To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:192(2007.6.4)

ホセウク烈士死亡、49日追悼式、
韓米FTA全面無效の総決起大会


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calendarカレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1
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 Calendarカレンダー 

 

05月28日()

 韓米FTA追加協議、USTRが来週開始を示唆

05月29日()

 韓中外相が会談、BDA問題の早期解決など協議

05月30日()

 北朝鮮への支援は継続、国連人道問題担当事務次長

05月31日()

 韓国、EUと経済通商協力案を協議、宋旻淳長官

06月01日()

 北朝鮮公使「資金送金が先決」、米提案を拒否

06月02日()

 韓米FTA合意文に新通商政策反映、カトラー代表

 


Government
政府、政党

 
盧大統領、ハンナラ党大統領選候補を批判波紋



盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が2日、ハンナラ党の大統領選候補の李明博(イ・ミョンバック)前ソウル市長と朴槿恵(パク・クンヘ)前党代表の政策を非難した。 これを受け、公務員の政治的中立義務を違反したという論議と波紋が広がっている。

盧大統領はこの日、 ソウル良才洞(ヤンジェドン)教育文化会館大講堂で開かれた参加政府評価フォーラムの招請演説をした。この特別公演で、「今の経済を破綻と言い、7%の成長を公約する人たちが、正常に動いている経済を回生させると話している」と述べ、「事実を誤解しているため、正常な人にどんな注射や薬を投与するのか不安だ」と皮肉った。

盧大統領は特に「大運河を民間資本でつくるというが、まともな人が大運河に投資するだろうか」と李明博前市長の政策を批判した。

盧大統領はまた「行政首都に反対し、大統領候補になるという人が、参加政府の均衡発展政策は失敗したと話した。行政首都に反対した人がこれをするのか」と李前市長を批判した。

盧大統領は朴槿恵前代表の減税政策公約についても「税金を引き下げようということ意外に新しい戦略もなく、参加政府に対して破綻や失敗などと言いながら攻撃している」と述べた。

ハンナラ党の姜在渉(カン・ジェソップ)代表は「盧大統領は自我陶酔と誇大妄想のナルシシズムから一日も早く抜け出さすべきだ」と批判した。 羅卿ウォン(キョンウォン)ハンナラ党スポークスマンも「野党・メディアに対する敵がい心と自激之心(自分の力が至らないことを認める気持ち)で満たされた大統領の精神健康を疑わざるをえない」と指摘した。






Mass■世論、市民運動


ホセウク烈士死亡、49日追悼式、
韓米FTA全面無效の総決起大会



韓米FTA阻止汎国民運動本部は、2日、ホセウク烈士の49日目追悼式、韓米FTA 全面無效の総決起宣布大会を開催した。参加者達は「ホセウク烈士の希望は韓米FTA廃棄だ」と強調し、「さらに強い闘いで立ち上がることを決意する席」として、この日の大会の意味を改めて確認した。

また、運動本部は来る29日に大規模の抗議集会を開くことを決意した。

集会では、米韓FTAの協定文に、知的財産権、医薬品分野の許可、公共医療、狂牛病危険の米国産牛肉、LMO(遺伝子組み換え生物体)、潮流インフルエンザ地域化、肉類検査の同等性など、協定文の公開によって続々と明かされている毒素条項の例であげて、「韓米FTAを廃棄しろ」と主張した。

ゾングァンフン運動本部共同代表は「6月は抗争の季節」と言いながら、「烈士が私たちに残した『韓米FTA 廃棄』の遺言」を強調、「6月に勝負をかけなければ民衆は災いに会う」と最後まで争うことを訴えた。





NorthKorea朝鮮の動向

盧大統領「コメ支援はできない」
南北閣僚級会談が決裂


先月29日からソウルで開かれている南北(韓国・北朝鮮)閣僚級会談が、南側のコメ支援留保措置に対する北側の反発で決裂した。

1日、李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官と権虎雄(クォン・ホウン)内閣責任参事は首席代表接触で調整を進めたが、合意には至らなかった。

これを受け、今後、南北当局対話は相当期間冷え込む可能性が高まった。 政府当局者は「李在禎長官が先月31日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と面談したのは北朝鮮へのコメ支援問題のためだった」とし「北朝鮮側は何度もコメ支援を要求したが、バンコ・デルタ・アジア(BDA)問題も解決していない状況でコメを支援することはできない」と語った。

李長官は権団長の強力なコメ支援要請を伝えたが、盧大統領がこれを拒否したことで支援の保留が決まったという。先月、政府は北朝鮮にコメ40万トン(1649億ウォン)を5月末から支援することを約束したが、北朝鮮の6カ国協議合意が遅れていることを理由に保留の立場を決めた。

 



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第192号 2007年06月04日 ホセウク烈士死亡49日追悼式、韓米FTA全面無效総決起大会
第191号 2007年05月28日 済州道自治体、海軍基地建設計画の収容を決定
第190号 2007年05月21日 京義・東海線、歴史的試運転
第189号 2007年05月14日 李明博前市長が譲歩、ハンナラ内紛収拾局面
第188号 2007年05月07日 民主労総、メーデー集会で対政府5大要求発表
第187号 2007年04月30日 済州軍事基地対策委,住民投票実施促求
第186号 2007年04月23日 韓米FTA、米側要求77%貫徹,韓国は8%
第185号 2007年04月16日 15日間死闘したホセウック組合員、死亡
第184号 2007年04月09日 韓米FTA交渉源泉無効を求める対国民行進
第183号 2007年04月02日 労働者焼身の中、「米韓FTA反対キャンドル夜間集会」
第182号 2007年03月26日 民主労動党大統領選挙方針,「進歩陣営単一候補」 決定


第181号 2007年03月19日 3.17イラク侵略 4年糾弾国際反転
共同行動「イラク占領終熄!直ちに撤兵!」

第180号 2007年03月12日 ヨスウ惨事共同対策委員会記者会見,全面再捜査促求
第179号 2007年03月05日 世界女性の日99周年、「非正規職女性労動者」問題が中心
第178号 2007年02月26日 アプガニスタンでユンザング兵長死亡に撤兵要求の声
第177号 2007年02月19日 麗水(ヨスウ)出入国事務所内の火災事件で移住労働者9名死亡
第176号 2007年02月12日 全経連経済教科書発行に労動界反発
第175号 2007年02月05日 平沢テチュリ住民、政府と移住に合意
第174号 2007年01月29日 民主労働党創党7年「庶民政党として生まれ変わる」
第173号 2007年01月22日 民主労総イ・ソクヘン委員長当選者記者会見
第172号 2007年01月15日 現代自動車ー労組、「成果給」支給で妥結
第171号 2007年01月08日 教育省、全教祖の2千余人の行政処分
第170号 2007年01月01日 盧大統領「大統領4年連任制に憲法改正」



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27
 金正日「南侵威嚇はない」

 

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