To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:417 (2011.09.26)

農民団体、米韓FTA 批准阻止のための断食突入


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calendar
カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

09月19日(月)

 韓米軍、北朝鮮の挑発に対応した合同作戦計画作成へ

09月20日(火)

 「慰安婦」記念碑、韓国が許可 日本大使館前設置へ

09月21日(水)

 韓国空軍が新型警報機導入、北朝鮮上空の監視を強化

09月22日(木)

 李大統領、北朝鮮に共同繁栄呼びかけ 国連総会で

09月23日(金)

 米朝が米兵遺骨発掘再開を協議へ、来月会談

09月24日(土)

 朴元大統領、78年まで核開発推進か CIA文書

 


Government
政府、政党

6か国協議再開に向け韓国と北朝鮮が協議


2011年9月21日、北京市で、6か国協議再開に向けて韓国と北朝鮮による会談が開催されたが、協議再開の合意には至らなかった。22日、東方早報が伝えた。

韓国メディアの報道によると、6か国協議再開前に北朝鮮がウラン濃縮計画を中断し、国際原子力機関(IAEA)スタッフを受け入れることが、韓国側の条件だったという。

一方、北朝鮮は無条件の協議再開を主張。両者の要求は平行線をたどった。

6か国協議再開を目指し盛んに外交が展開されるなか、北朝鮮と中国、ロシアの間でも微妙な駆け引きが展開されている。

21日、中国外交部は、北朝鮮の崔永林首相が9月26日から中国を訪問すると発表した。


 



Mass■世論、市民運動


農民団体、米韓FTA 批准阻止のための断食突入
 


定期国会に上程された米韓FTA 批准案を沮止するために農民団体らが断食に突入した。

28日午前、ソウル汝矣島国民銀行の前で農水畜産連合会と韓国農民連帯所属 36個農漁民団体で構成された「米韓FTA阻止農水畜産非常対策委員会(FTA非常対策委)」は座り込み突入に先立って記者会見を開いた。

李ジュンドン韓国農民連帯常任代表は「オバマ・アメリカ大統領、サルコだ・フランス大統領も農業の大切さを言うのに、我が政府は何を考えているのか疑わしい」「農民団体は韓米FTA 批准阻止に最善をつくす」と覚悟を明らかにした。

イ・ガンソク全国農民会総連盟議長は「このごろ青瓦台が不正 · 腐敗で腐るにおいがする。最近公開されたウィキリクスを見れば、政権が通商情報を開いてFTA推進をして来た」「先進国は食糧自給率の確保のために努力するのに大韓民国は農業を多国籍企業に任せようとしている。この狂った政権をそのまま放置できない」と政府を批判した。

去る2日ウィキリクスが公開した米国務省文書には、ギムゾンフンの前外交通商部通商交渉本部長と李明博大統領などが米官僚たちと交わした密談が記録されている。

FTA非常対策委は「通商官僚たちは韓米FTA 公式署名直後に、アメリカの方に米の関税化猶予終了以後、アメリカとは別に米市場の開放及び拡大を交渉することができるという裏面合意をしたことが明らかになった。これは史上最大の農業開放、至上最悪の農業抹殺交渉」として韓米FTA 協議案の不合理さを指摘した。

FTA非常対策委は「10月13日、李明博大統領の訪米のとき、米韓FTA 国会批准を拙速強行しようとしている」といい、 △韓米FTA 国会批准反対 △密室交渉韓米FTA 交渉過程の糾明の聴聞会実施 △李明博大統領訪米反対などを要求して断食に突入した。

一方、10月 6日 FTA非常対策委は国会批准を沮止するための農漁民大会を開催する予定だ。




 



 


NorthKorea朝鮮の動向

米朝が米兵遺骨発掘再開を協議へ、来月会談


朝鮮戦争の際に北朝鮮で戦死した米兵士の遺骨発掘・送還作業の再開に向け、米朝が来月中旬に会談を行うことで調整していることが23日、韓国外交通商部当局者の話で分かった。

