新着情報
辺野古新基地建設に反対するオール沖縄会議の代表団が8月30日、新基地建設の断念を求めた8・11県民大会の決議文を政府に提出するために上京しました。 同日夜には、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会や沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックなどの市民団体が緊急の実行委員会を結成し、代表団の山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)、安次富浩さん(ヘリ基地反対協共同代表)をむかえ、「翁長沖縄県知事の遺志を継ぐ、8・11沖縄県民大会の訴えに連帯する東京緊急集会」を星陵会館(千代田区)で開催しました。 集会では、主催団体を代表して青木初子さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)、内田
北東アジアの平和と非核化への好機を活かそう ―2つの首脳合意の履行を監視しよう― 湯浅一郎
2017年、朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の核・ミサイル開発の飛躍的な技術的進展、軍備拡張を主張する米トランプ政権の登場が相まって、かつてなく軍事的緊張が高まっていた。日本では、北朝鮮が核・ミサイル開発を進める背景が何かという視点が全くないまま、一方的に北朝鮮を悪者扱いする風潮が社会を覆っていた。朝鮮半島が南北に分断されたままであることの意味を理解せず、朝鮮戦争は終わっておらず、停戦協定でしかなく、北朝鮮がいつ攻撃され、一方的につぶされるかもしれないという脅迫感があるという状況は無視されていたのである。 しかし韓国の文政権の誕生で、ピョンチャン(平昌)五輪への北朝
米空軍CV-22横田基地配備、陸上自衛隊MV-22佐賀空港配備に抗議する
2018年8月27日 フォーラム平和・人権・環境 共同代表 藤本泰成 8月22日日本政府は、今年4月に到着していた米空軍仕様のCV-22オスプレイが、2018年10月1日、米空軍横田基地に正式に配備されると発表した。当初5機、2024年までには10機の配備を予定しているとした。 横田基地周辺は東京のベッドタウンであり、基地周辺住民から不安の声があがっている。しかし日本政府は、「日米同盟の抑止力・対処力を向上させ、日本の防衛およびアジア太平洋地域の安定に資する」と配備の必要性を強調するばかりで、周辺住民にしっかりと説明をすることはなく、不安の声に応えようとする姿勢も
2015年10月以降実施されてきた35回目の19日行動が、8月19日、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」の共催で開催され、国会議員会館前に2700人が参加しました。8月8日に急逝した翁長雄志沖縄県知事の遺志を受け継ぎ「辺野古新基地建設の阻止!」を訴えるとともに、「安倍政権打倒!」の声を挙げました。 主催者を代表して、戦争をさせない1000人委員会の内田雅敏事務局長が「先の大戦で非業無念の死を強いられた日本人310万人、アジアで2000万人以上の人々の声と、戦後、反戦平和護憲のために、闘いながら亡くなっていった人々の声に耳を傾
戦争犠牲者追悼、平和を誓う8.15集会 平和フォーラム代表誓いの言葉
73年目の暑い夏がやってきました。 今日、私たちは、皆様に謝らねばなりません。「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」と誓ったににもかかわらず、安倍自公政権による国家権力の私物化、憲法破壊、戦争する国・軍事大国への暴走を止めることができていません。またこの通常国会では、森友・加計など国家権力の私物化、財務省の公文書改ざん・偽造、防衛省のシビリアンコントロールの無視、高級官僚のセクハラ・腐敗・汚職、国会軽視、そのうえ、働き方改革法、IR法、参議院選挙制度法と強行採決が続きました。アベノミクスも貧困と格差をより、深刻化させています。 また唯一の戦争被爆国であり
1945年の敗戦の時から73年が経つ8月15日、平和フォーラムは「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8・15集会」を、東京・千代田区「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」で開催しました。猛暑の中、200人が参加し、安倍政権の戦争する国づくりに対峙し、平和への誓いを新たにしました。 12時の時報に合わせて全員で黙とうを行った後、各団体の代表から誓いのことばが述べられました。平和フォーラムの福山真劫・共同代表は、安倍政権が戦後最大の平和と民主主義の危機を作り出していると批判し、「安倍政権を退陣に追い込むため最大の武器は連帯だ。9月の沖縄県知事選挙、来年の参議院選挙に勝つために、総がかり運動の強化、野党共闘の強
8月7日、長崎市ブリックホールで「被爆73周年原水爆禁止世界大会・長崎大会」の開会総会が開かれました。 長崎県内や九州各県をはじめ、全国から1700人が参加しました。 オープニングは、毎年、8月9日の長崎市主催の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典で合唱を行う純心女子高校音楽部の皆さんが、式典でも歌う「千羽鶴」などの歌声を聞かせてくれました。 原爆をはじめ多くの核被害の犠牲者への黙とうに続いて、主催者あいさつに立った川野浩一・大会実行委員長(顔写真左)は、73年前の原爆被害の悲惨な実情を語り、「昨年、国連で採択された核兵器禁止条約に日本は反対した。私は昨年、安倍晋三総理に会った時に『
「核も戦争もない平和な21世紀に!」-被爆73周年原水爆禁止世界大会の広島大会が8月4日から3日間の日程で、広島市内で始まりました。今年は、広島や岡山などで集中豪雨による災害が発生し、復旧作業の最中にも関わらず、大会には全国から2200人が参加しました。 最初に全国各地を回った「非核平和行進」の最後として「折り鶴平和行進」が行われました。炎天下のなか、平和公園原爆資料館前に集まった参加者は、横断幕やのぼり旗を手に、「核兵器禁止条約を批准せよ!」「原発再稼働を許さない!」「全てのヒバクシャの権利拡大を!」などとシュプレヒコールを繰り返しながら、広島大会の会場まで行進をしました(上写真
7月3日から8日にかけて、原水禁代表団として中国を訪問している最中、日本は中四国地方を中心に「西日本豪雨」と呼ばれる未曾有の災害にみまわれた。台風7号の影響で梅雨前線が活発化したことで、北海道と九州から長野県にかけて、500ミリから1800ミリを記録する豪雨となった。7月14日現在で死者は200人、行方不明者が48人にのぼっている。繰り返される自然災害に胸が痛くなる。 7月5日の午前中には、兵庫県で作業員3人が流され1人が死亡している。午後1時には、神戸市で10万人、大阪府茨木市など3府県15市町村で計約20万人に避難指示・勧告が出された。神戸市灘区の神戸大学では裏山が崩れ、避難勧告が出
2018年08月01日