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今年の3月、野党4党(立憲民主・共産・社民・自由)で国会に共同提出した「原発ゼロ基本法案」の成立をめざす市民の集いが、6月28日、東京・中野区「中野ゼロホール」で開催されました。この集いは、「さようなら原発1000万人アクション」と「原発をなくす全国連絡会」が共催、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が協賛し、750人が参加しました。 主催者を代表して鎌田慧さん(ルポライター・さようなら原発市民アクションの呼びかけ人)が挨拶。「大衆運動と国会とが連携し原発ゼロ法案の意義を宣伝していき、一日でも早く原発からの脱却を実現しよう。そのためには安倍政権を打倒するこ
米空軍特殊部隊のオスプレイの横田基地配備に反対する集会が6月17日、多摩川中央公園(東京・福生市)で、東京平和運動センターと三多摩平和運動センターが主催して開催されました。 東京平和運動センターの青木正男議長の主催者あいさつに続いて、平和フォーラムの勝島一博事務局長が連帯のあいさつを行い、オスプレイの訓練エリアや訓練内容に言及し、全国に展開する米軍機の飛行訓練を批判しました。関東ブロック連絡会の持田明彦議長は、沖縄のフィールドワークで体験した戦闘機の爆音などに触れ、沖縄との連帯でともに闘っていく決意を述べました。戦争をさせない東京1000人委員会の座光寺成夫東京地公労議長は、憲法
東京電力の福島県内全ての原発の廃炉決定に対する原水禁声明原水爆禁止日本国民会議(原水禁)議長 川野 浩一 東京電力の小早川智明社長は、6月14日、内堀雅雄福島県知事に対して、東京電力福島第二原子力発電所の4基全てを廃炉にすることで、検討に入ったことを表明しました。これにより、福島県内の10基の原発がすべて廃炉になることとなります。福島第二原発の「廃炉」決断に7年も要したことは、遅きに失しその責任は大きいと言わざるを得ません。 福島県民は、2011年3月11日の福島第一原発事故以来、「原発のない福島を!県民集会」を毎年3月に開催し、福島第一原発の廃炉のみならず、第二原発の廃炉も要
米朝首脳会談開催にあたっての平和フォーラム・原水禁声明 6月12日、シンガポールにおいて、史上初の米朝首脳会談が、ドナルド・トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長との間で行われた。緊張感漂う中にあって、両首脳が笑顔で握手する姿を、東北アジアの平和と非核化を求めてきた平和フォーラム・原水禁は、心から歓迎したい。 会談後、両首脳は共同声明に署名した。声明では、トランプ米大統領の朝鮮の安全保障の確約と、金正恩朝鮮労働党委員長の朝鮮半島の完全な非核化への責務を再確認し、①両国民の平和と繁栄を希求する意思に基づく新たな米朝関係の構築の約束、②朝鮮半島の永続的かつ安定的な平和
安倍政権の退陣を要求する6・10国会前大行動 2万7000人が参加
6月10日、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」を中心に、23の団体で構成された「6・10国会前大行動実行委員会」が主催して、「安倍9条改憲NO!政治の腐敗と人権侵害を許さない 安倍政権の退陣を要求する6・10国会前大行動」が、激しい雨の中、国会正門前で開催され、2万7000人が参加しました。「安倍政権をみんなで倒そう!」「森友・加計疑惑徹底追及!」「改憲発議みんなで止めよう」「あきらめないぞ!」などのコールが国会前に響き渡りました。 主催者代表として福山真劫さん(戦争をさせない1000人委員会、平和フォーラム共同代表)が挨拶、「安倍政権の暴走が続き、ウソだらけの
これまでのイージス・アショアをめぐる経過は、昨年12月19日に政府が配備の閣議決定する以前より、マスコミの報道で候補地の名指しがされていたものの、公式に候補地が明言されることはありませんでした。しかし5月15日に小野寺五典防衛大臣が記者会見で、「秋田県と山口県が候補地となると考えられる」と具体的に候補地を明言し、6月1日に防衛省が、秋田県秋田市の陸上自衛隊新屋演習場と山口県萩市の陸上自衛隊むつみ演習場を、イージス・アショアの配備候補地としたことについて、説明のため両県に訪れました。 秋田県平和センターと山口県平和運動フォーラムは、昨年12月5日、今年の3月7日と防衛省との要請・交渉を重ね、配