会談場所は、過去に米朝が遺骨発掘交渉やミサイル交渉を行ったマレーシアのクアラルンプールになる可能性があるという。

米軍は1996年から10年間、北朝鮮で220体余りの米兵士の遺骨を発掘したが、2005年に発掘を行う米国側人員の安全が保証されないとの理由で作業を中断した。

米国防総省は先月初めに作業再開に向けた会談を北朝鮮側に公式に提案した。これに対し、北朝鮮の外務省報道官は先月19日に前向きに受け入れると明らかにした。
 



 





コリアン情報ウィークリー(2011年)

第417号 2011年09月26日  農民団体、米韓FTA 批准阻止のための断食突入
第416号 2011年09月19日 民主労働党大会、参与党との統合否決
第415号 2011年09月12日 第5次希望バス、 10月8日、釜山韓進重工業で開催
第414号 2011年09月05日 労働者の永遠の母さん、全泰壹の隣に安置
第413号 2011年08月29日 済州カンジョン村、警察投入し基地反対住民を本格鎮圧
第412号 2011年08月22日 済州海軍基地の全面白紙化のための市民行動開始
第411号 2011年08月15日 1万名、「希望時局大会」 開催
第410号 2011年08月08日 20日、各界各層人士 413人「8.20希望時局大会」宣布
第409号 2011年08月01日 「8・15良心囚赦免・公安弾圧中止」記者会見開催
第408号 2011年07月25日 高空座り込み200名、韓進重金指導員へ連帯メッセージ
第407号 2011年07月18日 「希望時局会議200」、韓進重工業の前で開催
第406号 2011年07月11日 韓進重工業事態、2次希望バースで約1万名が金指導員支援で終結
第405号 2011年07月04日 明洞再開発反対対策委発足、「第2の龍山惨事になってはいけない」
第404号 2011年06月27日 金属労組、韓進重工業非解雇者復帰宣言
第403号 2011年06月20日 民主労働党「進歩新党との統合案、可決」
第402号 2011年06月13日 2万大学生・市民、再びキャンドル集会開始
第401号 2011年06月06日 大学生連合、半額授業料実現のキャンドル集会続く、同盟休業投票も
第400号 2011年05月30日 民主労働党と進歩新党統合、9月まで新党建設
第399号 2011年05月23日 ノムヒョン前大統領死去2周年、追悼集会開催
第398号 2011年05月16日 光州31周年記念式、「ニムのための行進曲」再び響く
第397号 2011年05月09日 進歩改革勢力単一政党推進「福祉国家国民運動本部」出帆
第396号 2011年05月02日 韓-EU FTA、野党民主党の黙認の中、通過
第395号 2011年04月25日 ゴリ原発1号基「やめなさい」デモ
第394号 2011年04月18日 言論労組、6月末公正放送死守ゼネスト決議
第393号 2011年04月11日 市民団体「言論検閲法案反対」
第392号 2011年04月04日 民主労総委員長も「専従者賃金」受けられず、労組の財政難加重
第391号 2011年03月28日 三星半導体犠牲者、朴チヨン1周期追悼会開催
第390号 2011年03月21日 天安艦隊沈没1周年、市民団体「徹底的な再調査及び検証」を要求
第389号 2011年03月14日 「進歩教育監、学生人権条例、あっても効果なし」
第388号 2011年03月07日 民主労総中心の常設民衆連帯(準) 17日出帆
第387号 2011年02月28日 清掃労動者、8日ゼネスト「貧困、堪えることができない」
第386号 2011年02月21日 補欠選挙、野4党+市民4団体連帯合意
第385号 2011年02月14日 社会運動団体「25日、李政権3年審判、国民行動」発表
第384号 2011年02月07日 現代車非正規職支会、第2次闘争決議
第383号 2011年01月31日 GM大宇労-使、非正規職解雇者の全員復職合意
第382号 2011年01月24日 ハンジン重工業・大宇自販の「整理解雇」、労働者ら「退く所ない」

第381号 2011年01月17日 「保守言論放送」を阻止する市民運動の本格化
第380号 2011年01月10日 大学非正規職闘争、学生と掃除労働者の連帯拡散
第379号 2011年01月03日 GM大宇など非正規職支部、2011年非正規職闘争宣布




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

Copyright ? 2000-2011フォーラム平和・人権・環境 All rights reserved.
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1F
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org