To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:339 (2010.03.29)

カトリック協会本部
「回復不可能な環境破壊、4大江事業反対」


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

03月22日(月)

 金剛山不動産調査、観光公社と現代峨山が職員派遣へ

03月23日(火)

 在樺コリアン請求権、韓国政府「日本の法的責任存続」

03月24日(水)

 韓歴史共同研究 韓国「竹島」で反発 紛争の公開嫌う

03月25日(木)

 米軍司令官「韓国はMD能力確保している」

03月26日(金)

 金禧老事件の在日韓国人・権禧老さん、釜山で死去

03月27日(土)

 安重根死去100年、全国各地・海外で追悼行事

 


Government
政府、政党

米国「チョンアン艦沈没に北朝鮮関与の証拠ない」


アメリカ政府は、 29日、チョンアン艦沈沒と関連して、北朝鮮が介入したという根拠はないと重ねて明らかにした。これはキム・テヨン国防省長官が北朝鮮の機雷によるチョンアン艦沈沒の可能性を言及した直後に出た。

ジェイムズスタインバグ米国務省副長官はこの日ワシントン外信記者クラブブリーフィングで、チョンアン艦沈沒と北朝鮮の連携可能性に対して「事故にどんな国も介入したという話を聞いたところない」と言った。

スタインバグ副長官は引き続き「私が知っている限り、それが(北朝鮮が) 沈沒の原因だと信じるとか憂慮する理由がない」と重ねて言及した。また、彼は「韓国軍が真相を糾明するように十分な調査をしなければならないことが重要だ」と言って愼重な態度を見せた。

フィリップクラウーリー国務省公報担当次官補も、この日の定例ブリーフィングで「北朝鮮介入の可能性を排除しない」と言う韓国の金国防長官の発言と関連した質問に、「それに対する判断は韓国政府当局に任せなければならないこと」と言いながら、直答を避けた。また、彼は「船体自体以外の他の(沈沒) 原因を把握していない」といって、事故原因をチョンアン艦の内部問題といて把握しているような返事をした。

米政府のこんな態度はチョンアン艦に対する事故原因と係わって、確かではない北朝鮮介入疑惑を脹らまして不必要に朝鮮半島の緊張を高めることを阻もうとする姿勢と解釈される。アメリカは沈沒直後、北朝鮮かかわった可能性は発見されなかったという見解を明らかにしていた。

 




Mass■世論、市民運動


カトリック協会本部「回復不可能な環境破壊、4大江事業反対」
 


カトリック最高意思決定機構である司教会が、4大江事業に反対立場を12日公式的に声明sタ。去る3月8日、 1100余名の司祭が4大江事業反対宣言をしたことに引き続き、今回は、カトリック教全体が4大江事業阻止の意思を公式化したことで、これから政府の4大江 事業をめぐって宗教界との全面対立が予想される。

司教会議はこの日、春季定期総会を終えた直後、ソウル中谷洞韓国カトリック中央協議会で記者会見を開いて「韓国カトリックのすべての司教たちは我が国のあちこちで同時多発的に進行される4大江事業がこの国全域の自然環境に致命的な損傷を被らせることで深刻に憂慮している」と4大江事業に反対立場を明らかに下。

司教会議は引き継いで「山河に回復が不可能な大規模工事を国民的な合意なしに法と手続きを迂回して、幾多の掘削機を動員してどうしてこんなに急に追いやらなければならないか、到底理解ができない」と政府の4大江事業強行を叱咤した。

続き、「私たちは無分別な開発で短期間に目の前の利益を得ようとしたが、創造主が何万年を置いて作っていらっしゃった貴重な作品を根こそぎ破壊する愚かさをやらかしてはいけない」、「政府当局者と国民の皆が私たちと未来世代に責任あって良心的な道を選ぶことができるのを祈る」と付け加えた。

司教会議は去る3月8日、4大江事業説明会を始まりに、 11日まで春季定期総会を通じて4大江事業に対する司教たちの賛否意見を聞いた。先立って8日開かれた司祭壇の良心宣言にももう 5人の司教が参加して、今度の司教会議で4大江事業に対する反対立場が発表されるという観測が予想されていた。



 


 

