声明・申し入れ、2007年
2007年11月03日
武力で平和はつくれない!11.3市民集会アピール
武力で平和はつくれない!11・3市民集会参加者一同
私たちは、日本国憲法が公布されて61年目の今日、「11.3市民集会」に集まりました。
日本を「戦争ができる国」にするため、憲法改正を掲げた安倍内閣に対し、国民は参議院選挙で明確に「ノー」をつきつけました。政権を投げ出した安倍首相に代わって登場した福田内閣は、「自立と共生」、「野党との協調」などを唱えています。しかし、憲法に違反してイラク、アフガン戦争に加担し、給油を続けることをやめようとしていません。私たちの血税を米軍再編につぎ込み、年金・医療・介護や教育を崩壊の危機に追い込んでいます。自公政権では本当の平和も暮らしも守れず、つくれないことは、もはや誰の目にも明らかです。
私たちは、かつての日本の侵略戦争と軍国主義の反省から生まれた平和と基本的人権と主権在民の憲法を、政府が誠実に守り、私たちの暮らしと世界の平和に生かすことを強く求めます。私たちは、強い決意をもって皆さんに呼びかけます。
- 明文改憲も解釈改憲も許さず、憲法の理念を実現しましょう
- 沖縄戦の実相を隠す教科書書き換えを許さず、歴史の真実を伝えていきましょう
- 政府による教育破壊を許さず、子どもの権利を守りましょう
- 侵略戦争の責任を明確にし、アジアで信頼と和解を実現しましょう
- 日朝の国交正常化をすすめ、東北アジアの平和を築きましょう
- 原子力空母の横須賀母港化をやめさせましょう
- 軍隊によらない国際協力で平和をつくりだしましょう
- インド洋派兵・給油新法に反対し、イラクから自衛隊を撤退させましょう
- 憲法改悪のための憲法審査会の始動に反対しましょう