新着情報
控訴審逆転勝訴!防衛大いじめ国に責任! 防衛大臣は福岡高裁の判決を受け入れ上告断念を! 再発防止へ国は謝罪を!
12月9日、福岡高裁(増田稔裁判長)は防衛大学校(国)の責任を認めなかった一審福岡地裁判決を変更し、「元学生に対する暴力や、精神的苦痛を与える行為を予見することは可能だった」として、国の責任を認め約268万円の支払いを命じた。増田裁判長は防衛大が導入している「学生間指導」で暴力が横行していたのは上級生らへの指導を怠ったとして同大側の安全配慮義務違反を認めた。原告の青年は判決後の記者会見で「防衛大の組織と仕組みそのものに問題があるのではないか。判決を機に防衛大が変わってくれることを願っている」「二度と同じ被害者が出ないように」と、訴えました。 防衛大人権侵害裁判とは 2016年3月18
ブックレット『日本社会は本当にこれでいいのか?安倍政権の7年を問う!』のご紹介
昨年11月、北海道・函館市で開催された「平和・自由・人権 すべての生命を尊重する社会を 憲法理念の実現をめざす第56回大会」(第56回護憲大会)のメイン企画「日本社会は本当にこれでいいのか? 安倍政権の7年を問う!」は、清末愛砂さん(室蘭工業大学大学院准教授)、雨宮処凛さん(作家・活動家)、中野麻美さん(弁護士・日本労働弁護団常任幹事)がそれぞれ重要な提起をしていただいたこともあり、とりわけ多くのご感想を寄せられました。 このたび、北海道地方自治研究所からのご協力を得て、このシンポジウムの内容をブックレットとしてまとめ、刊行しましたので、ご紹介します。 ブックレット『日本社会は本当にこ
平和フォーラムも参加する「きれいな水といのちを守る全国連絡会」で、12月7日に、環境省との意見交換会を実施しました。 PRTR法の見直しに伴い、8月より環境省へ意見書を提出し、回答をいただくなど、書面での意見交換を行ってきました。 今回の意見交換会は、これまでのやりとりをふまえ、「石けん成分の脂肪酸ナトリウム塩と脂肪酸カリウム塩が、PRTR物質から除くのがふさわしい」ことを伝えるものです。 連絡会の事務局長の「市民社会の声を環境省に持って帰っていただく」という挨拶で始まり、水の問題をライフワークとして活動する森山浩行衆議院議員が場を設定した意義を話しました。 その後、環境省
2020年12月07日
必要なのは敵基地攻撃能力保有ではなく、北東アジア非核兵器地帯構想だ
湯浅 一郎 急浮上した敵基地攻撃能力の保有問題 9月16日、安倍首相の病気を理由にして後継総裁選挙の結果、菅政権が誕生した。菅首相は、安倍政権を引き継ぐことを基本にして、学術会議の任命者のうち6人を政府が拒否し、一向に撤回しないことに示されているように陰湿な政治を進めようとしている。そうした中で、自民党内から安倍首相の退任直前に敵基地攻撃能力の保有に関する議論がにわかに浮上した。 話のきっかけは、20年6月24日、日本政府が、国家安全保障会議(NSC)において、山口・秋田両県への地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画の断念を決定したことに始まる。この決定を受け、
「食とみどり、水を守る全国集会」については、昨年から運動の継続性を考慮し「食とみどり、水を守る全国活動者会議」と名称を変更して開催してきました。今年はコロナ禍にあることを考慮しWeb(Zoom)開催とすることにしました。 <講 演> 演 題「新たな食料・農業・農村基本計画について(仮題)」 講 師 谷口信和氏(東京大学名誉教授) <報 告> 報 告1 「森林労連の取り組み(仮題)」 報告者 佐藤賢太郎氏(森林労連書記次長) 報 告2 「蛇口の向こう側(仮題)」 報告者 辻谷貴文氏(全水道書記次長)
2020年11月25日
オスプレイと飛行訓練に反対する東日本連絡会とフォーラム平和・人権・環境は11月17日、衆議院第2議員会館会議室で、第9回目となる防衛省要請行動を行いました。 木更津駐屯地でのオスプレイの定期機体整備にかかわり、試験飛行等で日曜日に飛行しないよう覚書事項の遵守を求めたほか、陸上自衛隊オスプレイの暫定配備問題で、木更津市民に広く説明できるような場を設けることなどを要請しました。 また、防衛省に対し、オスプレイの構造上の問題、事故率の問題など懸念されている課題についてやり取りがおこなわれました。オスプレイから排出される排熱について、オスプレイの沖縄配備の際に米軍が出した文書「オス
第57回護憲大会開会総会の特別報告として、冒頭の提起部分のみ上映した「敵基地攻撃論と日米軍事同盟強化」のフルバージョン(約90分)を「 peaceforum channel 」にて配信していますので、ご紹介します。 https://www.youtube.com/watch?v=KILCjutr8Pg 安倍前首相が退陣直前に俄に持ち出した「敵基地攻撃論」。3人の専門家にお話を伺いながら、発端となったイージス・アショア配備計画の経緯や日米軍事同盟一体化に向けた動向、そして憲法上の検討を通じて、その問題性を明らかにしていきます。 ※第57回護憲大会開会総会特別報告のフルバージョンです。