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5・15平和とくらしを守る県民大会宣言 沖縄は、45年目の復帰の日を迎えた。1952年サンフランシスコ講和条約により切り離され、1972年の復帰までの間、米軍の統治により、基本的人権が抑圧され苛酷な日々を強制されてきた。そして、「即時無条件全面返還、平和な島・沖縄」を強く望んだ復帰の思いとは裏腹に、日米安保条約により米軍基地が居座り続け、復帰から45年経った今なお、米軍基地は強化、拡大されている。 安倍政権は、圧倒的な「新基地NO」の民意を無視し、名護市辺野古に新基地建設を強行した。沖縄米軍基地の負担軽減と普天間飛行場の危険性の除去のためと国民、県民を欺き、滑走路の増設や軍港機能を併設し、耐用
日本に復帰して45年を迎える沖縄で、5月11日から14日までの4日間、「第40回5・15平和行進」が開催されました。沖縄県民にとって「屈辱の日」であるサンフランシスコ講話条約が発効した1952年4月28日から65年、沖縄が日本へ復帰した1972年5月15日から45年目を迎え、節目の今年の行進には沖縄県内・全国から延べ5370人が参加しました。(上写真) 昨年までの3コースから、今年は「中部・基地コース」と「南部・戦跡コース」の2コースで開催されました。5月12日にそれぞれのコースで出発式を行い、中部コースは、読谷村役場から北谷町役場までと沖縄市役所から宜野湾市立グラウンドまで、南部コ
施行70年 いいね!日本国憲法―5.3憲法集会に55000人
憲法が施行されてから70年となる5月3日、「施行70年 いいね!日本国憲法―平和といのちと人権を!5.3憲法集会」が東京都江東区の有明防災公園で開かれました。5万5000人が参加し、安倍晋三首相が2020年の改憲をもくろんでいることに対し、「憲法改悪反対!」「9条守ろう!」「共謀罪法案は廃案に!」などと声を上げました。 正午からのプレコンサートで始まり、ユキヒロさん、佐々木祐滋さんの歌に続いて、みんなで作るステージ企画として、多くの参加者が登壇して、「HEIWAの鐘」を合唱しました(下写真)。 続いて、1時から集会が開かれ、各界から7人がスピーチを行いました
うどんでも食べようと、久しぶりの休みに台所の下の戸棚を空けると、何か黒い液体が…「まずい」と奥を探ると、何と缶詰の爆発。何時からかその奥に身を隠していたパインの缶詰は、その一生を終えたらしい。混乱は、数個の缶詰を発見して終わった。缶詰の賞味期限が我が家の議論の俎上に上ったが、爆発を招いたつれあいは「ない」と主張、息子は「ある」として、夕食に上った「サンマの蒲焼き」を頑として口にしなかった。 冷蔵庫の野菜からお肉や魚、はたまた缶詰まで食べられずに捨てられていくことがある。もったいないと思う。日本では、年間約632万トンの食べ物が廃棄されている。東京都民の食べ物の1年分、日本で生活する全ての
2017年05月01日
横浜事件国家賠償訴訟原告木村まきさんに聞く 武器輸出反対運動から見えること トランプ米大統領の安全保障政策を考える 全ての加工食品に原料原産地の表示 核のごみ処分場の「適地」マップ提示に備えよう 被爆二世が援護法適用を求め集団提訴 集団的自衛権と米国向けミサイル 外国人労働者の「使い捨て」をやめさせよう 各地の脱原発の動き:新潟 本の紹介 核のキーワード図鑑 「共謀罪」法案の廃案を求める4.6大集会 「話し合うことが罪になる」─「共謀罪」法案(組織犯罪処罰法改正案)が衆議院で審議入りした4月6日、東京・日比谷野外音楽堂で、「共謀罪」法案の廃案を求める大集会が開かれ、3700人が参加
平和軍縮時評17年4月号 岩国で進む世界規模でも突出した基地強化―岩国を戦争に最も近い基地にさせるなー 湯浅一郎
在日米軍再編の中で最も突出した中身を持つ岩国基地強化が今年、色々な形で山場を迎えている。厚木基地の空母艦載機部隊61機移駐が今年後半に計画されており、実現すれば岩国基地の米軍機は倍増し、嘉手納基地(沖縄県)をしのぐ極東最大の軍事空港となる。そこで岩国で進行しつつある在日米軍再編が、世界規模で見た時にどういう位置にあるかを、ここ十数年間の経過の中で見直し、アジア最大の軍事空港になろうとしている岩国の意味を考える。 1.米軍の世界再編 まず米軍の世界再編について振り返る。米軍の世界再編は2003年11月、当時のブッシュ大統領の宣言によって始まった。米ソ冷戦終結で