新着情報

外国籍労働者の個人情報届出制度と法務省への情報提供に問題あり院内集会(参議員会館)

国会に上程されている雇用対策法改正案には、特別永住者を除くすべての外国籍労働者の在留資格、国籍などの個人情報を、就職および離職する際に、事業主が厚労省(ハローワーク)に届け出る義務を課す条項が新設され、さらに、この制度で厚労省が得た個人情報を、法務省(入管)に提供できるとしています。この制度は、外国人嫌悪を助長するものです。この改定に異議を唱える集会が4月10日に院内で行われ、80人が参加しました。日弁連人権擁護副委員長の市川正司さんは、同制度が「雇用対策法の目的を逸脱し」ており、憲法13条、自由権規約17条、人種差別撤廃条約2条1 項に抵触すると指摘したほか、相次いでこの制度が外国人に対する

子どもたちに核のない未来非核平和行進スタート-青森反核燃集会(青森)

青森県が電事連の要請からわずか9カ月後、県議会全員協議会を開催し核燃料サイクル施設を受け入れたのが1985年4月9日。むつ小川原巨大開発の失敗を覆い隠すために、十分な説明も資料もあきらかにせず、青森県と国、電事連が仕組んだものです。以来、この日を「怒りの日、屈辱の日」として反核燃の日全国集会を開催するとともに、非核平和行進のスタートの日としてきました。本年は秋にも本格操業を始めようとしている六ヶ所再処理工場を止めるためのたたかいが続いていますが、統一地方選挙と日程が重なるため全国集会は6月に延期しましたが、青森県内7ブロックで集会を開催しました。

被団協など/被爆者認定制度の改革をめざす被爆者の勝利をつかむ座り込み(厚労省前)

4月2日から4日、霞ヶ関の厚生労働省前で「原爆症認定訴訟」勝利へ向けて、19年ぶりの座り込み行動が行われました。あいにくの曇り空で冷える2日には、原告団の皆さん、被爆者の皆さん、そして訴訟の支援者や弁護団の皆さんなど、全国から約100人が座り込みテント前に集まりました。広島から来られた、被団協の坪井理事の、最後まで頑張り続けるという力強いメッセージでセレモニーは始まりました。その後、広島や長崎、熊本、静岡、愛知、北海道など全国各地の原告の皆さんがそれぞれ、厚生労働省はこれまでの司法判断を受け止め、控訴することなく原爆症認定制度を改善せよ、という強い思いを込めて厚労省へ向かってメッセージを述べま

埼玉平和センター・関東ブロック・平和フォーラム/要請書 入間基地へのPAC3の配備に反対します

埼玉平和センター・平和センター関東ブロック・平和フォーラム中部航空方面隊司令 廣中雅之 空将補 様埼玉県平和運動センター         議長 浪江福治平和運動センター関東ブロック連絡会 代表 浪江福治フォーラム平和・人権・環境        代表 江橋 崇 要請書 入間基地へのPAC3の配備に反対します 私たちは、労働組合や民主団体で構成する平和運動団体です。この間、憲法改悪や有事法制の制定、在日米軍再編やイラク・アフガニスタンでの自衛隊による米軍への戦争協力に反対してきました。 航空自衛隊入間基地では3月29日から、PAC3の配備を開始するとの報道に接しました。また政府は3月23日の閣議で

原水禁・連合・核禁会議/原爆症認定訴訟、東京・仙台地裁判決についての3団体アピール

 日本労働組合総連合会/原水爆禁止国民会議/核兵器禁止平和建設国民会議 本22日、東京地方裁判所は、原爆症認定訴訟において、原告30人のうち、大半の21人の請求を認め、原爆症不認定処分を取り消す判決を言い渡しました。これは、20日の仙台地方裁判所における原告全員(2人)勝訴に続くものです。 仙台・東京地裁の両判決は、昨年5月の大阪地裁、8月の広島地裁、本年1月の名古屋地裁に次ぐもので、いずれも認定基準を機械的に適用する現行認定制度の過ちを認めたものです。 私たち連合・原水禁・核禁会議の3団体は、国・厚生労働省が原爆症認定を認めた両地裁判決を厳粛に受け止め、被爆者との協議を行い、現行の

原子力空母の横須賀母港化を許さない全国連絡会/「07-12 横浜防衛施設局の一般水底土砂 海洋投入処分許可申請書」に対する意見書

原子力空母の横須賀母港化を許さない全国連絡会  環境省 地球環境局 環境保全対策課 御中 「07-12 海洋投入処分許可申請書」について、以下のとおり意見を述べます。1. 海洋投入が必要最小限度であるかについて 現在も米海軍横須賀基地には通常型空母キティホークが配備されており、なぜ原子力空母の08年配備に伴って水深を2メートルも深くしなければならないのかについて充分な説明資料が無く、その必要性が疑わしい。また、海洋投入以外の処分方法の検討についても、3月1日付けの東京新聞で報道されたとおり、工事の効率化などが理由として挙げられています。つまりは、スケジュールを優先した結果の海洋投棄で

いらない!第1軍団 異議あり!米軍再編法 相模原と座間を結ぶ市民行動(相模原・座間)

神奈川県の座間市で3月17日、「いらない!第1軍団 異議あり!米軍再編法 相模原と座間を結ぶ3.17市民行動」が行われました。主催は神奈川平和運動センター・第1軍団の移駐を歓迎しない会・基地撤去をめざす県央共闘会議・相模補給廠の返還を求める市民の会の4団体です。第1会場の相武台1丁目公園には200人が、第2会場の谷戸山公園には100人が参加しました。それぞれの会場で集会を行った後にデモ行進に出発、キャンプ座間前で合流しました。キャンプ座間前では、デモ隊全体で「米陸軍司令部は来るな!」とシュプレヒコールをあげ、代表団が米軍司令官宛の要請を提出しました。