To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:462 (2012.8.06)

結局二つに別れる進歩党、新党権派「新党創党へ」


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calendar
カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

07月30日(月)

 朴槿恵氏の5・16軍事クーデーター擁護、「国民半分以上が同意できない」

07月31日(火)

 民主党、朴代表の腐敗問題による検察召喚に応じない方針

08月01日(水)

 韓国政府、中国政府に人権運動家金ヨンファンの拘束中の拷問に抗議

08月02日(木)

 ストライキ鎮圧のコンテタクス企業、労組破壊のシナリオ発見

08月03日(金)

 セヌリ党、総選挙の公薦時に政治献金波紋、親朴系に直撃

08月04日(土)

 北朝鮮洪水による食料危機、国連に食料支援要求

 


Government
政府、政党

大統領選朴槿恵候補側近が除名、現金授受疑惑で


韓国の与党・セヌリ党は6日、4月の総選挙の公認候補選びで現金を授受した疑いが持たれている玄永姫(ヒョン・ヨンヒ)国会議員と玄伎煥(ヒョン・ギファン)前議員の除名処分を決定した。

玄永姫議員は比例代表の公認候補に選出されるよう、玄伎煥前議員に3億ウォン(約2100万円)を渡した疑惑などが浮上している。

玄伎煥元議員は12月に行われる大統領選の最有力候補、朴槿恵(パク・クンヘ)元代表の側近で、党内外で波紋が広がっている。

両氏は疑惑を強く否定している。党が除名処分を決めたのは、大統領選への悪影響を避けたいためとみられる。



Mass■世論、市民運動


金属労組第3次ストライキ、10万人以上参加


金属労組は先月13日と20日に続いて8月10日に3次ゼネストを行った。

労組はこの日、使用者側に労組要求案の受け入れを促すと同時に、先月27日に行われたマンド工場問題と、SJM職場閉鎖と暴力団体の投入を糾弾する3回目のゼネストを行った。

この日、現代車支部(4万4千人余り)、起亜車支部(3万人余り)、韓国GM支部(1万3千人余り)など完成車企業の労働者たちは4時間ストライキを行った。

ソウル、京畿、忠南、全北、光州、全南、蔚山、釜山支部所属50箇所などが金属労組のゼネストに参加した。

この日の金属労組は、今年1〜2次目の金属ゼネストの後、相当の支会が賃金団体協議を妥結したにもかかわらず、10万人をはるかに超えるストライキの参加度を見せた。

今回の3次ゼネスト日程はマンド工場とSJM事態に応じて、当初スト推進日程より一週間早めの計画であった。

金属労組は去る7日、「暴力集団の現場侵奪と政権の傍観と庇護に断固とした早急の対応が必要だ」ということで、ストを決定した。

労組は17日、金属産業使用者協議会の中央交渉要求案の受け入れを促す第4次ゼネストを行うという計画だ。

金属中央交渉は、去る6月26日の交渉決裂後、現在までに開催されていない。

この日まで、現代・起亜車と韓国GM会社側が労組要求案を受け入れないまま賃金団体協議が終わらない場合、4次ゼネスト規模は拡大すると予想される。

これに先立ち、金属労組は先月13日と20日△深夜労働の廃止と勤務形態の変更△非正規職の正規職化△元下請不公正な取引の根絶などを要求する二度のストライキを行った。

この時、ゼネストの規模は、金属労組の発足以来、過去最高を記録した。

 
 


 



NorthKorea朝鮮の動向

金正恩氏、中国共産党幹部と会談


中国国営新華社によると、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は2日、訪朝している中国共産党の王家瑞(おう・かずい)中央対外連絡部長と平壌の百花園(ペクファウォン)迎賓館で会談した。

金第1書記が最高指導者に就任して以後、本格的な外交活動が伝えられるのは初めて。

金第1書記は「朝鮮半島の平和と安定のために積極的に努力する」と表明し、停滞してきた核問題をめぐる6カ国協議再開に向けて積極姿勢を示した。

新華社によると、金第1書記は「金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺訓を継承し、世代をついで朝中間の伝統的な友好を深める意思に変わりはない」と強調。国内問題について「経済を発展させ、民生を改善し、人民が幸福で文明的な生活を送れるようにすることが党の目標だ」と述べた。

