新着情報

憲法で未来につなぐ平和の想い 第61回護憲大会を岡山県・岡山市で開催

「憲法で未来につなぐ平和の想い 憲法理念の実現をめざす第61回大会」(第61回護憲大会)を11月24・25・26日の三日間にわたり、岡山県・岡山市で開催しました。24日の開会総会・メイン企画には約1300人が参加しました。また、25日は分科会・ひろばやフィールドワーク、そして26日には閉会総会を開催しました。これらの日程のなかで、私たちの生活と権利の根本に存在している憲法の理念をどのように活かし、めざすべき社会を構想していくのか、それぞれ学習と議論を深めながら、引き続き全国各地でのとりくみを強化していくことを確認しました。 24日、オープニングとして岡山を代表する夏祭りである「う

第61回護憲大会・分科会報告

第1分科会「非核・安全保障」 冒頭、本分科会講師である畠山澄子さん(ピースボート共同代表)の呼びかけで、アイスブレイク「サイレント」を行いました。参加者が声を出さずに、誕生日順に並びました。その後、誕生日が近い人たちで3人前後のグループをつくり、自己紹介しあいました。和やかな雰囲気で進み、参加者同士のコミュニケーションを図ることができました。 続いて、「次の世代のこととは誰のことをさすのか」をテーマに、グループ別ディスカッションにとりくみました。 ・当時を経験した人以外はみんな次の世代である。 ・学校で平和教育をしているが、子どもたちや保護者の理解があまりないように感じ

原子力空母「ジョージ・ワシントン」の横須賀再配備と日米韓共同訓練

木元茂夫  11月22日、原子力空母「ジョージ・ワシントン」は、米海軍横須賀基地に再び配備された。2008年から2015年まで、はじめての原子力空母として横須賀に配備され、同型艦の「ロナルド・レーガン」と交替した。同じ空母が2回横須賀に配備されるのは、はじめてのことである。しかし、その性能は前回と同じではない。燃料棒の交換だけではなく、艦載機も一部が更新され、ステルス戦闘機F-35CとオスプレイCMV-22が新たに搭載された。1973年にはじまる米空母の母港配備は、とうとう51年になった。  ジョージ・ワシントンは、日米韓共同訓練「フリーダム・エッジ」に参加したあと、横須賀に入港してきた。

「平壌宣言22周年 ストックホルム合意10周年記念シンポジウム」動画公開のご案内

2024年10月12日、「平壌宣言22周年 ストックホルム合意10周年記念シンポジウム」が開催されました。 シンポジウムでは、朝鮮新報社の金志永編集局長と「インサイダー」編集長で「ザ・ジャーナル」主幹の高野孟さんがそれぞれ講演し、ディスカッションを行いました。 講演の様子を収めましたので、ぜひご覧ください。  

ニュースペーパーNews Paper 2024.11

11月号もくじ ニュースペーパーNews Paper2024.11 表紙 上空から見た志賀原発と能登半島中部 *日米同盟と家父長制-性被害者へのやまない暴力-  沖縄女性史研究家・ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会共同代表  宮城晴美さんに聞く *再審無罪の「ゴール」を、再審法改正の「スタート」へ *「被爆体験者」は被爆者だ-これ以上、解決に時間をかけることは許されない- *憲法理念をめざす第61回大会(岡山大会)について *コラム 平和構築に向けて日本が果たすべき使命 *本の紹介 「人を動かす」D.カーネギー

2024ピーススクールを開催しました

2024年10月18日から20日まで、2泊3日の日程で、「平和フォーラム2024ピーススクール」を開催しました。今回、5回目の開催です。 全国各地から22団体30人(通しで27人、うち女性5人、申し込みは18団体から)が参加してくれました。職種や世代が違う4~5人ずつで、6グループを基本の形としました。 残念ながら、当初予定していた政治家と直接対話する講座や国会見学などは変更せざるを得なかったのですが、座学・フィールドワークを組み合わせるという点は変更なく実施できました。(内容は下記表に記載)   初日、開校式ののち、緊張をほぐすためのアイスブレイク(自己紹介など

憲法審査会レポート No.45

衆院憲法審会長に枝野議員が就任の見込み 10月27日投開票の衆議院総選挙で、与党が過半数割れし、また改憲勢力も3分の2を割りました。この結果を受け、与野党の国対間で委員長ポストをめぐる協議が行われていましたが、憲法審査会の会長ポストが立憲民主党に割り当てられ、枝野幸男・衆議院議員が就任する見通しです。 この間行われてきたほぼ毎週の開催をはじめ、改憲発議を目的化した衆院憲法審査会のありさまに一定の歯止めがかかることが期待できますが、石破首相自身は強固な改憲派であり、今後の改憲をめぐる動向に対しては引き続きの警戒と注視が必要です。 (一部修正・追記しました) 【マスコミ報道から】

奄美大島にとって辺野古新基地建設は自分事である ―オスプレイ用の低空飛行訓練ルートが奄美にある― 

湯浅一郎 1.再浮上した奄美からの辺野古への土砂供給  普天間基地の移設先とされる名護市辺野古では、軟弱地盤のある大浦湾側の区域で国が代執行に伴う工事に着手し、埋め立て予定地の周辺では海に石材を投入する作業などが続いている。そうした中、2024年9月19日、防衛省は、米軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事で、埋め立てに使う石材を奄美大島から調達するための特定外来生物の生息状況を調べる事前の調査を始めたことを公表した。     沖縄県には、埋立て工事に使う石材などから特定外来生物が侵入するのを防ぐため、外来生物の付着や混入が認められれば使用中止を勧告できることなどを盛り込んだ土砂条例があ

ニュースペーパーNews Paper 2024.10

10月号もくじ ニュースペーパーNews Paper2024.10 表紙 軍事費、軍事ローン、アメリカからの爆買いの推移 *人として寄り添う、成長に必要な支援の継続を  パレスチナ子どものキャンペーン海外事業チーフ  中村哲也さんに聞く *集団的自衛権行使容認閣議から10年を考える *理念なき岸田・自民党政権、深刻な民意との乖離 *対立と分断を乗り越え *本の紹介「日本のPKO政策~葛藤と苦悩の60年」庄司貴由・著

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