新着情報
沖縄から北上田毅さん・具志堅隆松さんを迎え政府交渉 & 院内集会
辺野古新基地建設をめぐっては、政府発表でも工期は今後13年、工費は当初の2.7倍の9,300億円となっています。また、埋め立てに用いる土砂を、未だ沖縄戦遺骨の眠る南部の地域から採取しようと防衛省は計画を立てています。沖縄戦で多くの犠牲者を出した沖縄県民を冒涜する暴挙と言わざるを得ません。生物多様性の宝庫・大浦湾を埋め立てることも含め、政府の主張する「辺野古は唯一の解決策」の破綻はもはや明らかです。辺野古土砂問題にかかわる政府交渉と院内集会を開催いたします。 日 時 2021年4月21日(水)13時30分開会~17時30分終了 会 場 衆議院第1議員会館地下1階 大会議室
ブックレット『コロナ禍のなかで考える いのちと人権』のご紹介
昨年11月、滋賀県大津市で開催された「憲法理念の実現をめざす第57回大会(護憲大会)」のメイン企画であるシンポジウム「新型コロナウイルス感染症と日本の人権状況」は、各パネリストからの示唆に富んだ提起とディスカッションを通じ、感染症問題が弱い立場にある人びとのいのちと生活に集中的に打撃を与えている実態、そしてこれらが日本社会に根深く存在する差別・抑圧の構造に起因していることを浮き彫りとするもので、たいへんな好評をいただきました。 このたび、このシンポジウムを踏まえ、提起内容をコンパクトにまとめ、さらに加筆・補強したブックレット『コロナ禍のなかで考える いのちと人権』を刊行しましたので、ご紹
平和フォーラムも参加する「平和といのちと人権を!5.3憲法集会実行委員会」が、本年5月3日のとりくみについて、オンライン中継を併用したかたちで準備していますので、ご紹介します。 “今年(2021年)5月3日の憲法記念日は、国会議事堂正門前での行動を予定しています。コロナ禍の中ではありますが創意工夫を凝らし、日本国憲法の理想に向けて闘い続けている全ての個人、団体の参加と協力で、全国各地のとりくみとも呼応しあい、「平和といのちと人権を!5.3憲法大行動2021 とりもどそう!民主主義、立憲主義」を成功させることを呼びかけます。” →「平和といのちと人権を!5.3憲法大行動2021」 ウェブサ
2021年3月末、政府は、4月13日に期限が切れる北朝鮮に対する独自制裁を2年延長する方針を固め、近く閣議決定を行なうとみられる。菅義偉首相が、自ら最重要課題の1つに掲げる拉致問題を前進させるために「金正恩委員長と条件を付けずに直接向き合う決意」[注1]を示しているにも関わらずである。果たして、北朝鮮に対する制裁を継続し、圧力をかけ続けることが、金正恩との首脳会談につながるのであろうか。 北朝鮮との対話を再開し、日朝間に横たわる数々の課題に取り組むためには、まず、日本政府がこれまでとり続けてきた制裁ありきの北朝鮮敵視政策を見直すべきである。あからさまな敵視政策を継続する姿勢では実りある交渉の
財産権や表現の自由など私権や基本的人権を侵害しかねない「重要土地等調査法案」に反対する
菅政権は3月26日、原子力発電所や基地など「安全保障に関連した重要施設」の周辺土地利用を規制する法案を閣議決定しました。法案は、日本国憲法第29条で保障された財産権を侵害しかねない内容となっているばかりでなく、個人情報の過度な調査によって、基本的人権そのものを侵害しかねない内容となっており、問題です。平和フォーラムとして以下のような見解を表明します。 「重要土地等調査法案」に反対する平和フォーラム見解 フォーラム平和・人権・環境 事務局長 竹内 広人 3月26日、政府は「重要土地等調査法案(重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に
日本は世界でも有数のたまご消費国。1 日ほぼ1個、食べています。そんな身近なたまごですが、いま鶏の飼育方法の問題点が指摘され始めています。ワイヤー製の金網をいく段にも連ねて、その中に鶏を押し込めて飼育する「バタリーケージ」です。欧米では平飼いに切り替える動きが広がっていますが、日本ではいまだに約9割がバタリーケージを使用しています。狭いケージ飼いで鶏の健康が損なわれ薬剤が多用される結果、人の健康も脅かしています。具体的にどのような問題があるのか、アニマルウェルフェアの観点から専門家にお話しいただきます。また、昨年末に明らかになった鶏卵生産会社と農水大臣の“癒着”問題でにわかに注目を集め
2021年03月24日
民主主義を護れ!ミャンマー軍事クーデターに抗議する(声明) ミャンマーの国会にあたる連邦議会が開催される予定だった2月1日、国軍部隊によって、ミャンマーの最高指導者アウンサンスーチー国家顧問、ウィミン大統領など国民民主連盟(NLD)の幹部ら多数の関係者が拘束されました。直後、国軍は非常事態宣言を発令し、最高司令官のミン・アウン・フライン将軍が権力を掌握しました。 アウンサンスーチー国家顧問は、約15年にもおよぶ軍事政権による自宅軟禁生活から2010年に解放されると、2015年の総選挙で率いるNLDが圧倒的勝利を得て、政権を獲得しました。2020年11月の総選挙においても、NLDは圧勝し