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Calendar■カレンダー
09月03日(月) |
朴槿恵氏 李大統領と単独会談=協力関係強化か |
09月04日(火) |
韓国、日本と軍事交流延期 竹島訓練 上陸は取りやめ |
09月05日(水) |
北朝鮮の穀物収穫60万トン減か、食糧不足深刻化の恐れ |
09月06日(木) |
「与党が不出馬促した」=安哲秀氏側が緊急会見 |
09月07日(金) |
北朝鮮が今年2回目の最高人民会議を開催 |
09月08日(土) |
韓国政府、北朝鮮に水害支援提案 |
Government■政府、政党
ムン·ジェイン、大田·忠南も60%台圧勝1位
8日〜9日、それぞれ釜山と大田·世宗·忠清南道で開かれた民主統合党の大統領選候補巡回予備選挙でムン·ジェイン候補が圧勝を収め、累積得票率過半数を超えた。
文候補はこれまで行われた10回の巡回予備選挙ですべて1位を占め、大勢論を固めており、残りの大邱(テグ)·慶尚北道と首都圏の予備選挙でも有利な立場を占めるようになった。
文候補は9日、大田忠武体育館で開かれた大田·世宗·忠清南道選挙で有効投票2万4084票(投票率51.4%)のうち、1万5104票(62.7%)を得て1位を占めた。
孫鶴圭候補が4380票(18.2%)を得て2位、ギムドファン候補が2640票(11.0%)、丁世均候補が1960票(8.1%)をそれぞれ得票した。
先に文候補は8日、釜山BEXCOオーディトリアムで開催された釜山(プサン)選挙でも有効投票2万7371票(投票率62.5%)のうち、1万8135票(66.3%)を得5907票(21.6%)を得るとどまったギムドファン候補を40%ポイント以上上回った。続いて孫候補が2726票(10.0%)、鄭候補が603票(2.2%)を得て後に続いた。
文候補は累積得票でも全体25万6156票のうち12万9052票(50.4%)を占め、過半数を超えた。累積得票2位の手候補(6万129票、23.5%)との差は26.9%ポイントで行われた。3位キム候補は4万6982票(18.3%)、4位、鄭候補は1万9903票(7.7%)を記録している。
今後の注目は、文候補が残った大邱(テグ)·慶北(12日)と、京畿(15日)、ソウル(16日)で最終的に過半数の得票率を維持するのかに集まっている。
過半が出来なければ、2位候補と来る18〜23日の間決選投票をしなければならない。
残りの予備選挙の3ヶ所には、首都圏が含まれており投票人団の数が50万人以上である。今まで党内選挙が行われた10カ所の投票人団の数を合計したものよりも多い。
安氏弁護士「与党側が安哲秀氏へ不出馬脅迫」
年末の韓国大統領で野党陣営の「本命」と目される安哲秀(アン・チョルス)ソウル大学融合科学技術大学院長側の弁護士が、与党セヌリ党の鄭濬吉(チョン・ジュンギル)公報委員から、大統領選に出馬しないよう脅迫を受けたと主張した。
安氏側の琴泰燮(クム・テソブ)弁護士は6日、ソウル市内で緊急記者会見を開き、「4日朝に鄭公報委員から電話があった。(安氏が大統領選に出馬するなら)賄賂と女性問題を暴露するとし、大統領選への不出馬を促した」と明らかにした。
また、こうした行為を「到底想像できないこと。民主主義への明白な挑戦であり、新たな変化を望む国民に対する脅迫」「重大な犯罪行為」と非難した。セヌリ党に対しても、脅迫の事実をあらかじめ知っていたのか、公式的に明らかにするよう求めた。
脅迫の材料については、安氏がセキュリティーソリューション会社アンラボ(安哲秀研究所)設立初期の1999年に産業銀行から投資を受けた際に、投資担当者に株式を賄賂として供与したほか、安氏が最近まで30代の女性と交際していたという内容だったという。琴弁護士が安氏に確認したところ、事実でなかったという。
琴弁護士は、鄭公報委員の口ぶりから、裏で組織的な調査が行われ、その内容がセヌリ党に伝えられたのではないかという強い疑念もあると指摘した。
一方、鄭公報委員は、琴弁護士に電話をして安氏の不出馬を促したことはないと、否定している。
Mass■世論、市民運動
姜基甲、涙の離党「故郷へ帰る」、
統合進歩党、本格的な分党開始
