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笑いながらのヘイト─ 優しさはどこに

日曜日、久しぶりにゆっくりとテレビの前に座った。「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ)という番組の「温泉同好会inフィンランド」というコーナーを見た。しかしそれは、温泉にのんびり入るのではなく、気温マイナス10度、水温0度の湖で、よしこ、まひる、オカリナ、大島(この人は森三中の一人)と名乗る若い女性たちが、意味なく氷の下を潜ったりする番組だった。 この番組は何を視聴者に訴えるのかと疑問に思った。心臓麻痺の可能性をも超えてがんばる彼女たちの、克己心を賞賛する番組なのか。そうではなく、彼女たちが水着に着替え、寒さに震える姿を端から笑う番組なのか。この番組をニタニタと笑いながら多くの人が見るの

2018年03月01日

ニュースペーパー2018年3月

教育と仕事と家族のあり方をみなおすことから本田由紀さんに聞く 2018年度予算案を斬る トランプ大統領の国家安全保障戦略 TPP11が最終決着来年発効か 長崎・被爆体験者に最高裁不当判決 米核態勢の見直しと日本の核政策 もう待ったなし!空襲被害者救済法の成立を 加盟団体の活動から:日本消費者連盟 本の紹介 核のキーワード図鑑  2月10日「憲法と『建国記念の日』を考える2.10集会」が東京・連合会館で開催され、約250名が参加。原武史・放送大学教授が「『明治150年』と天皇の代替わり」というテーマで講演されました。昭和天皇の即位に際して、大正天皇の存在を忘却させ「大帝」と呼ばれた明

非核三原則の実質化のチャンスを活かせ トランプ大統領への無批判の支持は誤り -衆院外務委員会:岡田元外相の河野外相への質疑から 湯浅 一郎

2018年2月2日、トランプ政権が、核兵器の役割を高めることを意図した核態勢見直し(NPR)を発表したことで、安全保障を核兵器に依存する日本の核政策が問われ、今こそ、北東アジア全域の非核兵器地帯化が求められている。そうした情勢において、改めて非核三原則を厳密に守るために、日本政府の姿勢をただすことも重要な課題である。 17年12月6日、衆議院外務委員会で岡田克也元外相(無所属の会)は、朝鮮半島情勢に即して、核兵器の持ち込み問題、トランプ政権の北朝鮮への対応に関わる問題で河野外務大臣を追及した。非核三原則について、核持ち込みをさせないため米戦略爆撃機の日本への着陸は認めないことを米側に通知し理

米海軍LACA夜間航行訓練中止を求め防衛省申入れ

  米海軍横瀬駐機場(長崎県西海市)に配備されているエアクッション型強襲揚陸艦(LCAC)の夜間航行訓練の中止を求め、長崎県平和運動センターと平和フォーラムらが2月27日、防衛省に対して要請を行いました。 そもそも2000年12月の横瀬駐機場建設の際、当時の福岡防衛施設局と西海町で協定が交わされ、LCACの夜間、早朝の航行は行わないよう米軍と調整することになっていました。しかしながら、昨年(2017年)11月、米海軍は突如として夜間航行訓練をおこない、今年の1月31日には、事前通告もなしに夜間訓練を強行したのです。 防衛省は、地元の懸念を米軍に伝えるとしていますが、LCACの航行に関

在日本朝鮮人総連合会中央本部への銃撃事件に対する声明

在日本朝鮮人総連合会中央本部への銃撃事件に対する声明                          フォーラム平和・人権・環境 共同代表 藤本泰成 2月23日午前3時50分ころ、在日本朝鮮人総連合会中央本部(以下・朝鮮総連)に向けて、男2人が銃弾を撃ち込むという事件が発生した。当時本部には宿直者がいたが、幸にもけが人はなかった。 朝鮮総連は、強

9条改憲阻止、安倍政権打倒!2月19日行動に1800人

2月19日、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」と「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の共催で、国会議員会館前で、29回目となる「19日行動」を開催、1800人が参加しました。 通常国会が始まって初めての行動は、1000人委員会の北村智之さんの司会で進行。主催者を代表して高田健さん(9条壊すな!実行委員会)が「めちゃくちゃな政治が続いている。安倍政権は早く打倒しなければならない。世論を盛り上げ、安倍9条改憲NO!の3000万署名を全力で成功させ、改憲を阻止しよう」と訴えました。 政党からは立憲民主党の佐々木隆博衆議院議員、社民党の福島瑞穂参議院議員、共産党の穀田

過去の過ちを繰り返すな! 憲法と「建国記念の日」を考える2.10集会

2月10日(土)、「憲法と『建国記念の日』を考える2.10集会」が東京・連合会館で開催され、約250名が参加しました。 集会では原武史さん(放送大学教授)に「『明治150年』と天皇の代替わり」というテーマで講演いただきました。原さんは、かつて昭和天皇の即位に際して、大正天皇の存在を忘却させ「大帝」と呼ばれた明治天皇の再来としてたたえるためのキャンペーンが行われたことについて言及。こうした史実を踏まえながら、2019年の明仁天皇退位・徳仁親王の天皇即位においても安倍政権は「明治150年」をあおり、11月3日の「文化の日」を「明治の日」に改称させることで、政権に対して批判的だった平成

過去の過ちを繰り返すな! 憲法と「建国記念の日」を考える2.10集会

2月10日(土)、「憲法と『建国記念の日』を考える2.10集会」が東京・連合会館で開催され、約250名が参加しました。       集会では原武史さん(放送大学教授)に「『明治150年』と天皇の代替わり」というテーマで講演いただきました。原さんは、かつて昭和天皇の即位に際して、大正天皇の存在を忘却させ「大帝」と呼ばれた明治天皇の再来としてたたえるためのキャンペーンが行われたことについて言及。こうした史実を踏まえながら、2019年の明仁天皇退位・徳仁親王の天皇即位においても安倍政権は「明治150年」をあおり、11月3日の「文化の日」を「明治の日」に改称

宜野湾市の米軍ヘリ部品落下事故 保護者ら院内集会

昨年12月、沖縄県宜野湾市の緑ヶ丘保育園に米軍ヘリコプターの部品が落下した事故が発生しましたが、2月13日、緑が丘保育園の神谷武宏園長と父母会の宮城智子会長ら7名が内閣官房、外務省、防衛省の政府側に要請行動を行い、10万筆の署名を提出しました。その後、沖縄県選出の国会議員で作る「うりずんの会」や「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」が主催する院内集会に参加し、報告しました。 集会の共催団体でもある平和フォーラムの北村智之副事務局長の司会で進行し、神谷園長が緑ヶ丘保育園で生活する笑顔いっぱいの子どもたちの様子を、パワーポイントを使って説明、この子どもたちが生活する保育園の頭上に米軍ヘリの部品