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Calendar■カレンダー
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北、韓国を砲撃 安保理、近く緊急会合 中国は北の刺激回避か |
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国連事務総長が北朝鮮の砲撃を非難、自制求める |
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オバマ大統領が「激怒」 李大統領に韓国防衛の決意を伝達へ |
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米中、高官協議へ 北砲撃 民間人2人死亡確認 |
11月27日(土) |
米韓軍事演習、28日から実施、韓国「突発行動に警戒」 |
Government■政府、政党
新任国防長官「北朝鮮の追加挑発には航空機で反撃」
韓国の金クァンチン国防省長官候補者は3日、北朝鮮がまた挑発してくる場合、「確かに航空機を利用して北朝鮮を攻撃する」と明らかにした。
金補者は国会国防委員会人士聴聞会で「交戦規則は (南北韓の)
偶発的衝突の際に一つのガイドラインとして有效だが、先に挑発されたら自衛権の次元で適の脅威根源を完全に無くすまで充分な攻撃をすることができる」と言った。
金候補の発言は、軍事的衝突の際に種類の武器で対応するように定めている現行の交戦規則とあわない事で、空襲などすべての手段を動員して復讐するということは、議論が予想される。
金候補は「北朝鮮に対する空中爆撃が在韓米軍司令官の許諾なしで可能なのか」という与・野党議員らからの質問に「自衛権は私たちの主権的問題であり、(米軍の)
同意なしでも可能だ」、「可用なすべての戦闘力を投入して不足な場合は (陸海空軍の) 合同支援全力まで投入して追加的打撃ができる」と強調した。
全面戦争の可能性については「北朝鮮は現在、経済事情や政治的承継問題など不安要素がある。北朝鮮も全面戦争が難しい状況と予測できる」と答えた。そして、「作戦遂行のためには敵地域に我々の人質がいてはいけない。(開城工団撤収問題を必ず指摘する必要がある)」と返事した。
金候補者は2007年ノ・ムヒョン政権の時に署名された戦時作戦権還収計画について「当時、軍は戦時権還収は問題という意見を出したが、軍の統帥権者の力強い指針によって進行された。過程に問題があった」と指摘した上、李明博大統領とオバマ大統領が戦時権還収時期を2015年まで延ばしたことについても「3年8ヶ月延長されたが、これも適切な時期ではない」と言った。
また、兵士の服務期間と係わって「24ヶ月に還元するのが最善だが、現実的に難しい。21ヶ月から短縮を中断する方案を検討する」と言った。
国会国防委員会はこの日の夕方、聴聞会を終えた後、与・野党満場一致で金候補者人事聴聞経過報告書を採択した。李明博大統領は4日、金候補者に辞令を与える。
Mass■世論、市民運動
韓国市民団体、戦争あおるKBS放送を非難
「北朝鮮が追加挑発したら次の攻撃は具体的に京畿道になると日本言論が報道しました。単純な砲撃ではなく生科学武器による攻撃可能性も慎重に出されています」
「そういう場合には西海5度を復讐膺懲の基地に活用しよう。こんな主張も説得力を得られ始めています。ならば、一から新たな戦略を考えなければなれない」 −KBS
ニュース9の中で。
延坪島砲撃事件に対する一部メデァアの報道に対して市民団体が反発している。戦争をしかけるような精製されない報道によって朝鮮半島の緊張がさらに高まっているからである。
市民社会団体連帯会、韓国進歩連帯、民主言論市民連合の3団体は3日、KBS本館前で記者会見を開き、戦争をあおる報道行動の中断を促した。KBSは公営放送としての立場を忘れ、一貫して朝鮮半島の緊張状態を高める報道を出しているという。
金ソチュン聖公会大の教授は「公営放送の代表走者としてKBSが報道方向を悩むのがその役目だが、まるで他の国の戦争を楽しむように好戦的な声ばかり代弁している。KBSは公営放送という意味が何か理解もできず、我々の現実を戦争に導いているが、その責任は誰が負うのか」と批判した。
実際、KBSは23日に砲撃事件の発生以来、「京畿道が次の攻撃目標」とか「西海5度を仕返し膺懲の基地にする」、「北総参謀部、西海戦闘準備態勢点検」などの好戦的なニュースを編成して報道した。
事件当日にはイラクのバグダッドの衛星写真を延坪島という誤報を出すことど混乱を招いた。砲撃報道は量的にも圧倒的に多い。23日には73件の関連報道を出し、その後は一日平均30件の関連報道を出した。
内容は北朝鮮に対する攻撃をテーマにしたシナリオや強硬対応方針を打出す外信引用などの単発性報道が主だった。
市民社会団体の間では「KBSは脳なし放送」と称されている。「他の放送はせめて南北間軍事的対置が経済に及ぶ否定的影響や西海が火薬庫と呼ばれる理由など構造的な問題にせまる報道を一つや二つは出したが、KBSは強硬対応をしかけて戦争雰囲気をあおる報道以外の報道はまったくない」と批判した。
「KBSが公営放送の看板をつけて李明博政権の手先になって戦争危機をあおっているのは国民的悲劇」と言いながら「KBSは戦争をけしかける報道を今すぐ中断しなさい」と要求した。
NorthKorea■朝鮮の動向
北朝鮮最高人民会議長、中国を公式訪問
中国官営「新華通信」は、北朝鮮の延坪島砲撃事件で朝鮮半島に緊張が高まる中、チェテボク議長が北京に到着したと報道した。
中国全国人民代表大会の呉邦国常務委員長からの招請で中国を訪問したチェ議長は来月4日までの5日間、中国に滞在する予定。
チェ議長は今回の訪中で共産党最高リーダー達に会い、延坪島砲撃、核問題や米韓連合訓練などにういて論議するとされている。
■コリアン情報ウィークリー(2010年)