姜基甲、涙の離党「故郷へ帰る」、統合進歩党、本格的な分党開始
統合進歩党姜基甲代表は10日、代表職辞退と離党を公式宣言した。本格的な分党の開始である。
姜代表は、国会記者会見で「すべての責任を負って私の健康を犠牲にして分党を防ぐための最後の奇跡を期待した。渾身の力を尽くしたが、そのすべてのが無駄になってしまった」としながら、「責任を痛感し、今日をもって代表職を辞任する」と明らかにした。
姜代表は引き続き「民心を無視して、国民に勝とうとする進歩は決して大衆政党に成長することができないという懇切な訴えも無為で終わってしまった今、すべてのことを下ろしうとする」とし、「すべてが私のせいでだ。すべてが過ぎ去った今、これまで党員同志たちと一緒にした幸せな過去を記憶して、民主労働党につながってきた統合進歩党の党籍を降りたい」と離党を宣言した。
ただし姜代表は新党結成には一緒にしないという意思を表明した。彼は「私も仲間たちと手を取り合って苦難の道を一緒に歩きたい」と言いながらも、「この間違いについて誰かは責任を負う人が必要であることを悟った」と話した。
彼は「進歩の分裂を阻止できなかった総体的責任者は誰にもなく、革新非対委員長であり、党代表である私自身にある」と言いながら、「だから私は政治の一線から退かなければならないし、同志たちが行く道に一緒にいないことを痛感する」と語った。
「姜基甲は退くが、進歩政党の夢は同志たちぜひ実現してくださることを信じる。進歩政治は私たちの社会の悲しくて弱い隣人たちのために必ず復活しなければならない」と強調した。
彼は「進歩政党の歴史に罪人になった私は贖罪の道を行こうとする。私はもう土と家族が熱心に待っている故郷の懐に帰る」と話した。
記者会見で涙を見せた姜代表はハンカチで涙をふきながら、切ない表情を隠せなかった。
チョンホソン最高委員は、離党後の新党のスケジュールや大統領選挙の計画等については「新党を作るということは確かだが、時期や大統領選挙などに関してはまだ決まっていない」と話した。千最高委員と李スポークスマンは、姜代表の会見は「政界引退」宣言ではないかという質問には「一歩引くだけだ」と否定した。
NorthKorea■朝鮮の動向
25日に最高人民会議発表、異例の年2回開催
北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、最高人民会議常任委員会が同会議を招集するとの内容を含んだ決定を3日に発表したと報じた。
最高人民会議は25日に平壌で開かれる。北朝鮮の経済改革策に関する新たな法律が定められるとの見方が強まっている。
25日の最高人民会議は、金正恩(キム・ジョンウン)氏を国防委員会の第1委員長に推挙した4月の第12期第5回会議以来となる。北朝鮮の最高主権機関で国会に相当する同会議が年に2回開催されるのは異例。会議では、新たな経済改革のための法制定などが行われる可能性がある。
北朝鮮の経済改革については、経済の資源配分を国が計画的に行う「計画経済」と配給制を事実上廃止することなどが取りざたされている。
最高人民会議は法制定のほか、内政・外交政策の基本原則の樹立、経済発展計画とその実行方式についての審議や承認も担う。
■コリアン情報ウィークリー(2012年)
第467号 2012年09月10日
姜基甲、涙の離党「故郷へ帰る」、統合進歩党、本格的な分党開始
第466号 2012年09月03日
民主統合党大選挙予備選、文ジェイン氏が6連勝、光州選挙が分水嶺
第465号 2012年08月27日
インターネット実名制違憲、問題は選挙実名制
第464号 2012年08月20日
現代車非正規職、「非正規職が参加する特別交渉」要求
第463号 2012年08月13日
民主労総、「統合進歩党への支持撤回を決定」
第462号 2012年08月06日
金属労組第3次ストライキ、10万人以上参加
第461号 2012年07月30日
結局二つに別れる進歩党、新党権派「新党創党へ」
第460号 2012年07月23日
大統領有力候補の安哲秀氏、本出版で事実上出馬表明
第459号 2012年07月16日
李民主代表「10月にアン·チョルス 、統合進歩党の3者による最終一本化」
第458号 2012年07月09日
