新着情報

東京電力の福島県内全ての原発の廃炉決定に対する声明

東京電力の福島県内全ての原発の廃炉決定に対する原水禁声明原水爆禁止日本国民会議(原水禁)議長  川野 浩一 東京電力の小早川智明社長は、6月14日、内堀雅雄福島県知事に対して、東京電力福島第二原子力発電所の4基全てを廃炉にすることで、検討に入ったことを表明しました。これにより、福島県内の10基の原発がすべて廃炉になることとなります。福島第二原発の「廃炉」決断に7年も要したことは、遅きに失しその責任は大きいと言わざるを得ません。   福島県民は、2011年3月11日の福島第一原発事故以来、「原発のない福島を!県民集会」を毎年3月に開催し、福島第一原発の廃炉のみならず、第二原発の廃炉も要

米朝首脳会談開催にあたっての平和フォーラム・原水禁声明

米朝首脳会談開催にあたっての平和フォーラム・原水禁声明    6月12日、シンガポールにおいて、史上初の米朝首脳会談が、ドナルド・トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長との間で行われた。緊張感漂う中にあって、両首脳が笑顔で握手する姿を、東北アジアの平和と非核化を求めてきた平和フォーラム・原水禁は、心から歓迎したい。  会談後、両首脳は共同声明に署名した。声明では、トランプ米大統領の朝鮮の安全保障の確約と、金正恩朝鮮労働党委員長の朝鮮半島の完全な非核化への責務を再確認し、①両国民の平和と繁栄を希求する意思に基づく新たな米朝関係の構築の約束、②朝鮮半島の永続的かつ安定的な平和

沖縄だよりNO.59(PDF)

http://www.peace-forum.com/okinawa-branch/okinawa_No59.pdf

2018年06月11日

安倍政権の退陣を要求する6・10国会前大行動 2万7000人が参加

   6月10日、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」を中心に、23の団体で構成された「6・10国会前大行動実行委員会」が主催して、「安倍9条改憲NO!政治の腐敗と人権侵害を許さない 安倍政権の退陣を要求する6・10国会前大行動」が、激しい雨の中、国会正門前で開催され、2万7000人が参加しました。「安倍政権をみんなで倒そう!」「森友・加計疑惑徹底追及!」「改憲発議みんなで止めよう」「あきらめないぞ!」などのコールが国会前に響き渡りました。 主催者代表として福山真劫さん(戦争をさせない1000人委員会、平和フォーラム共同代表)が挨拶、「安倍政権の暴走が続き、ウソだらけの

巡航ミサイルも発射可能!イージス・アショアの配備を許すな!

 これまでのイージス・アショアをめぐる経過は、昨年12月19日に政府が配備の閣議決定する以前より、マスコミの報道で候補地の名指しがされていたものの、公式に候補地が明言されることはありませんでした。しかし5月15日に小野寺五典防衛大臣が記者会見で、「秋田県と山口県が候補地となると考えられる」と具体的に候補地を明言し、6月1日に防衛省が、秋田県秋田市の陸上自衛隊新屋演習場と山口県萩市の陸上自衛隊むつみ演習場を、イージス・アショアの配備候補地としたことについて、説明のため両県に訪れました。 秋田県平和センターと山口県平和運動フォーラムは、昨年12月5日、今年の3月7日と防衛省との要請・交渉を重ね、配

安倍9条改憲NO!1350万筆の第一次署名を提出

   6月7日、安倍9条改憲NO!全国市民アクションは、衆議院議員会館内で「安倍9条改憲NO!憲法を生かす統一署名」の署名提出集会が開催され、市民など約200人が参加し、立憲4野党2会派所属の国会議員約25名に署名を手渡しました(上写真は市民と国会議員が並んで記念撮影)。 今回提出された第一次分の署名の総数は約1350万筆。目標の3000万筆の達成に向けて、さらに取り組みを重ねることを確認しました。署名は各議員を通じて国会に提出されます。 集会は、総がかり行動実行委員会の高田健さん(9条壊すな!実行委員会)が主催者を代表し「昨年9月以来、全国各地で、寒い雪の日も雨の日も署名活動を重ね

沖縄だよりNO.58(PDF)

http://www.peace-forum.com/okinawa-branch/okinawa_No58.pdf

2018年06月05日

「オスプレイ飛ばすな!6・5首都圏行動」に3100人

6月5日、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は、住民の安全を脅かし騒音をまき散らすオスプレイの撤去と横田基地などへの配備計画撤回を掲げて、「オスプレイ飛ばすな!6・5首都圏行動」を東京・日比谷野外音楽堂で開催しました。3100人が参加し、韓国から贈られたキャンドルを掲げて、「危険なオスプレイ飛ばすな!」とアピールしました。 主催者を代表して「戦争をさせない1000人委員会」の藤本泰成さん(平和フォーラム共同代表/顔写真左)は、「安全性に乏しい欠陥機オスプレイが沖縄に配備され、我が物顔で全国を飛び回っている。沖縄に思いをはせなければならない。マイノリティーの権

オスプレイ飛ばすな!6・5首都圏行動 集会決議

 米国政府は2012年秋、沖縄の普天間基地に米海兵隊のオスプレイ24機を配備したのに続き、今年4月5日に米空軍のオスプレイを東京の横田基地に配備しました。この横田基地への配備について、米国防総省は昨年3月、2019年10月以降に延期するとしていました。ところが、突如として計画を前倒しにし、4月3日に「今年の夏に配備する」と表明、その2日後には、「訓練参加」を理由として、米空軍のオスプレイ5機が神奈川の横浜ノースドックに陸揚げされ、横田基地に飛来したのです。この事実を日本政府は事前に知らされていたにもかかわらず、米国政府の求めに応じ隠し通していました。米国政府に追従し、隠蔽する日本政府の対応は許