最高裁、「社内下請労動者も元請けと交渉可能」
元請け事業主使用者の責任認定、下請閉業方式の労組弾圧に制動
 


最高裁判所は元請け会社が下請業社たちを閉業させる方法で下請レーバーユニオン活動を萎縮させたことは不当労動行為にあたると判決した。

勤労契約関係がない元請け会社が社会下請のような間接雇用労動者の勤労契約関係に実質的な影響力と支配力があったら労働組合及び労働関係調整法上、使用者の責任だという。

これによって社会下請労動者が実質的な影響力を行使する元請け会社と直接交渉ができるようになる。

最高裁判所特別 2部は去る 25日現代重工業社内下請レーバーユニオン設立以後、社内下請労組の幹部と組合員たちに対して下請業社の閉業という方式で事業場で排除(解雇)したことが正当な労組活動に対する支配介入行為として、不当労動行為と判決した。

また元請け会社である現代重工業が使用者として責任があると判決した。

今回の判決は下請の不正規労動者たちに元請け事業主の事業場内で日常的な労組活動と争議活動の道も開いてくれたと見られる。

 



 

NorthKorea朝鮮の動向

北朝鮮、「DMZを反共和国の心理戦争場化」と批判


北朝鮮軍板門店代表部代弁人は 29日、韓国政府が非武装地帯(DMZ)の見学、取材許容など「反共和国心理戦行為」をしていると 批判しながら、「非武装地帯を南北対決に悪用しようとするアメリカと南朝鮮政府の誤った行為が続いたら、この地帯で人命被害を含めた予測できない事態が発生する」と脅威した。

韓国の国防省は、朝鮮戦争60周年事業団と陸軍本部などは去る 2月、国防省出入りの 15個言論社と「非武装地帯取材支援のための了解覚書(MOU)」を締結して、非武装地帯地域の言論取材に便宜を提供する事にしたことがある。

北板門店代表部代弁人はこの日発表した談話で「停戦協定は民事行政及び救済事業の執行に係る人員と軍事停戦委員会の許可を得た人員’だけの非武装地帯出入りを規定している」、「南朝鮮軍部の動きは停戦協定は眼中もなしに非武装地帯を対北心理戦場で作ろうとする故意的行為」と批判した。.

これに対して国防省関係者は「南側取材陣は朝鮮戦争60周年事業の一環として、非武装地帯が文化·生態的側面でどんなに保存されているのかの調査を報道するために入って行くことであるだけ、軍事·政治的目的はない」、「したがって今度取材が北で言うように非武装地帯の安全秩序を破壊する事はないこと」と駁した。

一方、北朝鮮軍は去る 26日 のチョンアン艦沈沒以後、対南警戒勤務態勢を強化しているが、対南攻撃と係わった特異動向は発見されていないと合同参謀本部が 29日明らかにした。


 



コリアン情報ウィークリー(2010年)

第339号 2010年03月29日 カトリック協会本部「回復不可能な環境破壊、4大江事業反対」
第338号 2010年03月22日 民主労総、対政府闘争の本格始動、27日ソウル都心で大規模の集会
第337号 2010年03月15日 金属労組、3000名が単産の工場閉鎖に連帯闘争
第336号 2010年03月08日 野5党と市民団体、選挙連合に合意
第335号 2010年03月01日 日韓市民調査団「環境破壊の4大江事業はすぐ中止すべき」
第334号 2010年02月22日 教育市民団体「無償給食」50万署名運動開始
第333号 2010年02月15日 野党単一候補・韓明淑氏、現ソウル市長に7%差
第332号 2010年02月08日 MBC放送局労組、放送掌握に対抗してストライキ賛否投票開始
第331号 2010年02月01日 ソウル主要大学の自治会、授業料引き上げに大学本館占拠
第330号 2010年01月25日 法廷、狂牛病報道「PD手帳」番組に無罪判決、保守派・検察に「衝撃」
第329号 2010年01月18日 ノムヒョン精神継ぐ「国民参与党」創党
第328号 2010年01月11日 竜山惨事葬式、決して安らげぬ故人たち
第327号 2010年01月04日 竜山惨事妥結「政府が責任認めて謝罪」で合意


 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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