2023年、声明・申し入れ、基地問題コーナー

2023年12月12日

オスプレイは二度と飛ぶな!関連工事をやめろ!墜落事故で緊急申入れ

2023年11月29日、鹿児島県屋久島沖の海上に東京・横田基地に配備されている米空軍CV22オスプレイが墜落した問題で、フォーラム平和・人権・環境とオスプレイと飛行訓練に反対する東日本連絡会は12月8日、外務省と防衛省に対して緊急申入れを行いました。
日本政府が事故に至る経過など事実確認を行っているのかと問いかけましたが、政府側は「事故機は訓練中であり、岩国基地から嘉手納基地に向かう途中であった、事故の詳細は米側に確認中である」と述べるにとどまりました。報道機関が目撃情報なども含め、事故機の状況を伝えているなか、日本政府として独自に情報を集めるなど事実確認を行う姿勢が極めて希薄であることに参加者から批判の声が相次ぎました。この日、東京平和運動センター並びに三多摩平和運動センターも要請書を提出しました。
また、12月12日には、九州ブロック労働組合連絡会議が九州各県の国会議員とともに、オスプレイの墜落に関わって、地元の声をもとに運用中止等を求めた要請書を提出しました。防衛省内でマスコミにも一部公開し、防衛省側は松本政務官が対応しました。
アメリカに対して日本があまりにものが言えていない現状が改めてうきぼりになり、今回この要請書提出を中心になって進めてきた磨島事務局長からは、『防衛省は国民を守っているのではない、アメリカを守っているのだ』という発言があったほどです。
九州各県からわざわざ東京まで来て要請しても、防衛省の返答は従来の主張を繰り返す平行線のものばかりであったことに、参加者からは落胆の声が聞かれました。

 

 

フォーラム平和・人権・環境/オスプレイと飛行訓練に反対する東日本連絡会の緊急申入書はこちら

東京平和運動センター/三多摩平和運動センターの要請書はこちら

九州ブロック労働組合連絡会議の要請書はこちら

https://373news.com/_news/storyid/186879/

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