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コリアン情報ウィークリーNo:433 (2012.1.16)

慶州地域団体
「月城1号機閉炉し、核廃棄物場工事中断しろ」


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

01月09日(月)

 韓中首脳会談 李大統領がFTA交渉意向を表明

01月10日(火)

 中韓首脳、北京で会談 国際・地域問題で一致

01月11日(水)

 北朝鮮 韓国統一部長官を初めて名指し非難

01月12日(木)

 韓国与党 綱領で「保守」の文言削除方針を撤回

01月13日(金)

 米国務省、北朝鮮問題めぐり17日に韓日米協議

01月14日(土)

 韓国、投票日もネット選挙運動が可能…オフラインは禁止を維持

 


Government
政府、政党

中韓首脳、北京で会談 国際・地域問題で一致


胡錦濤国家主席は9日午後、人民大会堂で韓国の李明博大統領と会談を行った。両国元首は両国関係や共同で関心を持つ国際や地域問題に関し、意見を交わし、重要な共通認識に達した。

胡錦濤国家主席は、「国交を結んでから20年間、特に、中韓両国が戦略的パートナーシップを確立して以来、両国関係は前進、発展している。両国は、政治や貿易経済、人文などの分野で交流や協力を常に拡大し、国際問題や地域問題について意思疎通や調整を続けている。韓国政府は一つの中国政策を堅持することや台湾などの問題について中国を理解し、支持している。われわれはこれを賞賛する」と述べた。

李明博大統領は、「2012年は韓中関係にとって重要な意義のある一年となる。国交を結んでから20年間、両国関係は大いに発展し、諸分野での協力は日増しに緊密化している。特に、両国が戦略的パートナーシップを確立して以来、両国関係の深さや広さが増している。韓国側は両国関係の発展を評価している」と語った。

李明博大統領は、両国関係に関する胡錦濤国家主席の意見に賛成し、次のように述べた。韓中関係は韓国の最も重要な対外関係の一つだ。韓国は諸分野での交流や協力を常に拡大し、両国が2000億ドルの貿易目標を予定より早く達成し、11年の両国人的交流が延べ650万人に達したことを喜んでいる。両国国交樹立20周年をきっかけに、一段と緊密な韓中戦略的パートナーシップを発展させるよう望んでいる。韓国は中国とともに努力し、貿易経済やエネルギー、新エネルギー、環境、金融、観光、人文などの分野での協力、国際問題や地域問題に関する協議や調整を強化し、両国関係を一段と高い次元まで引き上げたい。台湾などの問題に関し、韓国は以前と同様、一つの中国の原則を支持する。



Mass■世論、市民運動


慶州地域団体
「月城1号機閉炉し、核廃棄物場工事中断しろ」
 


慶州地域の野党と慶州核安全連帯など市民社会団体は16日午前、記者会見を開いて、月城1号機閉炉と核廃棄場一段階工事の中断を促した。

これら団体は「去る1月12日、月城1号機が止まり事故を起こして、1月13日は核廃棄場工期が再び18ヶ月延長された」「月城1号機は寿命をつくした古い発電所であるだけに今すぐ閉炉手続きに入って行かなければならないし、総4年6ヶ月の工事期間延長が行われている核廃棄場1段階工事も直ちに中断されなければならない」と主張した。

彼らは「この二つが実現されるのが、慶州市民が核と放射能の恐怖から少し遠くなることができる道」と言い、「慶州市民は時代の流れである脱原発で新しい希望と幸せを捜さなければならない」と強調した。

引き続き「政治的激変期である2012年を脱原発の元年として作るための躍動的な力があちこちで表出されている」「脱原発医者会、脱原発弁護社会、脱原発教授の会などが続いて構成されているし、韓国のすべての宗教、社会団体らが、「核なき社会のための共同行動」に結集している」とと明らかにして 「福島核事故1年になる3月10日には、ソウルで10万名が集まる汎国民脱原発大会が開催される」と伝えた。

彼らは、「慶州市議会は月城1号機閉炉と核廃棄場1段階の工事中断を要求する特別決議文を採択して、4月総選に出るすべての政治勢力は脱原発を宣言しなさい」と要求して、韓水原と核廃棄物管理公団に対しても無謀な寿命延長と工事期間延長を直ちに中断しなさいと重ねて促した。



 



 


NorthKorea朝鮮の動向

北朝鮮 韓国統一部長官を初めて名指し非難


北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」のウェブサイト「わが民族同士」は11日、韓国の柳佑益(リュ・ウイク)統一部長官について、「共和国(北朝鮮)の現実をねじ曲げ、対決的な凶心を表す暴言を吐いた」と非難する論評を掲載した。

北朝鮮メディアが昨年9月に就任した柳長官を名指しで非難したのは初めて。

柳長官は2日前の懇談会で、北朝鮮が韓国に対する批判を強めていることについて、「指導者をなくし、当惑する中で出ている困難さの吐露だと思う。内部の取りまとめが終わり次第、前向きな態度を示すことを期待する」と述べた。

論評は「南朝鮮当局に与えられる機会はすべて与えた。だが、逆賊一味は機会の窓を閉じてしまった。もう二度と機会はない」と警告した。






コリアン情報ウィークリー(2012年)

第433号 2012年01月16日  慶州地域団体「月城1号機閉炉し、核廃棄物場工事中断しろ」
第432号 2012年01月09日  現代車労組、焚身をめぐって一部ライン作業中断
第431号 2012年01月02日  選管委HPへのサイバーテロ問題で、大学生の時局宣言続く



コリアン情報ウィークリー(2011年)

第430号 2011年12月26日  28日、金正日総書記告別式開催




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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