新着情報

イラク・アフガン・パレスチナに平和を WORLD PEACE NOW 3.20

住民に多大な犠牲と被害をもたらしたイラク戦争が開戦して6年となる3月20日、イラクでは米軍撤退の動きが具体化する一方、 アフガンやパレスチナでつづく戦火。これに対して「イラク・アフガン・パレスチナに平和をWORLD PEACE NOW 3.20 武力で平和はつくれない」が、 東京・坂本町公園で行われ、約1000人が参加し、集会と日比谷公園までのデモを行いました。 集会は、学生時代に聞いたイラクの子どもたちの話が忘れられず、支援のボランティアに関わるようになったJlM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)スタッフが 大嶋愛さんの歌「人間をかえせ」(アメージップグレイスに峠三吉さんの詩

「在留カードに異議あり!」NGO実行委員会/「入管法改悪に反対する」NGO緊急声明

日本政府は、3月3日「住民基本台帳法」(住基法)改定案を、また3月6 日「出入国管理及び難民認定法」(入管法)改定案と「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法」(入管特例法 )改定案を閣議決定し、今国会に各法案を上程した。外国籍住民やマイノリティの人権保障に取り組んでいる私たちNGOは、国会審議において以下のことを求めたい。国会は、審議にあたって、上記3法の改定案の当事者となる外国籍住民の意見を広く聴取する場を設けること。国会は、外国籍住民に対する徹底した管理強化を図る「入管法改定案」において、外国籍住民のプライバシーおよび個人情報保護の要請に反し、また日

原爆症認定訴訟、東京高裁控訴審判決についての3団体アピール

日本労働組合総連合会/原水爆禁止国民会議/核兵器禁止平和建設国民会議3月12日、東京高等裁判所は、原爆症認定訴訟控訴審に関し、未認定原告2人について、認定処分取り消しを命じた1審・千葉地裁判決を支持し、国の控訴を棄却した。集団訴訟では2006年5月の大阪地裁判決以降、地裁、高裁合わせて国の14連続敗訴となった。今回は、昨年4月に国が策定した新基準の疾病の対象外となる「肝機能障害」について、既に全国の地裁で21人が放射線起因性が認められ原告が勝訴しているが、高裁段階で初めて原爆症と認められたものである。国は、従来の被爆線量を推計した方式による放射線起因性によるガン、白血病など5疾病を「積極認定」

海上自衛隊のソマリア沖海賊対策への派遣決定に対する申し入れ

フォーラム平和・人権・環境事務局長  福 山 真 劫 防衛大臣  浜 田 靖 一 様  1月27日、麻生太郎首相は、浜田靖一防衛大臣に対して、海上警備行動発令を前提に海上自衛隊派遣準備を急ぐよう指示しました。私たちは、この派遣に対して反対の立場を明確にしてきましたが、防衛省は決定に従い、来る3月14日にも海上自衛隊呉基地所属の護衛艦「さざなみ」「さみだれ」の2隻に、SH60K哨戒ヘリコプター2機、小型高速艇2艇を積載して、ソマリア沖に向けて出航する予定と報道されています。  統一政府のない分裂・混乱したソマリア国家は、アフリカの最貧国に位置付けられ、若者は武装組織の民兵として働くしか

歴史にのこる公正な判決を!東京大空襲訴訟2周年 人間回復めざす大集会アピール

 今日は3月10日です。64年前の今日、午前0時8分から2時間半にわたって、米軍のB29爆撃機が325機、東京の下町に無数の焼夷弾を落とし、火焔地獄をつくりだし、死者は10万人、被災者は100万人にのぼりました。  この日からはじまった無差別皆殺し爆撃で、計130回にも及ぶ米軍機の東京空襲によって出た被害は、死者約11万5000人以上、負傷者15万人、損害を受けた家屋約85万戸、羅災者約310万人と推定されます。その実数、実態は未だ不明です。  市民が酷く殺されました。肉親を葬ることさえできなかった遺族、学童疎開中に家族が殺され家が焼かれて戦争孤児になった子ども、負傷して傷害者となった人、生き

異議あり!クローン家畜食品 危機に立つ酪農・畜産を考える生産者・消費者集会

    3月4日に、平和フォーラムは日本消費者連盟や全日農、北海道農民連盟など、消費者・農民団体とともに、衆議院第2議員会館で、「異議あり!クローン家畜食品 危機に立つ酪農・畜産を考える生産者・消費者集会」を開き、農民や消費者団体代表など約100人が参加しました。  いま、食品安全委員会は、皮膚などの体細胞を使い同一の遺伝子をもつ牛や豚を産み出す体細胞クローン家畜からの肉やミルクを食品として認めようとしています。しかし、体細胞クローン家畜は、死産や病気での死亡率も高いなど、問題点が指摘されています。集会では、「技術が未熟な段階での今、なぜ安全だと言える

被災55周年ビキニデー アピール

被災55周年3・1ビキニ・デー全国集会 1954年3月1日、アメリカは太平洋中西部のマーシャル諸島・ビキニ環礁で、広島型原爆の約1000倍に当たる15メガトンの水爆実験(ブラボー実験)を行い、大量の死の灰をまき散らし、第五福竜丸をはじめ多くの漁船が被災し、第五福竜丸の久保山愛吉さんが「原水爆の被害者は私を最後に」と言葉を残し亡くなりました。さらにマーシャルの島々でも多くのヒバクシャを生み出されました。55年経ったビキニも、原爆投下から63年経ったヒロシマ・ナガサキでも、いまなお多くの人々が放射能の被害で苦しみつづけ、悲劇は続いていることを忘れてはなりません。 いまも世界には約2万1千発もの核兵