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2008年度使用高校歴史教科書における検定意見撤回についての申し入れ
フォーラム平和・人権・環境代表 江橋 崇 文部科学大臣 渡海紀三朗 様 9月29日、沖縄県宜野湾海浜公園には「沖縄戦に関する教科書検定意見の撤回」を求めて沖縄県民11万人が集結しました。当日ステージに立った沖縄戦体験者の話が、「日本軍の関与なくして集団自決はあり得ない」との事実を明らかにしていきました。歴史事実を歪曲しようとする文部科学省に対して、県民の大きな怒りが表現された大会になりました。 フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)は、沖縄と連帯し全国で「検定意見の撤回を求める署名」に取り組み、527,217筆を集約しました。署名をもって文科省交渉に取り組みましたが、文科省は「審議会の
【呼びかけ団体】ビルマ市民フォーラム 【賛同39団体】 燃料費の大幅引き上げへの抗議から、ビルマ各地に広がった反軍政デモに対して治安部隊が発砲し、数百人とみられる僧侶・市民が殺され、日本人カメラマンの長井健司さんも犠牲になった。また、3000人もの僧侶が軍政に拘束された。このような規模の抗議行動があったのは1988年以来のことだ。同年にも軍政は国軍部隊を大量に動員してデモ隊への水平射撃・無差別発砲を繰り返し、数千人が死亡したとされる。★軍政を支えてきた日本 1988年の民主化運動弾圧を受け、日本政府は円借款を凍結し、無償資金協力についてもビルマの国内情勢に応じて慎重に判断することになった。首
東北アジアの平和と日朝国交正常化に向けて~制裁をやめ対話と人道支援を求めるアピール
緊急集会「東北アジアの平和と日朝国交正常化」参加者一同 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核開発をめぐる6ヵ国協議は、核実験実施などの事態があったものの、本年2月、朝鮮半島の非核化に向けて各国がとるべき初期段階の措置を決めた合意文書を採択しました。寧辺の核関連施設の停止および封印するとの初期段階措置は、当初予定よりは遅れましたが、実施されました。そして、現在、核関連施設の無能力化など次の段階の措置の合意に向けて、大詰めの協議をすすめています。 この間、米朝間協議の進展や、7年ぶりの南北首脳会談の実現、朝鮮半島休戦体制を平和体制に転換するための当事国間論議の開始の動きなど、全体として多くの点で対
緊急集会「東北アジアの平和と日朝国交正常化」(日本教育会館)
10月3日、「東北アジアに非核・平和の確立を!日朝国交正常化を求める連絡会(東北アジア連絡会)」 呼びかけの実行委員会主催による 緊急集会「東北アジアの平和と日朝国交正常化~制裁をやめ対話と人道支援へ」が日本教育会館で各界の代表250人が参加して行われました。 この間、朝鮮半島情勢は、6カ国協議において、初期段階につづいて次の段階の措置についての合意、さらに米朝間協議の進展や、 7年ぶりの南北首脳会談の実現、休戦体制を平和体制に転換するための当事国間論議の開始の動きなど、 半世紀以上もつづいた民族の分断と戦争状態の解消に向けて前進しています。 しかし、日本は、北朝鮮
9月29日午後、高校歴史教科書の検定で、文部科学省が沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」から日本軍の強制を示す記述を削除させたことに抗議する「教科書検定意見撤回を求める県民大会」(主催・同実行委員会)が、沖縄県の宜野湾海浜公園で開かれ、11万人以上が参加し会場を埋め尽くしました。大会では、実行委員長の仲里利信県議会議長らが登壇し、文科省に検定意見の撤回と記述回復を求めました。開会前、平和への思いを訴える読谷高校生の創作ダンスや渡嘉敷村の「集団自決」犠牲者を慰める鎮魂歌「白玉の塔」などがささげられました。宮古、八重山でも同じ時刻に、郡民大会が開かれそれぞれ2500人以上が参加しました。
9月29日午後、高校歴史教科書の検定で、文部科学省が沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」から日本軍の強制を示す記述を削除させたことに抗議する 「教科書検定意見撤回を求める県民大会」(主催・同実行委員会)が、沖縄県の宜野湾海浜公園で開かれ、11万人以上が参加し会場を埋め尽くしました。 大会では、実行委員長の仲里利信県議会議長らが登壇し、文科省に検定意見の撤回と記述回復を求めました。 開会前、平和への思いを訴える読谷高校生の創作ダンスや渡嘉敷村の「集団自決」犠牲者を慰める鎮魂歌「白玉の塔」などがささげられました。 宮古、八重山でも同じ時刻に、郡民大会が開かれそれぞれ2500人以上が参加しまし
9・29教科書検定意見撤回を求める県民大会実行委員会 去る3月30日、文部科学省は、2008年度から使用される高等学校教科書の検定結果を公表したが、沖縄戦における「集団自決」の記述について、 「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である」との検定意見を付し、日本軍による命令・強制・誘導等の表現を削除・修正させている。 その理由として同省は、「日本軍の命令があったか明らかではない」ことや、「最近の研究成果で軍命はなかったという説がある」ことなどを挙げているが、 沖縄戦における「集団自決」が、日本軍による関与なしに起こりえなかったことは紛れもない事実であり、今回の削除・修正