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コリアン情報ウィークリーNo:195(2007.6.25)

金属労組、反FTA全国循環ストライキ進行


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calendarカレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1
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 Calendarカレンダー 

 

06月18日()

 北朝鮮がIAEA代表団招請、6カ国協議合意履行へ

06月19日()

 6カ国協議再開は寧辺原子炉閉鎖後、ヒル次官補

06月20日()

 WFP北朝鮮食糧支援、9月から200万人に拡大

06月21日()

 宋旻淳外相「食糧支援と核問題は分離すべき」

06月22日()

 <6カ国協議>ヒル次官補、北朝鮮訪問を「非常によい会談」

06月23日()

 ヒル次官補、北朝鮮、3週間以内に核施設の稼動停止へ

 


Government
政府、政党

孫氏、ハンナラ党離党からついに旧与党勢力合流へ



孫鶴圭(ソン・ハッキュ)前京畿(キョンギ)知事が今年3月に野党ハンナラ党を離党してから3カ月目となる25日、ついに「旧与党勢力」に加わることを決めた。

孫氏は25日、金槿泰(キム・クンテ)前ウリ党議長が提案した「旧与党勢力・大統領選候補の連席会議」に加わる意思を示す形で、旧与党勢力への合流を公式化した。内外の条件がある程度揃った、という判断によるものと見られる。孫氏は25日、西大門(ソデムン)の事務室で、同氏への支持を宣言したウリ党離党議員ら7人に会い「旧与党勢力を統合するため、どんな役割でもする考えだ」と述べた。

現在孫鶴圭氏は中間勢力の統合の中心として急浮上していることもあり、与党の予備選挙での期待をかけているように見える。






Mass■世論、市民運動


金属労組、反FTA全国循環ストライキ進行



25日から始まった全国金属労組の韓米FTA協定締結阻止圏域別循環ストライキに全北、忠南、大田、忠北地域で 37個事業場8704人がストライキに参加した。

金属労組は「現代自動車支部傘下の全州、牙山委員会が今日ストライキに参加しなかったが、予定されたストライキは大きな蹉跌なしに進行された」、「現代自動車支部は 28、29日全体ストライキに参加することを決意した」と付け加えた。

今日ストライキに参加した事業場たちは、各支会の実情に合わせて韓米FTAに対する組合員教育を進行したり、事業場内で韓米FTA 阻止決意大会を開いてから、退勤した。

今日の湖南忠清圏ストライキに引き続き、明日(26日)は首都圏地域、,あさって(27日)は嶺南圏域など循環ストライキが続き、28日と 29日にはそれぞれ 4時間、6時間ずつ金属労組全体がストライキに入る予定である。


一方、拘束労動者後援会、国際民主連帯、文化連帯、社会進歩連帯など20余個の労動社会団体たちは今日の午前11時、政府総合庁舍の前で記者会見を開いて政府の金属労組FTA阻止ストライキ弾圧を糾弾した。

 





NorthKorea朝鮮の動向

北朝鮮、BDA資金の入金を確認


北朝鮮の外務省報道官は25日、「マカオのバンコ・デルタ・アジア(BDA)に凍結された資金がわれわれの要求通り送金された」とし「ようやくトラブルの多かった凍結資金問題が解決された」と述べた。 これで05年9月から北朝鮮核問題の障害となってきたBDA事態は完全に終了した。

外務省報道官は官営中央通信とのインタビューで、「われわれが凍結資金問題を重視したのは金額が大きかったからではなく、それが(米国の)われわれに対する敵視政策の集中的表現だったからだ」とし「凍結解除された資金は計画通り人民の生活向上と人道主義的な目的に使うことになっている」と強調した。

北朝鮮の外務省報道官は「凍結資金問題が解決された条件として、われわれも‘行動対行動’の原則に基づき、6カ国協議合意の履行に入ることになる」とし「その一環として26日から平壌(ピョンヤン)で国際原子力機関(IAEA)実務代表団と核施設稼働の中止および検証監視に関する協議をする」と説明した。

 



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第195号 2007年06月25日 金属労組、反FTA全国循環ストライキ進行
第194号 2007年06月18日 民主労働党、「進歩大連合実現のための連席会議」提案
第193号 2007年06月11日 民主労総、6月総力闘争宣布
第192号 2007年06月04日 ホセウク烈士死亡49日追悼式、韓米FTA全面無效総決起大会
第191号 2007年05月28日 済州道自治体、海軍基地建設計画の収容を決定
第190号 2007年05月21日 京義・東海線、歴史的試運転
第189号 2007年05月14日 李明博前市長が譲歩、ハンナラ内紛収拾局面
第188号 2007年05月07日 民主労総、メーデー集会で対政府5大要求発表
第187号 2007年04月30日 済州軍事基地対策委,住民投票実施促求
第186号 2007年04月23日 韓米FTA、米側要求77%貫徹,韓国は8%
第185号 2007年04月16日 15日間死闘したホセウック組合員、死亡
第184号 2007年04月09日 韓米FTA交渉源泉無効を求める対国民行進
第183号 2007年04月02日 労働者焼身の中、「米韓FTA反対キャンドル夜間集会」
第182号 2007年03月26日 民主労動党大統領選挙方針,「進歩陣営単一候補」 決定


第181号 2007年03月19日 3.17イラク侵略 4年糾弾国際反転
共同行動「イラク占領終熄!直ちに撤兵!」

第180号 2007年03月12日 ヨスウ惨事共同対策委員会記者会見,全面再捜査促求
第179号 2007年03月05日 世界女性の日99周年、「非正規職女性労動者」問題が中心
第178号 2007年02月26日 アプガニスタンでユンザング兵長死亡に撤兵要求の声
第177号 2007年02月19日 麗水(ヨスウ)出入国事務所内の火災事件で移住労働者9名死亡
第176号 2007年02月12日 全経連経済教科書発行に労動界反発
第175号 2007年02月05日 平沢テチュリ住民、政府と移住に合意
第174号 2007年01月29日 民主労働党創党7年「庶民政党として生まれ変わる」
第173号 2007年01月22日 民主労総イ・ソクヘン委員長当選者記者会見
第172号 2007年01月15日 現代自動車ー労組、「成果給」支給で妥結
第171号 2007年01月08日 教育省、全教祖の2千余人の行政処分
第170号 2007年01月01日 盧大統領「大統領4年連任制に憲法改正」



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27
 金正日「南侵威嚇はない」

 

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