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コリアン情報ウィークリーNo:432 (2012.1.09)

現代車労組、焚身をめぐって一部ライン作業中断


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

01月02日(月)

 李大統領、新年演説で対北朝鮮の話呼びかけ

01月03日(火)

 韓国大学生の65% 2大選挙で対北朝鮮政策を考慮

01月04日(水)

 韓国与党の一部 「保守」の看板下そうとする動き

01月05日(木)

 北朝鮮、「侵略策動続く限り核保有国の地位を強化」

01月06日(金)

 「北朝鮮軽水炉爆発」デマで韓国株価が急落

01月07日(土)

 在韓米軍、随時海外移動の可能性も、米が新国防戦略発表

 


Government
政府、政党

ハンナラ党、代表選での現金疑惑で関係者召還


韓国与党ハンナラ党の代表選をめぐる現金授受疑惑に関連し、2008年7月の党代表選で立候補者から現金300万ウォン(約20万円)の入っている封筒をもらったと暴露したハンナラ党の高承徳(コ・スンドク)国会議員が8日、参考人として検察に出頭した。高議員は代表選を実施した党大会(同年7月3日)の2〜3日前に現金入りの封筒をもらい、封筒には朴ヒ太(パク・ヒテ)現国会議長の名刺入っていたと証言した。

高議員は同年7月4日に現金入り封筒を朴ヒ太氏の補佐官に返したという。同代表選では朴ヒ太氏が当選した。朴ヒ太氏は2010年から現職の国会議長に就いた。

検察は今後、疑惑の解明に入る。また支持率が低下しているハンナラ党にとって、大きなダメージになることは必至だ。党内では、党名を変更した上での再結党も念頭に、有権者の信頼回復を図るべきだとの意見が出ている。

ハンナラ党が党名変更を含む実質的な再結党に踏み込めば、李明博(イ・ミョンバク)大統領が排除される可能性が大きくなる。この場合、政府と与党の関係をはじめ、政界が大きな地殻変動を起こす可能性もある。


 



Mass■世論、市民運動


現代車労組、焚身をめぐって一部ライン作業中断
 


現代車労組、蔚山工場エンジン事業部は、10日午後 1時から全面中断された。

金属労組現代車支部は 9日夕方シン・スンフン組合員の焚身による労使実務協議を開いたが、労組の要求案に対する会社案を収容することができなかったので、交渉が決裂されたと明らかにした。

これによって労組は 10日午前 10時から拡大運営委員会を開いて、現代車蔚山工場エンジン事業部の全体作業を午後 1時から全面中断して、全工場の昼夜間残業拒否と週末特別勤務拒否などの闘争方針を決めた。

労組はまた11人で構成されている焚身対策委を拡大運営委員 24人と執行部 5人, エンジン5部代議員 3人を含んで 32人で拡大した。

午後1時エンジン工場生産が全面中断され、現代車蔚山全工場のラインにエンジン物量が間歇的に投入されているだけである。これによってラインコンベオベルトも間歇的に立ち止まっている。

この日の午後、現代車支部代議員たちは、現代車蔚山工場本館の前に事業部別で天幕を設置して座り込みに入った。

労組は焚身をめぐって、△関連責任者の厳重処罰 △現場統制、現場弾圧再発防止対策及び代表取締役の公開謝罪 △現場弾圧の道具である工場革新チーム全面解体 △シン・スンフン組合員関連諸般の費用の会社負担 △シン・スンフン組合員に対する名誉毀損禁止 △家族及び組合員の意見を取り集めて補充されるその他要求など 6の要求を会社に要求した。



 


NorthKorea朝鮮の動向

朝鮮人民軍が決意大会 正恩氏に忠誠誓う



北朝鮮の朝鮮人民軍は9日、平壌の錦繍山記念宮殿広場で決意大会を開き、新指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏に対する忠誠を誓った。北朝鮮の朝鮮中央通信が10日、報じた。

大会で李英浩(リ・ヨンホ)朝鮮人民軍総参謀長は、「金正恩同志を最高司令官として高く奉じたため、父なる首領様(金日成)と偉大なる将軍様(金正日)は永遠にわれわれと共におられる。主体革命武力の歴史はたゆまず続いている」と誓約文を読み上げた。

また、祖国を侵犯する敵は最後の1人まで残らず滅ぼし、祖国統一の歴史的偉業を必ず成し遂げると強調し、参加者らは「金正恩決死防衛」「祖国統一」と声を合わせた。

大会には金永春(キム・ヨンチュン)人民武力部長、金正覚(キム・ジョンガク)軍総政治局第1副局長らが出席した。

北朝鮮では2日に咸鏡南道で初めての群集大会が開かれて以降、全国で忠誠を誓う集会が行われている。






コリアン情報ウィークリー(2012年)

第432号 2012年01月09日  現代車労組、焚身をめぐって一部ライン作業中断
第431号 2012年01月02日  選管委HPへのサイバーテロ問題で、大学生の時局宣言続く



コリアン情報ウィークリー(2011年)

第430号 2011年12月26日  28日、金正日総書記告別式開催




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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