統合進歩党、新代表に姜基甲「革新を続ける」
第457号 2012年07月02日
日韓軍事情報協定推進の波紋拡大広がり
第456号 2012年06月25日
セヌリ党と民主党、統合進歩党の議員2名除名の推進に合意
第455号 2012年06月18日
最大野党の大統領選候補ムンジェイン、出馬宣言
第454号 2012年06月11日
韓米FTA、ISD協議は韓国案が提案されてから検討
第453号 2012年06月04日
第21回民族民主烈士·犠牲者の汎国民追慕祭「6・10民主化運動継承」
第452号 2012年05月28日
貨物・建設労組、6月末ゼネスト闘争に突入
第451号 2012年05月21日
日帝徴用者の個人請求権を認める
第450号 2012年05月14日
統合進歩党、結局2重権力体制へ
第449号 2012年05月07日
統合進歩党中央委員会、衝撃の暴力事態
第448号 2012年04月30日
統合進歩党、「比例代表選出の不正選挙」認定で波紋
第447号 2012年04月23日
再び始まる米産牛肉輸入反対のためのキャンドル集会
第446号 2012年04月16日
21日、双龍車汎国民追慕大会「生きて工場に帰ろう」
第445号 2012年04月09日
スト中のMBC労組の個人財産の仮差押え、「最悪の労組殺し」
第444号 2012年04月02日
総選挙、首都圏40〜50ヶ所混戦状態、週末の総力戦
第443号 2012年03月26日
統合進歩党、「野党連帯の影響があれば20席以上も可能」
第442号 2012年03月19日
総選挙中間発表、野党「3ヶ月で30議席失った」
第441号 2012年03月12日
安哲秀、放送3社ストライキ支持
第440号 2012年03月05日
海軍、済州道の基地建設開始
第439号 2012年02月27日
朴ソウル市長の息子の兵役免除、再検診で疑惑晴れる
第438号 2012年02月20日
MBC労組ストライキコンサート、「公正放送取り戻そう」
第437号 2012年02月13日
15日、核安保首脳会議への「対抗行動」発足
第436号 2012年02月06日
民主労総、総選挙方針をめぐって意見対立
第435号 2012年01月30日
大選野党候補支持率、ムン・ゼイン、初めて安哲秀を追い越し
第434号 2012年01月23日
MBC放送ストライキ決定、30日実行
第433号 2012年01月16日
慶州地域団体「月城1号機閉炉し、核廃棄物場工事中断しろ」
第432号 2012年01月09日
現代車労組、焚身をめぐって一部ライン作業中断
第431号 2012年01月02日
選管委HPへのサイバーテロ問題で、大学生の時局宣言続く
■コリアン情報ウィークリー(2011年)
第430号 2011年12月26日
28日、金正日総書記告別式開催
■コリアン情報ウィークリー(2010年)
第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」
■コリアン情報ウィークリー(2009年)
第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠
■コリアン情報ウィークリー(2008年)
第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入
■コリアン情報ウィークリー(2007年)
第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党
■コリアン情報ウィークリー(2006年)
第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過
■コリアン情報ウィークリー(2005年)
第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定
■コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)
第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」
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