新着情報

中国人強制連行・西松建設裁判を支援する会/対西松建設株主総会行動報告集会(総評会館)

 株主総会が集中した6月28日、最高裁判決で1972年の日中共同声明によって中国人個人の賠償請求権は放棄されたとして原告敗訴となった訴訟の西松建設の株主総会が行われました。 最高裁は他方で西松建設が過酷な労働をさせて安全配慮義務を怠る不法行為があったと認定し、「西松建設ら関係者が救済に向けた努力をすることが期待される」としました。 夜の集会では株主総会に参加した川原洋子・支援する会事務局長が報告。 最高判決について会社に質問しましたが、会社は事実認定を含めて請求は棄却されたと、判決を曲解した態度に終始したと報告されました。 会社の不当な姿勢を、広く明らかにし、姿勢の変更を求めるとりくみを強

原水禁・連合・核禁会議/厚労相への「被爆者援護施策の充実・強化に関する要請について」

 日本労働組合総連合会/原水爆禁止国民会議/核兵器禁止平和建設国民会議 厚生労働大臣 柳沢 伯夫 様 日本労働組合総連合会 会長 高木 剛  原水爆禁止日本国民会議 議長 市川 定夫 核兵器禁止平和建設国民会議 議長 大谷 恵教  被爆者援護施策の充実・強化に関する要請について 謹啓 日夜厚生労働行政に邁進されていることに敬意を表します。  さて、被爆者援護施策につきまして、とりわけ、原爆症認定における集団認定訴訟判決が、昨年5月の大阪地裁をかわぎりに8月の広島地裁、今年に入り、名古屋、東京、仙台で相次ぎ概ね原告側の請求を認

米下院外交委の「慰安婦問題決議」について

2007年06月26日 フォーラム平和・人権・環境  米下院外交委員会は6月26日、「従軍慰安婦」問題について日本政府の謝罪などを求める決議を採択します。 日系のマイケル・ホンダ下院議員が1月末に提出したもので、共同提案者は外交委員会のラントス委員長を含 め下院議員435人中146人に上り、可決は必至です。外交委員会での決議は昨年に続くものですが、今回のも のは、「人間の安全保障」政策や安保理1325決議を含め、日本のこれまでのとりくみを評価する一方、最近 の河野談話見直しの動きや、アジア女性国民基金の終了などの状況を踏まえて、謝罪に重点を置いたもので す。また、今後はより政治的意味

イラク特措法改正案・教育関連3法案の強行採決ならびに国会の会期延長に抗議します

フォーラム平和・人権・環境  安倍晋三内閣と自民・公明両党は6月20日の参議院本会議で、イラク特措法改正案と教育関連3法案を強行的に採決・成立させました。また6月22日の衆議院本会議では、国会の会期を12日間延長し7月5日までとすることを決定しました。安倍内閣は、市民生活に影響を及ぼす様々な重要法案を、十分な審議もないまま強行採決しています。私たち平和フォーラムは、数の力で国会を押し切る安倍内閣と自・公両党に対して、強い抗議を表明します。  03年8月に成立したイラク特措法は4年間の時限立法で、今年7月に期限が終了します。今回の改正は、自衛隊の派兵期限を2年間延長するもので

4者4団体/1047名不採用問題の早期解決を求める座り込み行動(06月18日~22日 国土交通省前)

国鉄分割・民営化から20年が経ちましたが、組合差別による1047名の解雇問題は未解決のまま。 6月18日、解決行動委員会(4者)と4団体により5月行動で要請した政府・国交省に解決交渉テーブル設置の回答を求め、それを実現させるための「6月統一行動」がスタート。 22日まで国交省前で猛暑と梅雨空のなか連日座り込みました。 この行動には各地から上京した闘争団・争議団員、在京の当事者や支援者や国労機関の参加者など総勢200名が参加。 国労・佐藤委員長は、「私たちの団結を内外にアピールし政治解決をめざす」と主催者を代表してあいさつ。 平和フォーラムも連日、連帯の座り込みを行いました。

トランス脂肪酸学習会(消費者センター)

マーガリンやスナック菓子、ドーナッツなどのように、植物性油脂の加工油脂を使った食物には、「トランス脂肪酸」という脂肪酸が含まれています。 トランス脂肪酸を摂りすぎると、動脈硬化などによる心臓疾患を引き起こす危険性があります。そのため、欧米各国では使用規制や表示を義務付けています。 しかし、日本は何の規制も取られておらず、規制を求める意見が強まっています。 平和フォーラムが参加する「食安全・監視市民委員会」は、6月20日に東京・消費総合センターでトランス脂肪酸の学習会を開き、消費者・市民が100人参加。 国立健康・栄養研究所の江崎治さんが、「トランス脂肪酸が無くなると、日本で心筋梗塞が6

原水禁/六ヶ所再処理工場稼動阻止全国集会(06月16日~17日 青森)

6月16日、青森市の青い森公園で止めよう再処理!実行委員会(原水禁国民会議、原子力資料情報室、青森県反核実行委で構成) 主催の「六ケ所再処理工場稼働阻止全国集会」が開かれ、約700人参加。 六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の稼働阻止に向けて訴えました。 夜には、「止めよう再処理!全国交流集会」が行われ、220人が参加。 弘前市出身のルポライター、鎌田慧さんが「国策破たんの歴史と六ケ所再処理工場」と題して講演。 「再処理工場が稼働すれば核武装の基盤をつくることになる」と指摘しました。 また、原子力資料情報室の西尾漠共同代表が「原子力立県?-青森の将来」をテーマに講演しました。 →

沖縄戦の歴史歪曲を許さない沖縄県民大会・東京行動(衆第1議員会館)

6月15日、衆議院議員会館で「沖縄戦の歴史歪曲を許さない沖縄県民大会」の東京行動・院内集会が開催され、約200人が参加しました。 沖縄高教組の松田委員長が怒りに声をふるわせながら、「最後の最後までみんなでがんばろう!」と声をあげて集会開始。 はじめに琉球大学の高嶋さんから「実際にこの教科書が印刷されるまでにはまだ時間がある。削除の撤回を求めてがんばろう」と提起。 民主党の喜納昌吉参議院議員、社民党の保坂展人衆議院議員などや各界からの激励のあいさつが行われました。 沖縄戦を体験した瑞慶覧長方さんから、戦争中に敵への投てき用と自決用にと軍から手りゅう弾2ヶを渡されたときのお話しと目の前で日

沖縄戦の歴史歪曲を許さない沖縄県民大会・東京行動(衆第1議員会館)

6月15日、衆議院議員会館で「沖縄戦の歴史歪曲を許さない沖縄県民大会」の東京行動・院内集会が開催され、約200人が参加しました。沖縄高教組の松田委員長が怒りに声をふるわせながら、「最後の最後までみんなでがんばろう!」と声をあげて集会開始。はじめに琉球大学の高嶋さんから「実際にこの教科書が印刷されるまでにはまだ時間がある。削除の撤回を求めてがんばろう」と提起。民主党の喜納昌吉参議院議員、社民党の保坂展人衆議院議員などや各界からの激励のあいさつが行われました。沖縄戦を体験した瑞慶覧長方さんから、戦争中に敵への投てき用と自決用にと軍から手りゅう弾2ヶを渡されたときのお話しと目の前で日本軍が沖