米韓FTA法案を強行可決 |
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北、韓国軍事演習を非難「次は大統領府を火の海に」 |
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米専門家らが今週中に訪朝 |
Government■政府、政党
与党、米韓FTA法案を強行可決
韓国の与党ハンナラ党は22日、採決をめぐり与野党間で激しい攻防が続いていた米国との自由貿易協定(FTA)の批准同意案を、緊急招集された国会本会議で強行採決し可決、成立させた。
米国側は批准手続きを10月に終えており、米韓FTAは李明博大統領が目指していた来年1月にも発効する。
強行採決に最大野党・民主党が今後の全国会日程のボイコットを宣言するなど政権との対決姿勢を一層強めており、政権は厳しい国政運営を迫られそうだ。
野党側はFTA発効で「社会の二極化が進む」などと反発していたが、処理が停滞した最大の理由は条項に盛りこまれた「国家・投資家間における訴訟制度(ISD)」に対する警戒感が大きかったためだ。
ISDは投資家が不利益を被ったと認識した場合、投資先国の裁判所ではなく国際仲裁機関に提訴できる制度。企業の海外投資が多い韓国側に有利な側面もあるが、反対派は「政府や地方自治体が訴訟対象となる可能性があり、敗訴すれば国民にツケが回る」として削除を要求していた。
事態の収拾のため、李明博大統領は国会を訪問。与野党に協力を要請し、発効3カ月以内の再交渉という妥協案も示すなど異例の対応に出たが、野党側は同意しなかった。
22日の本会議には与野党議員170人が出席。怒号の中、採決直前に野党議員が催涙弾を投げるなど一時混乱したが、賛成151票で可決された。
Mass■世論、市民運動
26日、米韓FTA批准無効を要求する集会、2万名参加
26日午後8時、ソウル光化門広場は韓米FTA 批准無效を要求する市民たちでいっぱいになった。
22日韓米FTA 批准の強行採決後 5日が経ったが、労動者、市民たちの批准無效要求は続いている。
26日、ソウル光化門世宗大王銅像の前で集まった人々は、「批准無效、 李明博退陣」を叫んだ。
当初午後 6時光化門広場で開かれる予定だった韓米FTA 批准無效のキャンドル集会は、警察の邪魔で世宗文化会館前で開かれた。
キャンドル集会に参加するため市民たちが集まると、警察は光化門に至る道に封鎖し、広場進入を遮断した。
午後 6時 30分頃、韓米FTA凡国民本部と市民 3千余人は、キャンドル集会を始めた。これには民主党議員など野党議員も大挙参加した。
市民たちは 25日のキャンドル集会に参加しようとしたが交通事故でなくなった韓神大神学大学院生に対する追慕を行った。
警察は集会の人々に不法集会と言いながら解散命令をした。
野党 5党の政治家たちも大挙参加したが市民たちは歓呼を送らなかった。孫学圭民主党代表は、「第
1野党として強行採決を阻むことができなかった点お詫びする。最善をつくして闘う」といった。市民たちは「議員職辞闘争をしろ」「行動でみせなさい」と興奮した。
李ジョンンヒ民主労動党代表は「議員辞職も怖くない。ハンナラ党はすでに終わった。私たちのすることはただ一つしかない。国民とともに韓米FTA
批准無效のために闘う」といった。
この日の集会には、約2万名の人々が参加した。
集会の後半、警察と参加者の間に衝突となり、多くの市民が逮捕された。
来る3−4日、ソウルで米韓FTA批准無効化の大規模の集会が予定されている。
NorthKorea■朝鮮の動向
金正日総書記、4軍団司令部訪問
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記とその息子金正恩(キム・ジョンウン)氏が、延坪島砲撃を行った4軍団司令部を訪問したと官営朝鮮中央放送が25日、報道した。
同放送は、金正日父子が4軍団の単隊号233大連合部隊を視察した際、金正日が「指揮官ら一人一人の手を取りながら、戦闘動員態勢を万全にしつつ社会主義祖国の西海(ソヘ)海岸を鉄壁で守るように」と指示していたことを伝えた。
同放送は「敵方が西海5島しょ地域とその周辺の海域で大規模な反共和国戦争演習騷動を起こ巣に至ったとする朝鮮人民軍最高司令部報道を聞き、軍部隊の将兵らの胸は決死の意志にあふれていた」とし、今回の2人の視察が昨年11月23日の延坪島砲撃挑発1周年に合わせて行われたことを明らかにした。
金正日は境界勤務の遂行状況や来年の戦闘政治訓練の準備実態を確認し、部隊の準備状態について満足感を示し、部隊員らと写真撮影を行ったと同放送は伝えた。
金正日の今回の視察には、李英浩(イ・ヨンホ)軍総参謀長、 張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長、
キム・ギョンオク党中央委員会第1副部長のほか、金元弘(キム・ウォンホン)、 朴載慶(パク・ジェギョン)、玄哲海(ヒョン・チョルへ)大将らが随行した。
■コリアン情報ウィークリー(2011年)
第426号 2011年11月28日
26日、米韓FTA批准無効を要求する集会、2万名参加
第425号 2011年11月21日
人権団体、「住民証の指紋捺印は違憲」憲法訴願
第424号 2011年11月14日
韓進重工業労使合意、満場一致で可決
第423号 2011年11月07日
反対の声高まる、米韓FTA批准問題
第422号 2011年10月31日
2日、労使協調を強調した第3労総「国民労総」スタート
第421号 2011年10月24日
ソウル市長選、市民派朴元淳勝利
