To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:366 (2010.10.04)

4大宗団「4大河中断」求めハンガデモ


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

09月27日(月)

 韓米軍合同の対潜水艦訓練開始、黄海で来月1日まで

09月28日(火)

 脱北者問題など中国に協力要請へ、韓中戦略対話議題に

09月29日(水)

 韓中戦略対話が再稼動、次官級が北京で会合

09月30日(木)

 北朝鮮外務次官が国連演説、「核抑止力を一層強化」

10月01日(金)

 韓米安保協議会8日に開催、国防協力指針署名へ

10月02日(土)

 米次官補、6日から日韓訪問

 


Government
政府、政党

民主党、新代表ソンハクギュ当選


民主党は3日に定期全国代議員大会(全党大会)を開き、新しい党代表としてソンハクギュ候補を選出した。仁川ムンハク競技場で開かれたこの日の大会ではソン代表初め、チョンドンヨン、ジョンセギュン、イインヨン、チョンジョンべ、パクジュソン、チョべスク候補などが最高委員に選ばれた。

任期は2年。2012年の総選挙•大統領選挙を控えて執権を左右する重い責任を負うようになる。ソン代表とイインヨン最高委員など非湖南出身の候補が躍進した背景には党外民心を考慮した戦略的選択が覗かれる。

代議員投票(70%)と1日〜2日に実施された党員世論調査(30%)を総合した結果、ソン候補は21.37%を占めた。チョンドンヨン(19.35%)、ジョンセギュン(18.41%)、イインヨン(11.59%)、チョンジョンべ(10.05%)、パクジュソン(9.77%) 候補が後を続いた。チョべスク候補は 2.18%で最下位だったが、女性候補は順位に入らなくても最高委員となる規定によって指導部に入城した。7.27%を占めたチェ・ジェソン候補は脱落した。

ソン代表はハンナラ党出身で、民主党に遺跡したひとであるが、保守陣営の支持とリベラル派の支持を両方受けている。

今回ノムヒョンの大統領選挙候補選と同じく、光州・全羅道の支持が全国支持につながったようだ。




Mass■世論、市民運動


4大宗団「4大河中断」求めハンガデモ
 


プロテスタントとカトリックそして仏教と円仏教の聖職者や信徒たちによる「4大河事業中断のための4大宗教団体連帯会義」は4日、ソウル光化門広場で記者会見し、4大河事業の中断を求め、2泊3日間の断食キャンドル祈祷会を開くと発表した。

4大宗団連帯会議はこの日李明博大統領とハンナラ党と中央及び地方政府に △4大河事業を直ちに中断すること △国会検証特委と汎国民対策機構を構成することを要求した後、これから河川の再生事業を推進するとともに国家予算を教育と福祉に投資するようを訴えた。

「宗教聖職者の良心に従って、生命を破壊し環境を毀損させる災いを招きかねない深刻な国土破壊事業を中断させるため断食キャンドル祈りをささげるようになった。これは宗教の違いや政治的見解を越えて、ひたすら生命と平和をこの地に実現しようとする純粋な宗教的行為である」と明らかにした。

記者会見文では「4大河開発事業は朝鮮半島大運河事業の名前を変えただけのも」とし「国民的抵抗にぶつかってあきらめた事業を名称だけ変えて大統領の任期内に実現すべき政治的課題にした」と指摘した。

記者会見の後、「川は私たちの生命」「4大河開発事業、中断しなさい」と書かれたピケットを大統領府に向けて振ってみせた。

大韓門前に移動し宗団別にお祈りしてから命平和キャンドル文化祭を開いた。

 





 

NorthKorea朝鮮の動向

北朝鮮、「金鋼山観光再開実務者協議」提案


北朝鮮が金鋼山観光再開を協議するための南北政府間実務会談を15日に開催したいと韓国へ提案したと『朝鮮中央通信』が伝えた。

韓国政府は30日から始まる離散家族再会に否定的影響を与えないのではと懸念し、返事を出せず苦心している。

北朝鮮の名勝地総合開発指導局は2日、韓国側に「1日南北赤十字実務協議で話したとおり、金鋼山地区南側の不動産問題、観光再開問題などについて南北政府間実務会談を15日頃開催した」と提案している。

