新着情報

沖縄だよりNO.43(PDF)

http://www.peace-forum.com/okinawa-branch/okinawa_No43.pdf

2017年11月10日

安倍9条改憲NO!全国市民アクション 国会包囲大行動に4万人が参加!

  日本国憲法が公布されてから71年目を迎えた11月3日、安倍政権の9条改憲を阻止するために新しく発足した「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」は、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と共催し、国会周辺で「11・3国会包囲大行動」を開催。約4万人が国会を包囲、「改憲反対、9条守れ!」「安倍政権打倒!」を訴えました。 集会は、13時から中川五郎さんなどのプレコンサートの後、主催団体を代表して、全国市民アクション運営委員の高田健さんが「選挙の結果、改憲勢力が3分の2を確保したが、これまで作り上げてきた野党と市民の結束の力をさらに一層発展させて、安倍9条改憲の流れを打ち砕い

賢く「記憶」をたどれ

今年のノーベル文学賞は、日本生まれのイギリス人作家カズオ・イシグロさんに決定した。今年こそはと期待を持っていた村上春樹ファンを失望させたが、イシグロさんも日本人の両親を持つ長崎生まれだから、喜んでもいいのかもしれない。彼の小説の通底するのは「忘れたいけど忘れてはならない記憶。イシグロの受賞には優れて現代的な意味がある」と、生物学者の福岡伸一・青山学院大学教授は述べている。 「感情的なポピュリズムの嵐が吹き荒れる世相に対して、文学が立ち向かうには『ポピュリズムとは正反対の深く沈潜する純粋な美学と、知的な言葉』だという、まさに文学の本質に戻ろうとした」とは、作家の冷泉彰彦さんの言葉だ。ノーベ

2017年11月01日

ニュースペーパー2017年11月

映画「チャルカ─未来を紡ぐ糸車」に託す想い島田恵さんに聞く 海から見た辺野古新基地建設の現状 青少年をターゲットにした自衛隊の勧誘の実態 消費者の知る権利を蔑ろにする食品表示制度 ピースアクション学生集会に被爆者など参加 核兵器禁止条約と日本の核廃絶決議案との対比 非核三原則についての議論が必要? 朝鮮人犠牲者追悼文拒否にみる小池都知事の本質10 各地の脱原発の動き:静岡/本の紹介 核のキーワード図鑑 第48回衆議院議員総選挙  混乱の中で、第48回衆議院議員総選挙が終了しました。自民党が単独で284議席を獲得し、絶対安定多数の261議席を超えました。連立与党の公明党を加えると、31

憲法理念の実現をめざす第54回大会(護憲大会)分科会報告

 第1分科会 非核・平和・安全保障   助言者の前田哲男さん、重松舞子さんの発言を基に活発な議論が行われました。 前田さんからは、戦争法―自衛隊法の改悪など安倍政権の危険性を確認した開会総会のシンポジウムでの討論を受けて、今後私たちが何をなすべきなのかについて提起していただきました。 一つは、国際人道法における中立条件の戦争回避義務から防止義務、そして黙認義務のなかで、回避のための努力をすべきで、具体例としてイラン核開発をめぐる戦争危機をドイツとフランスが中心となってEUが仲介に入ったイラン方式にならい、日本が北朝鮮と米韓との対話交渉の場づくりを主導するよう、安倍

安全保障ジレンマの悪循環にはまり込んだ北東アジア ―北朝鮮の核・ミサイル開発と米韓日の軍事的圧力の拮抗関係― 湯浅一郎(ピースデポ副代表)

 トランプ政権が登場した2017年、北東アジアでは朝鮮民主主義人民共和国(DPRK,以下北朝鮮)の核・ミサイル開発をめぐって緊張が高まっている。核兵器禁止条約が現実化する状況下で、北朝鮮の核・ミサイル開発は決して許されるべきことではない。しかし、このような事態を引き起こしている背景をなくさない限り、その解決は見えてこない。  ここには2つの側面がある。2~4月、そして8~9月を中心に北朝鮮がミサイル発射や核実験をくりかえし、米日韓が提案して国連安保理による経済制裁決議をあげる。このやりとりは、毎年繰り返されている。これは、未だ朝鮮戦争は終わっておらず、準戦時状態が継続しているという現実の反映で

沖縄だよりNO.42(PDF)

http://www.peace-forum.com/okinawa-branch/okinawa_No42.pdf

2017年10月31日

憲法理念の実現をめざす第54回大会(護憲大会)大会アピール

 9月28日、安倍首相は臨時国会冒頭での解散に踏み切り、10月22日投開票で衆議院選挙が行われました。森友・加計学園問題の究明を求める野党の臨時国会開催要求を踏みにじり、市民社会の不信に向き合おうとせず、保身に過ぎないこの衆議院解散を「国難突破」などと言いつくろうこの暴挙は、絶対に許されるものではありません。民進党の「希望の党」合流問題によって「野党共闘」の課題は紆余曲折しましたが、「立憲民主党」があらたに発足し、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)が野党各党と締結してきた政策協定にも合意、不十分ながらこの間市民の奮闘のなかで積み重ねられてきた「野党共闘」は

東アジアの平和のために今こそ!憲法理念の実現をめざす第54回護憲大会を開催

      10月28~30日、東京・日本教育会館で、「東アジアの平和のために、今こそ!―憲法理念の実現をめざす第54回護憲大会」が開催され、約700名が参加しました。 集会は、28日に開会総会、29日に分科会・フィールドワーク・ひろば、30日に閉会総会を開催。総選挙後、改憲勢力が3分の2を占め、改憲への動きがより本格化し、また、朝鮮半島における戦争の危機が迫るなか、これまでのたたかいを質量ともに超える運動をいかに展開するが問われる集会となりました。 1日目の開会総会では、オープニングとして大島花子さんのコンサートを実施。「イマジン」