第374号 2010年11月29日 韓国市民団体、戦争あおるKBS放送を非難<
第373号 2010年11月22日 民主労総、「現代自、勝利のための労働者大会開催」
第372号 2010年11月15日 「現代」自動車、非正規職組合員800名ストライキ
第371号 2010年11月08日 「竜山事件」、関連者9人全員有罪確定
第370号 2010年11月01日 11日、G20糾弾集会ソウル駅で三角地で2万名行進
第369号 2010年10月25日 金属のKEC労組「公権力投入の時、全面戦争」
第368号 2010年10月18日 学校内の非正規職労組結成、全国へ広がる
第367号 2010年10月11日 韓国進歩運動陣営、北朝鮮3代世襲めぐる論争
第366号 2010年10月04日 4大宗団「4大河中断」求めハンガデモ
第365号 2010年09月27日 金ジョンウン、「軍事分野2人者の位相を確保」
第364号 2010年09月20日 京畿道議会、「学生人権条例、無償給食予算可決」
第363号 2010年09月13日 言論検証委員会「天安艦沈没最終報告書、真実の欠落と歪曲」
第362号 2010年09月06日 国民年金公団労組、高空デモ突入
第361号 2010年08月30日 進歩政治勢力統合のための「市民会議」結成
第360号 2010年08月23日 芸術文化界1882名「4大江事業中止」時局宣言
第359号 2010年08月16日 PD手帳番組「4大江水深6メトルの秘密」放送中止波紋
第358号 2010年08月09日 40代総理内定、長官級9名交替
第357号 2010年08月02日 野党民主党、7・28補欠選挙の惨敗で、指導部総辞職
第356号 2010年07月26日 時局宣言教師への懲戒留保、「キム教育監、無罪」
第355号 2010年07月19日 環境運動連合、「4大江工事反対」で工事現場占拠座り込み
第354号 2010年07月12日 韓国政府、「哨戒艦総合報告書の公開しない」
第353号 2010年07月05日 ロシア、韓国合同調査団の発表に「疑問」報告
第352号 2010年06月28日 韓米首脳、戦作権転換の延期とFTA再調整に合意
第351号 2010年06月21日 米の李教授「韓国合同調査団の調査結果に科学的疑問点」指摘
第350号 2010年06月14日 カトリック教会、4大江事業の現場でミサ、「直ちに中断」求める
第349号 2010年06月07日 ハンナラ党、ソウルで「21対4」の惨敗
第348号 2010年05月31日 進歩新党シム候補、涙の辞退「国民参与新党・リュ候補を必ず当選」
第347号 2010年05月24日 ノムヒョン死去1周期追悼コンサート、ソウル・釜山で7万名参加
第346号 2010年05月17日 5・18光州抗争30週年、政府と遺族「別々の記念式開催」
第345号 2010年05月10日 明洞聖堂、4大江事業反対の大規模時局ミサ
第344号 2010年05月03日 MBC放送労組の「公正放送死守」スト、1ヶ月目の長期化
第343号 2010年04月26日 民主労働党・進歩新党「地方選挙、独自の道」
第342号 2010年04月19日 北、チョンアン艦沈没との関連を初めて公式否定
第341号 2010年04月12日 無罪となった韓明淑元総理「政治工作へ闘って勝利」
第340号 2010年04月05日 三星半導体で白血病で8番目の死亡、「労災認められず」
第339号 2010年03月29日 カトリック協会本部「回復不可能な環境破壊、4大江事業反対」
第338号 2010年03月22日 民主労総、対政府闘争の本格始動、27日ソウル都心で大規模の集会
第337号 2010年03月15日 金属労組、3000名が単産の工場閉鎖に連帯闘争
第336号 2010年03月08日 野5党と市民団体、選挙連合に合意
第335号 2010年03月01日 日韓市民調査団「環境破壊の4大江事業はすぐ中止すべき」
第334号 2010年02月22日 教育市民団体「無償給食」50万署名運動開始
第333号 2010年02月15日 野党単一候補・韓明淑氏、現ソウル市長に7%差
第332号 2010年02月08日 MBC放送局労組、放送掌握に対抗してストライキ賛否投票開始
第331号 2010年02月01日 ソウル主要大学の自治会、授業料引き上げに大学本館占拠
第330号 2010年01月25日 法廷、狂牛病報道「PD手帳」番組に無罪判決、保守派・検察に「衝撃」
第329号 2010年01月18日 ノムヒョン精神継ぐ「国民参与党」創党
第328号 2010年01月11日 竜山惨事葬式、決して安らげぬ故人たち
第327号 2010年01月04日 竜山惨事妥結「政府が責任認めて謝罪」で合意
■コリアン情報ウィークリー(2009年)
第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠
■コリアン情報ウィークリー(2008年)
第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入
■コリアン情報ウィークリー(2007年)
第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党
■コリアン情報ウィークリー(2006年)
第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過
■コリアン情報ウィークリー(2005年)
第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定
■コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)
第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」
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