新着情報
中国人強制連行広島西松訴訟弁論公判・傍聴行動・報告集会(最高裁・社会文化会館)
2004年7月9日の広島高裁判決で原告が全面勝訴した中国人強制連行・西松建設訴訟の最高裁口頭弁論(第二小法廷・中川了滋裁判長)が3月16日に行われました。第2次大戦中に強制連行され、広島県内の水力発電所の建設現場で過酷な労働をさせられたとして、中国人の元労働者ら5人が西松建設を相手に損害賠償を求めた訴訟で、法廷では、中国人原告2人が最高裁で意見陳述。一連の戦後補償裁判で、中国人の原告が最高裁に出廷して意見を述べるのは初めてです。強制労働のさなかに両目を失明した宋継尭さんは、車いすで出廷し、「公正な判決を望む」と訴え。 19歳のとき、路上で突然男たちに拉致されて日本に連れてこられた邵義誠さんは、
米軍再編に反対し憲法改悪を許さない国会集会・座り込み行動(衆院第2議員会館前)
自民・公明の与党は3月15日、衆議院・憲法調査特別委員会を、委員長職権で強行開催。野党議員が中山太郎委員長(自民党)を取り囲んで抗議する中、 3月22日に「公聴会」を開くことを決定しました。委員会の審議時間は、わずか2分。 「公聴会」が22日に設定されました。与党は公聴会後に修正案を上程・審議し、4月12日にも改憲手続き法案(国民投票法案)の委員会採決と報じられています。 米軍再編特措法案に関して与党は、3月20日の本会議で、趣旨説明と質疑を行なおうとしています。 その場合は22日以降に、安全保障委員会での審議が本格化します。 このなかで 東京平和運動センター・平和運動センター関東ブロック・平
東京都目黒区の祐天寺に保管されている朝鮮半島出身の旧日本軍人・軍属ら1135人分の遺骨箱のうち、多くは「実骨」ではなく、また、遺骨があっても名簿上の身元と一致せず、生存者も「戦死」扱いで遺骨があるとされているずさんな問題が明らかになっています。 3月9日に「戦死」扱いされた韓国・釜山在住の金相鳳さんが「朝鮮人強制連行真相調査団」主催の緊急集会で証言。厚生労働省を訪れて政府の説明を求めたが、面会を拒まれ門前払いされたことが明らかにされました。この集会には約70人が参加。清水澄子副代表が韓国・朝鮮の遺族とともに全国連絡会共同代表としてあいさつしました。
東京大空襲訴訟提訴集会・報告集会(東京地裁 根津ふれあい館)
62年前の1945年3月10日、一夜のうちに約10万人が死亡した東京大空襲の被災者や遺族112人が、国に総額12億3200万円の損害賠償と謝罪を求める集団訴訟を3月9日、東京地裁に起こしました。空襲被害を受けた民間人として初の集団訴訟です。原告は20都道府県の57歳から88歳(遺族含む)で、平均74歳。「民間人被害者に何も援助をせず、切り捨て放置した国の責任を問う」として、国家補償が整備された旧軍人・軍属と一般戦災者との格差の是非を問い直すもの。「東京大空襲が国際法違反の無差別爆撃だったことを裁判所に認めさせ、戦争を始めた政府の責任を追及したい」として、旧日本軍が中国・重慶で繰り