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フォーラム平和・人権・環境共同代表 福山真劫 9月28日、安倍首相は、森友・加計学園問題の究明を求める野党の要求に応じないばかりか、臨時国会冒頭で衆議院解散を行いました。森友・加計学園問題などの市民社会の不信に向き合おうとせず、東北アジアにおける平和外交への議論も放棄し、自らの政権の維持を目的とした解散は、憲法に反する首相権限の濫用とも言えるものです。国会解散は、憲法第7条の天皇の国事行為における内閣の助言と承認を根拠にしたものですが、第7条は「国民のために」と規定されており、このような解散に大義はなく、主権者の権利を侵害し政治を私物化するもので、決して許されません。 総選挙を前に
柏崎刈羽原発6・7号機の審査「合格」に対する声明原水爆禁止日本国民会議議長 川野 浩一 10月4日、原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発6・7号機が新規制基準に適合しているとする審査書案を了承した。東京電力は、福島第一原発事故を起こし、事故の収束もいまだ見えない中にあり、被災者等に対する事故の責任も十分に果たしきれていない。いまも5万人を越える被災者が苦しい避難生活を余儀なくされ、生活や健康などの不安をかかえている。さらに一方的な補償の打ち切りが追い打ちをかけ、被災者の切り捨てが行われている。いま、多くの福島原発事故の被災者は、原発の再稼働に対して強い怒りを持っている。再稼働よ
沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐって、無許可での岩礁破砕は違法として、沖縄県が国を相手に破砕を伴う工事の禁止を求める訴訟が10月10日に始まるのを前に、「翁長知事の工事差し止め訴訟支援!オスプレイ配備撤回!辺野古新基地建設を許さない10・4集会」が、東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、2000人が参加しました。集会は「基地の県内移設に反対する県民会議」「止めよう!辺野古埋立て国会包囲実行委員会」「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催。 主催者を代表し、国会包囲実行委員会の野平晋作さんは「衆議院総選挙で沖縄基地問題が争点になっていないが、世論を喚起し、建設
「原子力空母ロナルド・レーガン横須賀配備抗議!母港撤回を求める10・1全国集会」が、10月1日(日)、ヴェルニー公園で開催されました。 神奈川平和運動センター代表の福田護弁護士が主催者を代表してあいさつをした後、フォーラム平和・人権・環境の藤本泰成共同代表が、朝鮮半島をめぐる緊張が続くなか、フランス大統領やドイツのメルケル首相など国際社会が対話を重視しているにもかかわらず、安倍首相が国連演説で「必要なのは対話ではなく、圧力だ」と発言したことを強く批判しました。沖縄からは沖縄平和運動センターの山城博治議長が特別報告を行い、団結の力で戦争への道を防ごうと
「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国署名」が、 9月8日のキックオフ集会をもって事実上スタートし た。あちこちに署名が送られているに違いない。9条 の1項、2項を残そうとも、集団的自衛権行使を前 提とした「戦争法」成立以降の自衛隊を、憲法に位 置づけることは認められない。憲法の平和主義をます ます空洞化させる。 平和フォーラムの事務所に問い合わせが相次いで いる。がしかし、様々な抗議や嫌がらせの電話には閉 口する。「おまえたちは、北朝鮮が日本にミサイルを 撃っても黙ってみているのか」「先にやらなければやら れるぞ」「だからおまえたちは平和ボケと言われるん だ」など、いちいち議論していると
2017年10月01日
9条改憲で自衛隊に歯止めがなくなる恐れ清水雅彦さんに聞く 朝鮮学校の「高校無償化」裁判を問う 防衛費概算要求から見る日米同盟の姿 水をめぐる情勢と課題 放射性廃棄物の地層処分への議論加速 幌延は「核のゴミ」を拒否します! 米国向けミサイル迎撃?集団的自衛権議論の虚構 第20代高校生平和大使に参加して 各地の脱原発の動き:宮城 本の紹介 核のキーワード図鑑 さようなら原発 さようなら戦争全国集会 9月18日、東京・代々木公園で「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」が開かれ、9500人が参加しました。安倍晋三首相が、9月末に開かれる臨時国会の冒頭に衆議院を解散する
「陸上イージス・システム」は、新たな核軍拡を招く―2017年9月30日 田巻一彦
「国難突破解散」の欺瞞と偽善 安倍首相は、衆議院解散・総選挙に打って出るにあたって、これを「国難突破解散」と呼び、北朝鮮の核・ミサイルという脅威をうちまかすための国論の一致こそが争点だといった。 おびただしい数のミサイル発射を繰り返し、9月3日には6度目の核実験を行った北朝鮮の「冒険主義」は、目に余るものがある。国際社会は一致してかの国の核計画を食い止めるために知恵を結集して外交による平和的プロセスを追求するべきときである。 しかし、安倍首相から「対話」の言葉は聞かれない。「対話の努力は時間稼ぎに利用されました。北朝鮮に全ての核兵器・弾道ミサイル計画を完全な検証可能、かつ不可逆的な方法で放棄さ