To establish
peace and unclear-free
|
Calendar■カレンダー
04月05日(月) |
在韓米軍司令官、チョンアン艦の引き揚げ作業に全面支援を表明 |
04月06日(火) |
韓国、日本の「竹島表記」に抗議 |
04月07日(水) |
連合ニュース、「天安」沈没事故受け北朝鮮が全軍警戒態勢 |
04月08日(木) |
労働新聞「観光再開、韓国側態度にかかっている」 |
04月09日(金) |
韓米2+2戦略会談(外務、国防)、「ソウルで6月開催」が有力 |
04月10日(土) |
韓国ソウル中央法廷、元首相韓明淑氏に無罪判決 |
Government■政府、政党
無罪となった韓明淑元総理
「政治工作へ闘って勝利」
ハン・ミョンスク前総理が1審裁判府で「無罪判決」となった。「まことに長くて険しい道」だったと感想を述べた韓明淑さん。
ハン前総理は9日、法院正門の前で支持者1000名ほどのお祝いを受けて明るく笑った。「二度と私のように政治工作に利用される事のない世の中にならなければならない」、「9億ウォン疑惑'」に対する検察の別件捜査を批判したハン氏は「国民と力をつくして最後まで闘って勝利してみせる」と自信を見せた。
ハン前総理の記者会見に同席したチョン・セギュン民主党代表は「司法正義が生きているということを見せてくれた事で歓迎する」としながら、「李明博政権が地方選挙を狙って標的捜査をしたが失敗したこと」と付け加えた。特に「政治検察の改革が必要」と強調。
野党は一同に「事必帰正」と口をそろえる。
「検察の政治工作が法によって審判を受けた」という民主党ノ・ヨンミン代弁人。「極めて当然で常識的な判決。理性を失った検察の政治捜査行動に対する警告と思うべき」と評価する民主労動党ウ・ウィヨン代弁人。
ハン前総理と競争関係にある野圏のソウル市長予備候補らも、この日の判決を一斉に喜んだ。民主党のイ・キェアン予備候補は「事必帰正。検察は政治的目的に野党政治家を相手に無理な捜査と起訴をやめるべき」と言った。
翌日、世論調査で韓明淑さんの支持は、オセフン現市長に対して、5%以内の誤差範囲となり、急騰の人気を見せている。
Mass■世論、市民運動
社長退陣要求のMBC放送局スト、長期化の見込み
キム・ジェチョル社長の退陣を求めている韓国文化放送(MBC)の労働組合によるストライキが、12日で一週間を迎えながら長期化する見込みだ。
初めは報道部門を中心に起こった番組取消の現状も、全分野へ拡散している。特に目立つのは芸能分野。芸能番組「無限挑戦」と「イルバム」はそれぞれ10日と11日から再放送を出し始めたし、毎日放送されるコメディー番組
「見るほど愛嬌満点」は12日から放送が中断される。
「遊びにおいで」(13日)と「黄金漁場」(14日)、「私たち結婚しています」(17日)の時間帯にも再放送と代替番組が組まれた。時事・教養分野の13日分「PD手帳」も欠放される。
外注製作のドラマは今週は正常放映できるが、やがて欠放は避けられないと見られる。テレビ編成部長は「娯楽•芸能以外の他の放送もストライキ状況によって代替の可否が決まる」と明らかにした。会社側は長期化に備え、外部の製作人力を投入する方針を決めておいたそうだ。
組合は会社の無対応がストライキーの長期化を招いていると主張している。会社側は「無労働無賃金原則の適用」と「法的手続きによって強力な対応をとる」という方針を示して以来、無反応で一貫している。社長も6日午後と8日夕方に少し顔を出しただけで、会社には現われていない。
金社長のこのような態度について非組合員の中間幹部らの間でも不満がささやかれている。一幹部は「今回のストライキは社長がファンヒマン副社長任命で労組との合意を破棄して誘導した面が強い」としながら、「特に社長が会社をほとんど放置しているため、幹部の反感がますます拡散している」といった。もう一人の幹部は「社長の人事権は認めるが、どうして今ファンヒマンを副社長に任命しなければならなかったか、みんな疑問に思っている。ストライキが長期化されれば大変だ」と憂慮した。
一方、会社側の広報局長は「不法ストライキなので一日も早く業務に復帰しなさいという会社方針には変わりがない」としながら「組合が社長の退陣を前提條件にしている以上、どんな交渉が可能なのか」と言った。
すでに社長と副社長の出勤阻止闘争を始めた組合は、12日から闘争のレベルを高める方針。チョンアン艦沈没事件の報道のために残していた組合員47名も作業から撤収させることも考えているという。
NorthKorea■朝鮮の動向
北の外務省 「アメリカの核脅威に核兵器の増大で対応」
北朝鮮の外務省代弁人は9日、アメリカが6日(現地時間)に発表した「核能力検討報告書」(NPR)について「朝鮮中央通信」記者の質問に答える形で、「アメリカの核脅威が続く限り、私たちは今後とも抑制力としての各種核兵器を必要なだけ増やし、また現代化する」としながら、「私たちにはそうする能力が十分にある」と主張した。
「各種核兵器」と言うのは、これまでのプルトニウム抽出による核兵器の開発だけではなく、ウラン濃縮による核兵器開発の可能性も指していると見られる。
それに先立ってアメリカ政府は報告書で北朝鮮に対する先制核攻撃の可能性を開いておいた。
在日本朝鮮人総連合会の機関紙『朝鮮新報』もこの日、「朝鮮の(濃縮ウランを核燃料にする)
国産軽水炉の建設は従来の非核化交渉に新たな要素を追加することができる」としながら、「濃縮ウランは核兵器の原料になることができる」と書いている。
■コリアン情報ウィークリー(2010年)
第341号 2010年04月12日 無罪となった韓明淑元総理「政治工作へ闘って勝利」
第340号 2010年04月05日 三星半導体で白血病で8番目の死亡、「労災認められず」
第339号 2010年03月29日 カトリック協会本部「回復不可能な環境破壊、4大江事業反対」
第338号 2010年03月22日 民主労総、対政府闘争の本格始動、27日ソウル都心で大規模の集会
第337号 2010年03月15日 金属労組、3000名が単産の工場閉鎖に連帯闘争
第336号 2010年03月08日 野5党と市民団体、選挙連合に合意
第335号 2010年03月01日 日韓市民調査団「環境破壊の4大江事業はすぐ中止すべき」
第334号 2010年02月22日 教育市民団体「無償給食」50万署名運動開始
第333号 2010年02月15日 野党単一候補・韓明淑氏、現ソウル市長に7%差
第332号 2010年02月08日 MBC放送局労組、放送掌握に対抗してストライキ賛否投票開始
第331号 2010年02月01日 ソウル主要大学の自治会、授業料引き上げに大学本館占拠
第330号 2010年01月25日 法廷、狂牛病報道「PD手帳」番組に無罪判決、保守派・検察に「衝撃」
第329号 2010年01月18日 ノムヒョン精神継ぐ「国民参与党」創党
第328号 2010年01月11日 竜山惨事葬式、決して安らげぬ故人たち
第327号 2010年01月04日 竜山惨事妥結「政府が責任認めて謝罪」で合意
■コリアン情報ウィークリー(2009年)
第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠
■コリアン情報ウィークリー(2008年)
第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入
■コリアン情報ウィークリー(2007年)
第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党
■コリアン情報ウィークリー(2006年)
第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過
■コリアン情報ウィークリー(2005年)
第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定
■コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)
第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」
Copyright
? 2000-2010フォーラム平和・人権・環境 All rights reserved. |