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コリアン情報ウィークリーNo:510 (2013.07.08)

17の報道機関の新人記者たち「韓国日報闘争支持」声明


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

07月01日(月)

 日帝強制徴用 原爆被害者 三菱相手に追加損害賠償訴訟

07月02日(火)

 南北首脳会談対話録原本公開、国会通過

07月03日(水)

 17の報道機関の新人記者たち「韓国日報闘争支持」声明

07月04日(木)

 韓国政府、北に6日 開城公団問題のための当局間実務会談を提案

07月05日(金)

 「親日を主題のドキュメンタリー」キム・ジンヒョクEBSディレクター、結局 辞表

07月06日(土)

 「国家情報院選挙介入」糾弾 時局宣言・ロウソク文化祭 全国各地で開催

 


Government
政府、政党

南北首脳会談対話録原本公開、国会通過


セヌリ党と民主党は7月2日、国家記録院に保管されている「2007年南北首脳会談関連会議録」(対話録)等、関連資料一切の閲覧および公開を国家記録院に公式要求した。

午後の本会議で「2007年南北首脳会談関連保管資料提出要求案」を在籍議員276人中 賛成257人、反対17人、棄権2人で通過させた。

しかしこれは、国家安保次元で少なくとも30年間保護するように定めた軍事・外交・統一に関する国家記録物を与野党が国内政治的利害関係により公開することにしたことであり、政略的談合という批判が出ている。

両党は午前の院内首席副代表会談で 「資料一切を閲覧・公開して盧武鉉前大統領と金正日国防委員長間の西海(ソヘ)NLL(北方境界線)関連対話の真相が何か事実を確認しようと思う」として、要求案処理に合意した。

両党は2007年南北首脳会談当時、盧大統領と金委員長の会議録、録音記録物(録音ファイルおよび録音収録を含む)等の関連資料一切、わが政府の首脳会談事前準備および事後措置と関連した会議録、報告書、電子文書など付属資料を全て閲覧・公開することを要求した。


 

Mass■世論、市民運動


17の報道機関の新人記者たち「韓国日報闘争支持」声明


<韓国日報>経営陣の暴力ガードマンを動員した一方的な職場閉鎖により190人余りの記者が編集局から追い出されて14日目の28日、<ハンギョレ>等報道機関の 『新人』記者たちが一つになって韓国日報記者たちを支持する声明を発表した。

昨年以降入社した17の報道機関の新人記者たちは「韓国日報チャン・ジェグ会長は編集局閉鎖を直ちに撤回せよ」という題名の声明書を出して「ストライキもしていない韓国日報記者たちを相手に編集局閉鎖というかつてない暴挙を犯したチャン・ジェグ会長に対する検察の迅速な捜査を促し、社会各層の参加を訴える」と明らかにした。

彼らは「韓国日報事態は、資格不足の社主が犯す『非常識言論弾圧』と、彼によって不当に追い出されなければならなかった記者たちの“常識的な抵抗”である」として「我々新人記者たちは言論の自由のために、所属報道機関の理念と志向を離れて連帯する」と明らかにした。

彼らは「チャン・ジェグ会長は、自身の借金返済のために200億ウォンの価値がある会社資産を放棄することにより会社に莫大な損失を及ぼした疑惑(業務上背任)を受けており、経営上の無能力を見せたのに次いで、これに対し抗議する記者たちの編集権侵害にまで乗り出した」としてチャン・ジェグ会長を糾弾した。

また、新人記者たちは先輩記者たちに向かって「不正に対して沈黙せず、堂々とした態度で大声を上げることが記者精神の本領だと信じる」として「目の前に厳存する言論弾圧の現実から目をそむけないこと」を呼びかけた。

今回の声名書発表には京郷新聞、ニュース1、国民日報、東亜日報、マネーツディ、毎日経済新聞、文化日報、ソウル新聞、朝鮮日報、ハンギョレ、韓国日報、KBS、MBC、SBS、MBN、チャンネルA、TV朝鮮の17の報道機関の、昨年以降入社した記者たちが参加した。

 




NorthKorea朝鮮の動向

南北が開城団地再稼動で原則合意 韓国側10日訪朝


稼動が中断している韓国と北朝鮮の経済協力事業、開城工業団地をめぐり6〜7日にかけて行われた当局間実務会談で南北双方は、準備が整い次第操業を再開することで原則的に合意した。

