新着情報

書籍『新装復刻版 みんなの憲法』をご紹介します

平和フォーラムの前身のひとつにあたる「憲法擁護国民連合」(護憲連合)が企画し、日本評論新社(現・日本評論社)から1961年に刊行された書籍『みんなの憲法』が、このたび新装復刻版として再刊されましたので、ご紹介します。当時の出版意図は「憲法の条文は健在であるが、政府の反憲法政策によって、現実政治においては、憲法が空洞化されつつある」との情勢認識の下、わかりやすい憲法解説書の普及をとおして「憲法を守り、現実政治を憲法の理想にちかづけ」ようとする一人ひとりの自覚と決意を促そうというものでした。そのことの意義は、むしろ憲法の条文そのものに手をつける策動うごめく今こそ、立ち返って学ぶべき部分があるのでは

沖縄だよりNO.69(PDF)

http://www.peace-forum.com/okinawa-branch/okinawa_No69.pdf

2018年10月02日

大阪高裁による朝鮮高校無償化に対する不当判決に抗議する声明

大阪高裁による朝鮮高校無償化に対する不当判決に抗議する声明  大阪朝鮮学園が高校無償化制度の対象から排除されたことは違法であるとして国に処分の取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決において、大阪高裁は1審・大阪地裁判決を取り消し、学校側の訴えを退けた。わたしたちはこの不当判決に断固抗議する。  高裁判決は、朝鮮学校が朝鮮総連から指導や財政支援を受けていること、そして朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)の指導者を礼賛する教科書を使っていることなどを理由に、教育の自主性をゆがめるような「不当な支配」が行われている合理的な疑いがあると判断し、文部科学大臣が下した処分は適法であるとした。そこには、子ども

玉城デニー沖縄県知事誕生に際しての声明

玉城デニー沖縄県知事誕生に際しての声明フォーラム平和・人権・環境共同代表 福山真劫藤本泰成川野浩一 翁長雄志沖縄県知事の死去に伴う、沖縄県知事選挙(9月30日投開票)は、翁長県政の継承、辺野古新基地建設反対を訴えた「オール沖縄」の玉城デニー候補が、「辺野古隠し」に終始した自民・公明・維新・希望の各党推薦の佐喜真淳候補に、8万票の大差をつけて当選した。自民・公明両党の、辺野古新基地建設を争点からはずし期日前投票を利用した組織的とりくみに、一時は劣勢も伝えられていた。玉城デニー候補の勝利は、「オール沖縄」に参加する様々な人々の努力とそれに応える県民の勝利に違いない。  平和フォーラムは、この間、辺

たまには自分のことを!

生まれ故郷の北海道虻田郡洞爺村(合併し、現在は洞爺湖温泉町)は、自然豊かで子どもが遊ぶ場所に不自由はなかった。カルデラの洞爺湖が目前に広がり、背後の斜面は、夏は大豆やアスパラ、ビートの畑、イチゴやトマトのハウスが並んでいた。森の中は、グスベリ、山栗、山ぶどうの取り放題。たまにはイチゴやトマトも失敬した。 冬は、子どもたちには格好のスキー場に変身する。もう10年以上もスキー場に足を運んでいないが、今でもウェーデルンもパラレルで颯爽と滑る自信(?)はある。イタリアのコルチナ・ダンペッツォ五輪でアルペン三冠王に輝いたトニー・ザイラー主演の「白銀は招くよ」(誰か知ってるかな?)を見て、片足のウェ

2018年10月01日

ニュースペーパー2018年10月

経済人から見て原発を推進する正当性はまったくない城南信用金庫顧問吉原毅さんに聞く 石垣島に対艦・対空ミサイル部隊配備 関東大震災の朝鮮人虐殺犠牲者への追悼を! 日欧EPAで食の安全はどうなるか チェルノブイリとフクシマをつなげて考える 大飯原発運転差し止め訴訟控訴審判決 放射線量測定システムの撤去を許さない 使用済みMOX燃料用再処理工場はできる? 加盟団体の活動から:国労 漫画の紹介 核のキーワード図鑑 短信 さようなら原発全国集会  さようなら原発全国集会9月17日に東京・代々木公園で「いのちをつなぎくらしを守れフクシマと共に」をスローガンに「さようなら原発全国集会」が開か

生物多様性国家戦略に反する辺野古埋立てと土砂持ち込み ―土砂持ち込みによる外来生物の侵入防止― 湯浅一郎

18年9月30日、沖縄県知事選挙は玉城デニー候補が圧勝した。菅官房長官や二階自民党幹事長など大物を投入し、公明党も全国から大動員をかけた中で、これだけの大差がついたことは、沖縄の人々が、亡くなった翁長知事の遺志に強く共感していた証左であろう。これにより辺野古新基地建設が止まるわけではないが、それでも闘う基盤ができたことは間違いない。この知事選の結果は、辺野古新基地建設に新たな局面を産み出した。その中心的テーマである大浦湾側の軟弱地盤問題を概観したうえで、土砂搬入の問題点を生物多様性という観点から整理する。 (1)辺野古埋立ては、大浦湾の軟弱地盤問題で頓挫する

沖縄だよりNO.68(PDF)

http://www.peace-forum.com/okinawa-branch/okinawa_No68.pdf

2018年09月20日

戦争法の強行採決から3年 9.19日比谷野音集会に4800人

9月19日、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」との共催で「戦争法から3年、安倍9条改憲NO!沖縄・辺野古新基地建設阻止!9.19集会」を東京・日比谷野外音楽堂で開催し、4800人が参加しました。 主催者を代表して高田健さん(9条壊すな!実行委員会)が「強行採決された戦争法は必ず廃止することを誓い合ってから3年が経った。安倍首相は次期国会で改憲発議をやり、来年の参院選までに国民投票を行うとも言っている。絶対に許してはならない。また、沖縄県知事選に何としても勝たなければならない。『安倍9条改憲NO!3000万署名』を成功させ、市