新着情報

米軍ヘリの沖縄県東村高江での「不時着・炎上」事故に抗議する緊急声明

 米軍ヘリの沖縄県東村高江での「不時着・炎上」事故に抗議する緊急声明   2017年10月12日 フォーラム平和・人権・環境 事務局長 勝島 一博    沖縄県東村高江の住民の不安が現実のものとなりました。10月11日、高江の民有地に米軍ヘリが「不時着」し炎上したのです。報道によれば、「米海兵隊所属の大型ヘリコプターCH53Eが、米軍北部訓練場外の民有地の牧草地に不時着して炎上を起こし、大破した」としたほか、米海兵隊は「飛行中に火災が発生し、緊急着陸した」と発表しました。高江の住民に直接の被害はなかったものの、「不時着地」は集落のなかであり、高江小学校

もう一つの総選挙ー最高裁裁判官国民審査も投票を

 安倍内閣は9月22日に衆議院を解散、10月10日に公示され、22日に投開票が行われます。総選挙と合わせて、最高裁判所裁判官の国民審査も行われます。国民審査は主権者が裁判官をチェックする重要な機会ですが、関心が低く、無印は信任とされる非民主的な制度が続いています。 平和フォーラムは毎回、国民審査に当たって裁判官の判例などを踏まえ、「×」印を増大させる運動を行っています。今回も、「衆院選挙の不均衡の合憲判決」、「夫婦同姓の合憲判決」、「18歳の少年への死刑判決」、「厚木基地訴訟飛行差し止め判決」、「辺野古基地埋立て判決」などにより、小池裕、菅野博之、大谷直人の3人を中心に「&time

第48回衆議院議員総選挙にあたって

 フォーラム平和・人権・環境共同代表 福山真劫 9月28日、安倍首相は、森友・加計学園問題の究明を求める野党の要求に応じないばかりか、臨時国会冒頭で衆議院解散を行いました。森友・加計学園問題などの市民社会の不信に向き合おうとせず、東北アジアにおける平和外交への議論も放棄し、自らの政権の維持を目的とした解散は、憲法に反する首相権限の濫用とも言えるものです。国会解散は、憲法第7条の天皇の国事行為における内閣の助言と承認を根拠にしたものですが、第7条は「国民のために」と規定されており、このような解散に大義はなく、主権者の権利を侵害し政治を私物化するもので、決して許されません。 総選挙を前に

柏崎刈羽原発6・7号機の審査「合格」に対する声明

 柏崎刈羽原発6・7号機の審査「合格」に対する声明原水爆禁止日本国民会議議長 川野 浩一 10月4日、原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発6・7号機が新規制基準に適合しているとする審査書案を了承した。東京電力は、福島第一原発事故を起こし、事故の収束もいまだ見えない中にあり、被災者等に対する事故の責任も十分に果たしきれていない。いまも5万人を越える被災者が苦しい避難生活を余儀なくされ、生活や健康などの不安をかかえている。さらに一方的な補償の打ち切りが追い打ちをかけ、被災者の切り捨てが行われている。いま、多くの福島原発事故の被災者は、原発の再稼働に対して強い怒りを持っている。再稼働よ

2千人が「NO!」 辺野古新基地建設を許さない10.4集会

    沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐって、無許可での岩礁破砕は違法として、沖縄県が国を相手に破砕を伴う工事の禁止を求める訴訟が10月10日に始まるのを前に、「翁長知事の工事差し止め訴訟支援!オスプレイ配備撤回!辺野古新基地建設を許さない10・4集会」が、東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、2000人が参加しました。集会は「基地の県内移設に反対する県民会議」「止めよう!辺野古埋立て国会包囲実行委員会」「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催。 主催者を代表し、国会包囲実行委員会の野平晋作さんは「衆議院総選挙で沖縄基地問題が争点になっていないが、世論を喚起し、建設

沖縄だよりNO.41(PDF)

http://www.peace-forum.com/okinawa-branch/okinawa_No41.pdf

2017年10月02日

原子力空母の母港撤回!横須賀で抗議集会

「原子力空母ロナルド・レーガン横須賀配備抗議!母港撤回を求める10・1全国集会」が、10月1日(日)、ヴェルニー公園で開催されました。      神奈川平和運動センター代表の福田護弁護士が主催者を代表してあいさつをした後、フォーラム平和・人権・環境の藤本泰成共同代表が、朝鮮半島をめぐる緊張が続くなか、フランス大統領やドイツのメルケル首相など国際社会が対話を重視しているにもかかわらず、安倍首相が国連演説で「必要なのは対話ではなく、圧力だ」と発言したことを強く批判しました。沖縄からは沖縄平和運動センターの山城博治議長が特別報告を行い、団結の力で戦争への道を防ごうと

差別が戦争を生まないのだろうか

「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国署名」が、 9月8日のキックオフ集会をもって事実上スタートし た。あちこちに署名が送られているに違いない。9条 の1項、2項を残そうとも、集団的自衛権行使を前 提とした「戦争法」成立以降の自衛隊を、憲法に位 置づけることは認められない。憲法の平和主義をます ます空洞化させる。 平和フォーラムの事務所に問い合わせが相次いで いる。がしかし、様々な抗議や嫌がらせの電話には閉 口する。「おまえたちは、北朝鮮が日本にミサイルを 撃っても黙ってみているのか」「先にやらなければやら れるぞ」「だからおまえたちは平和ボケと言われるん だ」など、いちいち議論していると

2017年10月01日

ニュースペーパー2017年10月

9条改憲で自衛隊に歯止めがなくなる恐れ清水雅彦さんに聞く 朝鮮学校の「高校無償化」裁判を問う 防衛費概算要求から見る日米同盟の姿 水をめぐる情勢と課題 放射性廃棄物の地層処分への議論加速 幌延は「核のゴミ」を拒否します! 米国向けミサイル迎撃?集団的自衛権議論の虚構 第20代高校生平和大使に参加して 各地の脱原発の動き:宮城 本の紹介 核のキーワード図鑑 さようなら原発 さようなら戦争全国集会  9月18日、東京・代々木公園で「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」が開かれ、9500人が参加しました。安倍晋三首相が、9月末に開かれる臨時国会の冒頭に衆議院を解散する