また、梅雨の影響で懸念される被害を防ぐため、韓国側企業関係者が10日から同団地を訪問し、設備の点検や整備を進めることでも合意した。

南北は韓国企業の完成品や資材、設備の搬出を認めたほか、北朝鮮は団地を訪問する韓国側関係者の安全、車両の通行、通信の保障を約束した。

韓国側が強く要求している再発防止問題などについては、正常化に向けた追加協議を10日に開城工業団地で開催することを決めた。

南北は7日午前4時ごろ、南北軍事境界線上の板門店の北朝鮮側区域にある統一閣で開かれた当局間実務会談で、4項目の合意文に署名した。

韓国首席代表を務める統一部の徐虎(ソ・ホ)南北協力地区支援団長は会談終了後に記者会見し、「南北は開城工業団地入居企業が直面している困難を解消し、団地の発展的正常化に乗り出すことで合意した」と説明した。

韓国と北朝鮮が唯一続けてきた経済協力事業の開城団地は、北朝鮮が4月3日に韓国側企業関係者の団地立ち入りを一方的に制限。その後、北朝鮮労働者を撤収したため操業停止に追い込まれた。韓国は同26日に団地に残っていた韓国側企業関係者の全員撤収を決定。5月3日に撤収が完了し、現在は事実上の閉鎖状態にある。




コリアン情報ウィークリー(2013年)

第510号 2013年07月08日  17の報道機関の新人記者たち「韓国日報闘争支持」声明
第50
号 2013年07月01日  『国家情報院事態 胴元は朴大統領』 教授らも「時局宣言」
第508号 2013年06月24日  与野党、全斗煥追徴時効「10年延長」合意
第507号 2013年06月17日  ソウル、すべての国公立子供の家(保育園)、夜12時まで運営
第506号 2013年06月10日  「韓米連合軍司令部」を「連合戦区司令部」に
第505号 2013年06月03日  ニューライト教科書「5・16は革命、5・18は暴動」
第504号 2013年05月27日  密陽(ミリャン)送電塔建設、住民との激しい衝突
第503号 2013年05月20日  国家情報院、「パク・ウォンスンソウル市長制圧文書」作成
第502号 2013年05月13日  江汀マウル(村)テント強制撤去後、花壇造成
第501号 2013年05月06日  民主労総、指導部空白長期化
第500号 2013年04月29日  政府、またも「ニム(君)のたのの行進曲」なくす計画
第499号 2013年04月22日  起亜自動車光州工場の社内下請け労働者が焼身
第498号 2013年04月15日  晋州医療院廃業の阻止のための大規模集会を開催
第497号 2013年04月08日  「無労組」イーマート、労組活動保障・解雇者復職
第496号 2013年04月01日  ついにキム・ジェチョルMBC社長 解任
第495号 2013年03月25日  憲法裁判所、朴正熙政権 緊急措置1・2・9号 違憲決定
第494号 2013年03月18日  住民センター福祉職公務員の自殺続く
第493号 2013年03月11日  「代案放送」100万人の夢に向かって、「国民TV」第一歩
第492号 2013年03月04日  双龍(サンヨン)車 送電塔 籠城「病魔と100日」
第491号 2013年02月25日  盧武鉉前大統領借名口座」発言、「チョ・ヒョノ元警察庁長法廷拘束」
第490号 2013年02月18日  勤労挺身隊被害者「不二越」に損害賠償訴訟
第489号 2013年02月11日  朴槿恵の「4大重症疾患支援」政策変更に非難世論
第488号 2013年02月04日  コルト楽器 座込み場 強制執行
第487号 2013年01月28日  米ニューヨーク州上院「慰安婦強制動員は犯罪」
第486号 2013年01月21日  国会・市民社会、4大河川事業、「解決法の公論化」要求
第485号 2013年01月14日  竜山惨事4年、遺族、朴当選人との面談要求
第484号 2013年01月07日  希望バス、再び釜山へ




コリアン情報ウィークリー(2012年)

第483号 2012年12月31日  映画「レ・ミゼラブル」、大統領選挙後の集団ヒーリング効果



コリアン情報ウィークリー(2011年)

第430号 2011年12月26日  28日、金正日総書記告別式開催




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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