一方、王部長は中国の胡錦濤(こ・きんとう)国家主席のメッセージを伝えており、この中に金第1書記の訪中を招請する内容が含まれていた可能性もある。

王部長はこれまで訪朝のたびに金総書記と会談し、金総書記が訪中した際には応接役を務めてきた。金第1書記とは昨年6月に李源潮(り・げんちょう)共産党組織部長と訪朝した際に顔を合わせている。

会談には北朝鮮の姜錫柱(カン・ソクチュ)副首相や金養建(キム・ヤンゴン)朝鮮労働党書記らが同席した。







コリアン情報ウィークリー(2012年)

第462号 2012年08月06日  金属労組第3次ストライキ、10万人以上参加
第461号 2012年07月30日  結局二つに別れる進歩党、新党権派「新党創党へ」
第460号 2012年07月23日  大統領有力候補の安哲秀氏、本出版で事実上出馬表明
第459号 2012年07月16日  李民主代表「10月にアン·チョルス 、統合進歩党の3者による最終一本化」
第458号 2012年07月09日  統合進歩党、新代表に姜基甲「革新を続ける」
第457号 2012年07月02日  日韓軍事情報協定推進の波紋拡大広がり
第456号 2012年06月25日  セヌリ党と民主党、統合進歩党の議員2名除名の推進に合意
第455号 2012年06月18日  最大野党の大統領選候補ムンジェイン、出馬宣言

第454号 2012年06月11日  韓米FTA、ISD協議は韓国案が提案されてから検討
第453号 2012年06月04日  第21回民族民主烈士·犠牲者の汎国民追慕祭「6・10民主化運動継承」

第452号 2012年05月28日
  貨物・建設労組、6月末ゼネスト闘争に突入

第451号 2012年05月21日
  日帝徴用者の個人請求権を認める

第450号 2012年05月14日
  統合進歩党、結局2重権力体制へ

第449号 2012年05月07日
  統合進歩党中央委員会、衝撃の暴力事態

第448号 2012年04月30日  統合進歩党、「比例代表選出の不正選挙」認定で波紋

第447号 2012年04月23日  再び始まる米産牛肉輸入反対のためのキャンドル集会

第446号 2012年04月16日  21日、双龍車汎国民追慕大会「生きて工場に帰ろう」

第445号 2012年04月09日  スト中のMBC労組の個人財産の仮差押え、「最悪の労組殺し」

第444号 2012年04月02日  総選挙、首都圏40〜50ヶ所混戦状態、週末の総力戦

第443号 2012年03月26日  統合進歩党、「野党連帯の影響があれば20席以上も可能」

第442号 2012年03月19日  総選挙中間発表、野党「3ヶ月で30議席失った」

第441号 2012年03月12日  安哲秀、放送3社ストライキ支持

第440号 2012年03月05日  海軍、済州道の基地建設開始

第439号 2012年02月27日  朴ソウル市長の息子の兵役免除、再検診で疑惑晴れる

第438号 2012年02月20日  MBC労組ストライキコンサート、「公正放送取り戻そう」

第437号 2012年02月13日  15日、核安保首脳会議への「対抗行動」発足

第436号 2012年02月06日  民主労総、総選挙方針をめぐって意見対立

第435号 2012年01月30日  大選野党候補支持率、ムン・ゼイン、初めて安哲秀を追い越し

第434号 2012年01月23日  MBC放送ストライキ決定、30日実行

第433号 2012年01月16日  慶州地域団体「月城1号機閉炉し、核廃棄物場工事中断しろ」

第432号 2012年01月09日  現代車労組、焚身をめぐって一部ライン作業中断

第431号 2012年01月02日  選管委HPへのサイバーテロ問題で、大学生の時局宣言続く




コリアン情報ウィークリー(2011年)

第430号 2011年12月26日  28日、金正日総書記告別式開催




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

Copyright ? 2000-2012フォーラム平和・人権・環境 All rights reserved.
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1F
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org