韓国と北朝鮮は1日の赤十字実務接触で10月30日〜11月5日の離散家族再会行事の場所を金鋼山離散家族面会所と金鋼山ホテルにすることで合議した。

北朝鮮は金鋼山観光問題を協議するため政府間協議を要求し、韓国は北朝鮮が提案すれば検討すると返事している。

韓国は開催日時を離散家族再会直前や再会後に変えるよう申し入れることで北朝鮮の観光再開圧迫を最小化させると見られる。

在日本朝鮮人総連合(総連)の 機関紙『朝鮮新報』は、2日に第3次労動党代表者会議の意味を解説する記事で「今日の国際情勢の下で国(北朝鮮)の経済復興と朝鮮半島の平和保障、南北関係の改善はお互いに連携されている」として、北朝鮮の強盛大国建設に南北関係の改善が重要なカギの一つであると強調した。

この頃、北朝鮮が韓国に対し柔軟な姿勢をとっている傾向と関係があると見られる。





コリアン情報ウィークリー(2010年)

第366号 2010年10月04日 4大宗団「4大河中断」求めハンガデモ
第365号 2010年09月27日 金ジョンウン、「軍事分野2人者の位相を確保」
第364号 2010年09月20日 京畿道議会、「学生人権条例、無償給食予算可決」
第363号 2010年09月13日 言論検証委員会「天安艦沈没最終報告書、真実の欠落と歪曲」
第362号 2010年09月06日 国民年金公団労組、高空デモ突入
第361号 2010年08月30日 進歩政治勢力統合のための「市民会議」結成
第360号 2010年08月23日 芸術文化界1882名「4大江事業中止」時局宣言
第359号 2010年08月16日 PD手帳番組「4大江水深6メトルの秘密」放送中止波紋
第358号 2010年08月09日 40代総理内定、長官級9名交替
第357号 2010年08月02日 野党民主党、7・28補欠選挙の惨敗で、指導部総辞職
第356号 2010年07月26日 時局宣言教師への懲戒留保、「キム教育監、無罪」
第355号 2010年07月19日 環境運動連合、「4大江工事反対」で工事現場占拠座り込み
第354号 2010年07月12日 韓国政府、「哨戒艦総合報告書の公開しない」
第353号 2010年07月05日 ロシア、韓国合同調査団の発表に「疑問」報告
第352号 2010年06月28日 韓米首脳、戦作権転換の延期とFTA再調整に合意
第351号 2010年06月21日 米の李教授「韓国合同調査団の調査結果に科学的疑問点」指摘
第350号 2010年06月14日 カトリック教会、4大江事業の現場でミサ、「直ちに中断」求める
第349号 2010年06月07日 ハンナラ党、ソウルで「21対4」の惨敗
第348号 2010年05月31日 進歩新党シム候補、涙の辞退「国民参与新党・リュ候補を必ず当選」
第347号 2010年05月24日 ノムヒョン死去1周期追悼コンサート、ソウル・釜山で7万名参加
第346号 2010年05月17日 5・18光州抗争30週年、政府と遺族「別々の記念式開催」
第345号 2010年05月10日 明洞聖堂、4大江事業反対の大規模時局ミサ
第344号 2010年05月03日 MBC放送労組の「公正放送死守」スト、1ヶ月目の長期化
第343号 2010年04月26日 民主労働党・進歩新党「地方選挙、独自の道」
第342号 2010年04月19日 北、チョンアン艦沈没との関連を初めて公式否定
第341号 2010年04月12日 無罪となった韓明淑元総理「政治工作へ闘って勝利」
第340号 2010年04月05日 三星半導体で白血病で8番目の死亡、「労災認められず」
第339号 2010年03月29日 カトリック協会本部「回復不可能な環境破壊、4大江事業反対」
第338号 2010年03月22日 民主労総、対政府闘争の本格始動、27日ソウル都心で大規模の集会
第337号 2010年03月15日 金属労組、3000名が単産の工場閉鎖に連帯闘争
第336号 2010年03月08日 野5党と市民団体、選挙連合に合意
第335号 2010年03月01日 日韓市民調査団「環境破壊の4大江事業はすぐ中止すべき」
第334号 2010年02月22日 教育市民団体「無償給食」50万署名運動開始
第333号 2010年02月15日 野党単一候補・韓明淑氏、現ソウル市長に7%差
第332号 2010年02月08日 MBC放送局労組、放送掌握に対抗してストライキ賛否投票開始
第331号 2010年02月01日 ソウル主要大学の自治会、授業料引き上げに大学本館占拠
第330号 2010年01月25日 法廷、狂牛病報道「PD手帳」番組に無罪判決、保守派・検察に「衝撃」
第329号 2010年01月18日 ノムヒョン精神継ぐ「国民参与党」創党
第328号 2010年01月11日 竜山惨事葬式、決して安らげぬ故人たち
第327号 2010年01月04日 竜山惨事妥結「政府が責任認めて謝罪」で合意


 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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