新着情報

あと一歩は大衆運動で

野党もう一歩がんばれ 昨年8月、参議院において与野党が逆転して以降、野党は約10カ月間にわたって、闘い続けました。被爆者課題やインド洋からの自衛隊の一時撤退、官僚体制の腐敗や年金制度、高齢者医療制度、道路特定財源等の追及などなど、多くの成果もありました。また衆議院山口2区の補欠選挙、沖縄県議選でも野党が勝ちました。そして福田内閣の支持率も20%台へと自公政権を追い詰めています。私たち平和フォーラム・原水禁も、「イラク戦争反対」・「米軍再編成反対」・「脱原発」・「憲法理念の実現」など掲げて全力で闘ってきました。連合などの労働団体も格差社会反対を掲げて全力で闘っています。 しかし、いまだに福田

2008年07月01日

山口県下関市嶋倉教育長発言に対する抗議声明

フォーラム平和・人権・環境事務局長 福山真劫 山口県下関市の嶋倉剛教育長は、6月26日の山口朝鮮学園が教育補助金増額を求めた話し合いの中で、保護者の一人が「学校には植民地支配で日本に渡航せざる得なかった朝鮮人の子どもたちも通っている」との発言に対して、「植民地支配という部分については、歴史的事実に反するので受け入れられない」と発言しました。その後、報道各社の前においても「自分としては、日朝併合(韓国併合)は植民地という認識ではない。併合は対等で行われた。」との発言を繰り返しました。その後、山口朝鮮学園の代表の訂正・謝罪要求に対応した末広副市長も、教育長発言の擁護に終始し「訂正・謝罪などの対応は

2008南北コリアと日本のともだち展(06月24日~29日絵画展・こどもの城 28日ワークショップ・都児童会館)

2001年からはじまった「南北コリアと日本のともだち展」は、東北アジア地域の平和をねがう催し。 大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国・日本そして在日コリアンの子どもたちの絵を、ひとつの会場に展示して、絵でお互いを紹介しあい、壁を乗り越える第一歩にしようというもの。 今年は、絵画展が6月24日から29日まで東京・青山のこどもの城で行われたほか、ともだちワークショップ(6月28日)、 ギャラリーセミナー「対北支援と平和統一教育~現在・過去・未来」(6月28日)、 台東区立金竜小学校と東京朝鮮第一初中級学校への学校訪問(6月27日)が行われました。 →詳報

貧困と環境破壊のG8サミット(06月28日アカデミー茗台・文京区民センター 29日デモ柏木公園)

  7月7日から北海道・洞爺湖で開かれるG8サミット(主要国首脳会議)を前に、大国主導のG8サミットのあり方を問題視する市民団体等が集まり、 6月28日、都内で「SHUT DOWN!貧困と環境破壊のG8サミット」が開かれ、400人以上が参加しました。 軍事やジェンダー、貧困、労働問題など様々な問題について、8つの分科会の討論会を行った後、 全体会では、仏の反グローバリゼーションの理論家スーザン・ジョージさんの講演などが行われました。 スーザン・ジョージさんは「現在のG8は、世界の貧困や経済危機、食料危機を防げず、逆に規制緩和を進め、危機を拡大してきた。 世界の市民が集ま

中越沖地震1周年全国集会(06月28日~29日 新潟・柏崎)

昨年7月の新潟県中越沖地震で激しい揺れに見舞われ全7基が運転停止中の柏崎・刈羽原発を東京電力が再稼働を目論んでいることに反対して、 6月28日、「原発からいのちとふるさとを守る県民の会」主催で、「柏崎刈羽原発を廃炉に!安心な暮らしを!全国集会」が新潟県柏崎市で開かれ、 参加者1000人のもとに集会後、市内をパレードが行われました。さらに全国交流会を開催。翌29日には、3つの分科会に分かれて議論を行ないました。

横浜弁護士会/基地シンポ2008in神奈川(横浜関内ホール)

     横浜弁護士会が主催する『いま基地の街では~岐路に立つ住民の安全と地方自治~』が、6月28日(土)午後1時から横浜市の関内ホールで開かれました。 会場には神奈川県内各地から、600人が参加しました。 集会では最初に、神奈川・岩国・沖縄の各地から、米軍基地と反対運動についての現状報告が行われました。 続いて軍事評論家の前田哲男さんが「米軍再編で日本の軍事状況はどうなるか」というテーマで、伊藤塾塾長の伊藤真さんが「国の基地政策と憲法及び地方自治の本旨」というテーマで講演しました。 横須賀に関しては、女性が横須賀基地所属の米軍兵士に殺害された山崎訴訟について、弁護

原水禁在朝被爆者支援訪朝団(06月23日~27日 ピョンヤン)

向井高志原水禁副議長を団長に、広島・長崎の関係者などが、在朝被爆者との交流(3人の被爆者聞き取り調査など)および被爆者協会などとの協議等を行いました。 今後は被爆者の補償等を求める活動を進めることを確認しました。 →詳報(NeWsPaPer2008年8月号)

日弁連「つくられる自白~志布志の悲劇」完成披露試写会(弁護士会館2F講堂クレオ)

6月23日、日弁連は、短編ドキュメンタリー映画「つくられる自白~志布志の悲劇」完成披露試写会を弁護士会館クレオで開催、約260人が参加しました。 この他、全国各地の弁護士会で同時に試写会が行われ合計860人が参加しています。 2007年5月18日にジュネーブで発表された国連拷問禁止委員会の勧告では、日本の「代用監獄」について、 「無罪推定の原則、黙秘権及び防御権を尊重しないこととなり得るものである」との強い懸念が示され、 日本政府に対して、ただちに制度を見直し、警察において拘禁できる最長期間を国際的な最低基準に適合するよう、制限することが求められました。 そのときにジュネーブでも、昨年

シンポジウム「外国籍の子どもたちの『教育への権利』」(2008年06月22日 枝川朝鮮学校)

  6月22日、東京江東区枝川にある東京朝鮮第二初級学校で、シンポジウム「外国籍の子どもたちの『教育への権利』─外国人学校の制度的保障を考える」が開催され、約150人が参加しました。 主催は、枝川朝鮮学校支援都民基金と外国人学校の制度的保障を実現する東京ネットワーク(準)です。 枝川朝鮮学校は、戦後直後から在日コリアンが心血を注いで守ってきた民族学校。 その土地を東京都が取り上げようとしたことに対し、日朝韓の市民が子どもたちの学校を奪うなと支援のとりくみが広がるなか、昨年3月、東京地裁から和解勧告がなされ、勝訴に近い形で和解が成立しました。 校庭を自己所有とした枝川朝鮮学校は、いま