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「陸上イージス・システム」は、新たな核軍拡を招く―2017年9月30日 田巻一彦
「国難突破解散」の欺瞞と偽善 安倍首相は、衆議院解散・総選挙に打って出るにあたって、これを「国難突破解散」と呼び、北朝鮮の核・ミサイルという脅威をうちまかすための国論の一致こそが争点だといった。 おびただしい数のミサイル発射を繰り返し、9月3日には6度目の核実験を行った北朝鮮の「冒険主義」は、目に余るものがある。国際社会は一致してかの国の核計画を食い止めるために知恵を結集して外交による平和的プロセスを追求するべきときである。 しかし、安倍首相から「対話」の言葉は聞かれない。「対話の努力は時間稼ぎに利用されました。北朝鮮に全ての核兵器・弾道ミサイル計画を完全な検証可能、かつ不可逆的な方法で放棄さ
9月18日、台風一過となった東京・代々木公園で「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」が開かれ、9500人が参加しました。集会では、安倍晋三首相が、9月末に開かれる臨時国会の冒頭に衆議院を解散する可能性が高まる中、「疑惑隠しの大義なき解散だ」と非難が集中し、さらに、「原発再稼働や戦争をする国を進める安倍政権にさようならをするチャンスだ」との声も広がりました。 約40団体がブースを並べる会場の前の野外ステージでは、俳優の木内みどりさんが司会を務め、最初に呼びかけ人の落合恵子さん(作家)は、「解散・総選挙を企む安倍首相に私たちは見くびられている。アメリカの顔ばかり伺
9月15日、「共謀罪廃止のための連絡会」は、東京の日比谷野外音楽堂で「共謀罪は廃止できる!9.15大集会」を開催、3000人が参加し、デモ行進を行いました。「共謀罪廃止のための連絡会」は、今年6月15日、国会で強行採決で成立した共謀罪法の廃止に向けて、市民団体や法律家団体をはじめ「総がかり行動実行委員会」「未来のための公共」などの14団体で構成し発足、この日の集会はその廃止の実現に向けてスタートとなりました。 最初に主催者代表としてアムネスティー・インターナショナル日本の山口薫さんがあいさつ。「声を上げ続ければ、必ず共謀罪は廃止できる。廃止までがんばり抜きましょう!」と呼びかけ
平和フォーラム責任者会議 あいさつ フォーラム平和・人権・環境 共同代表 福山 真劫 現在、国内外情勢は激動しています。平和フォーラムのおかれている位置と役割を確認して、歴史的役割を果たす決意を固めましょう。数点提起させていただきます。 安倍政権の憲法と民主主義を破壊しての暴走が止まりません。また権力の私物化とその隠ぺいの実態が明らかになっています。そうした中で、さすがに市民、世論の怒りが拡大し、野党勢力の奮闘の結果として、都議選での惨敗、支持率の急落と続いています。内閣改造や北朝鮮の脅威のあおりで、求心力のアップを狙っていますが、原因が「安倍首相本人
安倍9条改憲NO!全国市民アクション 9.8キックオフ集会に1500人
安倍晋三首相の9条改憲阻止のため、新たに発足した「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」のキックオフ(発足)集会が、9月8日、東京・中野区の「中野ゼロホール」で開催され、収容人員を上回る1500人が参加しました。 集会では、主催者を代表して「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の高田健さんが、「憲法改悪阻止の一点で結束し、広範な人々が連帯し、市民の力で改憲の企てを阻止しよう!」と訴えました。また、発起人・呼びかけ人の浜矩子さん(同志社大学教授)、鎌田慧さん(ルポライター)、暉峻淑子さん(埼玉大学名誉教授)、佐高信さん(評論家)、高野孟さん(ジャーナリスト)、落合恵子さん
8月15日、今年の「敗戦の日」は、久しぶりに涼しい日だった。千鳥ヶ淵戦没者墓苑も、雨上がりのしっとりとした風が吹いていた。安倍晋三首相が、私たちの追悼集会の前に墓苑に参拝した。彼は、戦没者に何を語りかけたのだろうか。「日本を護るためには、戦争も辞さずがんばります」とでも誓ったのだろうか。朝日新聞は、今夏「戦死と向き合う」との特集記事を掲載した。「大君の/御楯となりて/捨つるみと/思へば軽き/我が命かな」横山小一さんの歌だ。ベニヤの船に250キロ爆弾を積んで夜間に敵艦に体当たりする水上特攻隊に所属して、沖縄で亡くなった。3125人の隊員のうち、沖縄やフィリピン、台湾に送り込まれて1793人が戦死
2017年09月01日
韓国・コリア国際平和フォーラム実行委員長リュ・ギョンワンさんに聞く 危険な「ご都合」改憲―安倍晋三の野心を許すな 被爆72周年原水爆禁止世界大会が開催される 原水禁世界大会の国際会議 各地の脱原発の動き:石川 本の紹介 核のキーワード図鑑 被爆72周年原水爆禁止世界大会 「核と人類は共存できない」―「被爆72周年原水爆禁止世界大会」が、7月29日の福島大会、8月4日~6日の広島大会、7日~9日の長崎大会と開かれました。大会で大きな課題となった、今年7月に国連で採択された核兵器の全面禁止を求める「核兵器禁止条約」について、高く評価するとともに、反対する日本政府に対して条約を批准し、核