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10月31日午後、日本教育会館で「狭山事件の再審を求める市民集会」が1000人の参加者のもと開かれました。主催は同集会実行委員会。 10月31日は、狭山事件の「有罪確定判決」である「寺尾判決」から34年を迎える日。 34年前の1974年10月31日、東京高裁の寺尾裁判長は石川さんの無実の訴えと数々の証拠を無視し、第一審の「死刑判決」を破棄したうえで改めて「無期懲役」という有罪判決を言い渡しました。 この判決が最高裁で確定し、今もなお石川さんの自由と人権を拘束し続けています。 集会では、「第3次再審における新証拠、寺尾判決は崩れた」と題して狭山弁護団の中山主任弁護人・中北事務局長から報告
長尾原発労災裁判控訴審行動・報告と講演の集い(東京高裁・全水道会館)
10月30日午前、東京高裁で、故・長尾光明さんの原発労災裁判控訴審の第1回口頭弁論が開かれました。 また、夕方からは、全水道会館で、「原発被曝切り捨てを許すな、長尾原発労災裁判控訴! 報告と講演の集い」が開催されました。 東京高裁の口頭弁論では、争点は病名についてではなく、病気と原発労働との因果関係にあるといったやりとりがありました。 被控訴人側からは結審が求められましたが、12月25日の14時に第2回口頭弁論を開くことを申し合わせて閉廷となりました。 閉廷後、別室で支援者らに対して弁護団から、今後の見通しについてなどの説明が行われました。 全水道会館における集会には48人の
平和フォーラムは10月29日夜、社会文化会館で「テロ特措法の廃止を求める10.29緊急集会」を開催しました。 1週間ほどの呼びかけ期間にもかかわらず、会場には労働組合・民主団体・市民団体の関係者など、約200人が集まりました。 集会では最初に、平和フォーラムの福山真劫事務局長が主催者としてあいさつ。 民主党・衆議院議員の平岡秀夫さんと、社民党党首・参議院議員の福島みずほさんからの国会情勢報告。 また集会に参加した4人の国会議員からも一言スピーチを受けました。 つづいてジャーナリストの前田哲男さんが、「テロ特措法・自衛隊派兵の問題点」というテーマで講演。 その後、集会参加団体のなかから、沖
今こそ政治決断を!JR採用差別問題の解決要求実現をめざす中央大集会アピール
私たちは、本日、日比谷野外音楽堂で「今こそ政治決断を!JR採用差別問題の解決要求実現をめざす10・24中央大集会」を開催し、全国各地から結集した多くの仲間と支援者の圧倒的な力で集会の成功を勝ち取った。 国鉄からJRに移行の際に労働基本権の保障を謳った憲法28条が大規模に侵害され、組合差別を受け、不当に解雇された1047名問題は22年もの長期紛争となり、既に被解雇者の内49名が志半ばで解決の日を迎えることなく他界しており、人道上からも許されることではない。現在まで全国772の自治体から、1150本もの議会決議が上げられている。 鉄道運輸機構(国鉄清算事業管理部)を相手とする訴訟では、2005年9
いまこそ政治決断を!JR採用差別問題の解決要求の実現をめざす中央大集会(日比谷野音)
10月24日、東京・日比谷野音で国労・国労闘争団全国連絡会議 など「4者4団体」が主催する国鉄集会が開かれ、1万1200人が参加しました。被解雇者である闘争団・家 族も北海道・九州から多数上京しました。主催者あいさつに立った高橋伸二国労委員 長は、「ようやく解決の扉を開く地点まで到達した。この集会は、採用差別問題の解 決とともに、働く者の雇用と権利、安全と安心な暮らしを求める集会にしたい」と述 べました。政党・平和労働団体のあいさつ、呼びかけ人の鎌田慧さんの激励あいさつ や当事者の決意表明などが行われました。平和フォーラムも福山真劫事務局長が連帯 と激励のあいさつを行いました。集会後、
横須賀市の基地のすぐ隣にある三笠公園で10月19日、「ピース・フェスティバル」が開催されました。実行委員会の主催で、今年で23回目。横須賀市、神奈川県、三浦半島地区労が後援しているものです。 9月25日に米原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀に入港してから3週間、韓国に向け出港中。 三笠公園は日露戦争での連合艦隊旗艦だった戦艦三笠が記念艦として固定されていて、「軍都・横須賀」のシンボルの公園です。この三笠公園は、原子力空母母港化反対のフェスティバル会場になりました。 公園内は30以上の出店が並び、ミニSLが走り、市民の楽団や中学生バンド、さらに全駐労(米軍基地に勤務する日本人従業員の
フォーラム平和・人権・環境事務局長 福山真劫 海上自衛隊第1術科学校において、1人で15人に相対する格闘訓練中に頭部を強打した3等海曹が約2週間後に死亡していたことが明らかになりました。死亡した3曹は、特殊部隊特別警備隊養成課程に在籍していましたが、訓練の翌々日には異動することが決まっていました。訓練に参加した隊員は、「いじめやしごきとの認識はなく、異動する3曹へのはなむけだった」と主張しています。赤星海上幕僚長は「通常訓練中の事故」との認識を示していますが、1人で15人を相手にする格闘訓練が一般的なのか、そして、それが異動時期と重なっている事への疑問は解けません。平和フォーラムは「訓練目的」