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韓国政府に盗聴疑惑 国民数千人を監視か |
Government■政府、政党
韓国政府に盗聴疑惑 国民数千人を監視
韓国政府機関の国務総理室が、反政権的な国民や盧武鉉前政権下で就任した政府系企業の幹部らの素行を盗聴や尾行などで組織的に監視・調査していた疑惑が浮上、11日の総選挙の投票を前に左派・革新系の民主統合党など野党側は追及姿勢を強めている。
疑惑の発端は韓国放送公社(KBS)の労組などが入手した約2600件に及ぶ監視報告書。報告書は2008〜10年に国務総理室が作成し、10年7月に検察が押収していたが公にされなかった。
監視対象はメディア幹部や経営者、政治家、労組関係者らで、警察幹部も含まれていた。李明博政権に批判的な言動が目立つ国民の銀行口座利用状況や通話内容など、私生活に踏み込んで調査していた。
韓国メディアによると監視対象は数千人にのぼり、国務総理室は調査で把握した言動を理由に職員を退職に追いこんだり、逆に忠誠心を引き出して昇進させたりしていたという。
Mass■世論、市民運動
総選挙、首都圏40〜50ヶ所混戦状態、週末の総力戦
4.11総選挙が迫ってきたが、最大の勝負先である首都圏の薄氷の地域が増えるなど、最後の最後まで混戦様相が続いている。
6日に与党・野党の独自の分析とこれまでの主なメディアの世論調査などを総合すると、首都圏112ヶ所のうち40%を超える50ヶ所程度で誤差範囲内の競合が行われているようである。
民間人不法査察とギムヨンミン民主統合党候補の発言問題など新たな問題の登場で形勢の変動が激しく、首都圏の混戦地域が減らずにいるという分析が出ている。
セヌリ党の総合状況室は「誤差の範囲を超えて優勢地域はソウルの場合、江南甲·乙と瑞草甲を含む4ヶ所、京畿道は坡州(パジュ)にと、安城など11ヶ所、仁川(インチョン)は、3ヶ所ほど」と言いながら「ここで野党の優勢地域40ヶ所程度を引いた残りの50カ所はすべての競合地域に分類している」と話した。
バクソンスク民主統合党の事務総長は「自己分析した結果、現在、首都圏で与野党が競合しているのは45個の程度であり、このうち勝負を予測できないチョ混戦地域も30ヶ所程度と把握している」と話した。
これに伴い、与野党は今週末を含め選挙日まで党指導部の支援遊説を首都圏に集中するなど、首都圏決戦に出ている。
セヌリ党の朴槿恵選挙対策委員長を8日から選挙運動の最終日まで、ソウルなどの首都圏の競合地域に集中的に投入することにした。
民主統合党と統合進歩党など野党も党指導部とメント団体など週末の首都圏遊説に集中する計画である。
NorthKorea■朝鮮の動向
北朝鮮、4月に大規模イベント相次ぐ
北朝鮮は先月、金日成(キム・イルソン)主席の生誕100周年に合わせ、人工衛星の「光明星3号」を打ち上げると発表した。
米国など国際社会では「光明星3号」を長距離ミサイルとみなしているが、北朝鮮は「故金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺訓」「金日成主席の生誕100周年を迎えた祝砲」「強盛大国入りを宣言する砲声」と考えている。
つまり、「光明星3号」の打ち上げは、米朝高官級協議や南北関係とは関係なく、予定されたスケジュールであると言える。
「衛星打ち上げ」以外にも、北朝鮮の4月は大規模イベントが相次ぐ非常に重要な時期だ。
北朝鮮の国会に相当する最高人民会議12期第5回会議が今月13日に招集される。年に1〜2回開催される最高人民会議は北朝鮮で労働党大会に次ぐ重要なイベント。最高人民会議では国防委員会、内閣など「政権機関」の組織を改編することができる。とりわけ、今回は金総書記死去後に初めて行われ、後継指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏が国防委員長に選出されるか注目されている。
また、最高人民会議に続き、党代表者会も開かれる。北朝鮮労働党は2月20日、4月半ばに党代表者会の招集を予告した。同会では正恩氏の総書記選出が有力視されている。
4月のハイライトは金主席の生誕100年に当たる「太陽節」(4月15日)だ。北朝鮮は「太陽節」に合わせ、年間予算の半分近くを投じるとされている。
「太陽節」に続き、4月25日には朝鮮人民軍創設80年を迎える。金正恩体制に入り、初の大規模閲兵式を行い、軍事力を対内外に誇示するとみられる。
■コリアン情報ウィークリー(2012年)
第444号 2012年04月02日
総選挙、首都圏40〜50ヶ所混戦状態、週末の総力戦
第443号 2012年03月26日
統合進歩党、「野党連帯の影響があれば20席以上も可能」
第442号 2012年03月19日
総選挙中間発表、野党「3ヶ月で30議席失った」
第441号 2012年03月12日
安哲秀、放送3社ストライキ支持
第440号 2012年03月05日
海軍、済州道の基地建設開始
第439号 2012年02月27日
朴ソウル市長の息子の兵役免除、再検診で疑惑晴れる
第438号 2012年02月20日
MBC労組ストライキコンサート、「公正放送取り戻そう」
第437号 2012年02月13日
15日、核安保首脳会議への「対抗行動」発足
第436号 2012年02月06日
民主労総、総選挙方針をめぐって意見対立
第435号 2012年01月30日
大選野党候補支持率、ムン・ゼイン、初めて安哲秀を追い越し
第434号 2012年01月23日
MBC放送ストライキ決定、30日実行
第433号 2012年01月16日
慶州地域団体「月城1号機閉炉し、核廃棄物場工事中断しろ」
第432号 2012年01月09日
現代車労組、焚身をめぐって一部ライン作業中断
第431号 2012年01月02日
選管委HPへのサイバーテロ問題で、大学生の時局宣言続く
■コリアン情報ウィークリー(2011年)
第430号 2011年12月26日
28日、金正日総書記告別式開催
■コリアン情報ウィークリー(2010年)
第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」
■コリアン情報ウィークリー(2009年)
第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠
■コリアン情報ウィークリー(2008年)
第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入
■コリアン情報ウィークリー(2007年)
第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党
■コリアン情報ウィークリー(2006年)
第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過
■コリアン情報ウィークリー(2005年)
第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定
■コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)
第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」
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