声明・申し入れ、2013年
2013年10月10日
「原発事故子ども・被災者支援法」請願署名ご協力のお願い
東日本大震災で水素爆発および燃料棒のメルトダウンという事故で、国際評価尺度において最悪のレベル7のシビアアクシデントを起こしました。福島第一原子力発電所では、事故の収束にむけて作業が継続されていますが、いまだ燃料の回収には全くめどが立たず、環境への放射性物質の拡散が続き、冷却に使われた汚染水や汚染された地下水など大量の放射性物質を含む汚染水が海洋へも流出するなど、きわめてきびしい状況にあります。また、放射性物質に汚染された地域は、除染作業の効果も上がらず、放射線管理区域と同様の汚染地に多くの人々が暮らさざるを得ない状況が続いています。福島では15万人を超す人々が、事故から2年半近くたったいまでも苦しい避難生活を余儀なくされています。福島原発事故による被災者は、暮らしや健康、就労・就学そして将来に大きな不安をかかえています。このような状況を少しでも軽減させるための公的な支援や補償がいま求められています。被災者に対する支援・補償は全く不十分と言わざるを得ません。
今回、原水禁で署名に取り組むことを決めました。短い期間になりますが、ご協力よろしくお願いいたします。
「被災者生活支援等施策の推進に関する基本的方針(案)」を撤回し、被災者の立場に立った「原発事故子ども・被災者支援法」施策の早期具体化、及び、健康保障施策と生活保障施策の充実、損害賠償の時効不安解消の立法措置を求める請願
署名集約日 一次集約 2013年10月末日
二次集約 2013年11月末日
集約先 101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館1F 「原水禁 支援法請願署名係」