第420号 2011年10月17日
米韓FTA反対の行動続く、「28日国民大会」開催
第419号 2011年10月10日
世界貧困退治の日、「ソウル市長候補らは貧民対策を明確に」
第418号 2011年10月03日
映画「トガニ」熱風、福祉事業法の改正を促す
第417号 2011年09月26日
農民団体、米韓FTA 批准阻止のための断食突入
第416号 2011年09月19日 民主労働党大会、参与党との統合否決
第415号 2011年09月12日 第5次希望バス、 10月8日、釜山韓進重工業で開催
第414号 2011年09月05日 労働者の永遠の母さん、全泰壹の隣に安置
第413号 2011年08月29日 済州カンジョン村、警察投入し基地反対住民を本格鎮圧
第412号 2011年08月22日 済州海軍基地の全面白紙化のための市民行動開始
第411号 2011年08月15日 1万名、「希望時局大会」
開催
第410号 2011年08月08日 20日、各界各層人士 413人「8.20希望時局大会」宣布
第409号 2011年08月01日 「8・15良心囚赦免・公安弾圧中止」記者会見開催
第408号 2011年07月25日 高空座り込み200名、韓進重金指導員へ連帯メッセージ
第407号 2011年07月18日 「希望時局会議200」、韓進重工業の前で開催
第406号 2011年07月11日 韓進重工業事態、2次希望バースで約1万名が金指導員支援で終結
第405号 2011年07月04日 明洞再開発反対対策委発足、「第2の龍山惨事になってはいけない」
第404号 2011年06月27日
2日、労使協調を強調した第3労総「国民労総」スタート
第403号 2011年06月20日 民主労働党「進歩新党との統合案、可決」
第402号 2011年06月13日 2万大学生・市民、再びキャンドル集会開始
第401号 2011年06月06日 大学生連合、半額授業料実現のキャンドル集会続く、同盟休業投票も
第400号 2011年05月30日 民主労働党と進歩新党統合、9月まで新党建設
第399号 2011年05月23日 ノムヒョン前大統領死去2周年、追悼集会開催
第398号 2011年05月16日 光州31周年記念式、「ニムのための行進曲」再び響く
第397号 2011年05月09日 進歩改革勢力単一政党推進「福祉国家国民運動本部」出帆
第396号 2011年05月02日 韓-EU FTA、野党民主党の黙認の中、通過
第395号 2011年04月25日 ゴリ原発1号基「やめなさい」デモ
第394号 2011年04月18日 言論労組、6月末公正放送死守ゼネスト決議
第393号 2011年04月11日 市民団体「言論検閲法案反対」
第392号 2011年04月04日 民主労総委員長も「専従者賃金」受けられず、労組の財政難加重
第391号 2011年03月28日 三星半導体犠牲者、朴チヨン1周期追悼会開催
第390号 2011年03月21日 天安艦隊沈没1周年、市民団体「徹底的な再調査及び検証」を要求
第389号 2011年03月14日 「進歩教育監、学生人権条例、あっても効果なし」
第388号 2011年03月07日 民主労総中心の常設民衆連帯(準) 17日出帆
第387号 2011年02月28日 清掃労動者、8日ゼネスト「貧困、堪えることができない」
第386号 2011年02月21日 補欠選挙、野4党+市民4団体連帯合意
第385号 2011年02月14日 社会運動団体「25日、李政権3年審判、国民行動」発表
第384号 2011年02月07日 現代車非正規職支会、第2次闘争決議
第383号 2011年01月31日 GM大宇労-使、非正規職解雇者の全員復職合意
第382号 2011年01月24日 ハンジン重工業・大宇自販の「整理解雇」、労働者ら「退く所ない」
第381号 2011年01月17日 「保守言論放送」を阻止する市民運動の本格化
第380号 2011年01月10日 大学非正規職闘争、学生と掃除労働者の連帯拡散
第379号 2011年01月03日 GM大宇など非正規職支部、2011年非正規職闘争宣布
■コリアン情報ウィークリー(2010年)
第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」
■コリアン情報ウィークリー(2009年)
第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠
■コリアン情報ウィークリー(2008年)
第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入
■コリアン情報ウィークリー(2007年)
第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党
■コリアン情報ウィークリー(2006年)
第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過
■コリアン情報ウィークリー(2005年)
第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定
■コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)
第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」
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